「今回はじならしをうまく活用できるポケモンを考えてみたいと思います」
「すでにタイトルに答えが出てるんだけど、ヤルキモノ育成論って」
「だって、そうしないと読む人に何の記事か分かりにくいじゃないですか」
「まあ、確かに○○育成論にした方が検索にもひっかかりやすいわね」
「そういうことなんで、タイトルでネタばれしていることは華麗にスルーしてください。
まず、こごえるかぜを覚えず、じならしがアンコールを使えるのはオコリザル、カイリキー、ヤルキモノ、ケッキング、マルノーム、ヒヒダルマ、ツンベアーですね、見落としがなければ」
「特性ちからもちが基本のマリルリやタイプ一致わざとなるヌオーも入れていいと思うわ」
「実戦で使うとなると、耐久の乏しく、じならし以外にもはがねタイプの弱点をつけるオコリザル、スカーフを持たせたほうが強いカイリキーやヒヒダルマは止めておいた方が無難でしょう」
「ケッキングも止めておいたほうがいいわね。ケッキング自身がかなり素早いので、別にじならしで攻撃しなくても大抵のポケモンは抜けるでしょうから」
「ヌオーはケッキングとは逆の理由で厳しいでしょうね。ヌオーの素早さでは相手の素早さを一段階下げたところで先制アンコールが決まる相手がほとんど増えないでしょうから。
鈍足で弱点が多いツンベアーも厳しいでしょう」
「残りはマリルリ、ヤルキモノ、マルノームだけど、マリルリ、マルノームは鈍足だし、ヤルキモノは低耐久よ。
その中で、ヤルキモノを選んだ理由は何なのかしら?」
「耐久はしんかのきせきで補えますからね。素早さを補う道具は現状ではアンコールを使うには向かないスカーフしかないですからね。
マリルリやマルノームでは先制アンコールなんて狙うよりも、じらなしなんて抜いて相手の行動を読んでアンコールを決めたほうが結果的にうまくいくと思います」
「でも、持ち物がしんかのきせきだって言うことが相手にすぐにばれてしまうのではなくて?」
「確かにしんかのきせき持ちだと思われやすいですけど、ヤルキモノにはカウンターがありますから、相手がタスキやヨプのみあたりと思ってくれる人も多少はいると思います。
どちらにせよ。トリックやすりかえの餌食にはなりやすいですけど。
まあ、トリックやすりかえを使えるポケモンは限られますから、警戒すれば何とかなるでしょう」
HP | 80 | 攻撃 | 80 | 防御 | 80 | 特攻 | 55 | 特防 | 55 | 素早さ | 90 |
特性:やるき
性格:わんぱく
努力値:HP、防御振り
持ち物:しんかのきせき
技1:ブレイククロー
技2:なまける
技3:アンコール
技4:じならし
「攻撃技はじならしとブレイククローの他につじぎりやローキックの組み合わせも考えましたが、タイプ一致技であるブレイククローを組み込んだ方が安定すると思い採用しませんでした」
「安定性を重視するならブレイククロー、一発を狙うのであればつじぎりってところかしら」
「上の組み合わせだと、フワライド、ムウマージ、風船持ちのゴーストタイプには何もできないから、使用するポケモンによってはつじぎり、じならしの方が安定するかもしれませんね」
「確かに、第五世代ではブルンゲルを筆頭にデスカーン、ゴルーグなどの使用率も高いから辻斬りの方が安定するかもしれないわね」
「みなさんもヤルキモノのようにやるきを持って生活しましょうね。間違っても、ナマケロのようになってはダメですよ」