松村知也、猫が大好きな爺さん

自身の忘備録です、日記風の記述だが政治的な意見や専門領域(電子工学・品質管理)の記述は意図的に避けています。

雨の日曜日

2014年09月07日 | じじカメ

CDを聞いて過ごす、1970年の大阪万博のときに来日した「クリーヴランドシンフォニーオーケストラ」指揮はもちろんマエストロ「ジョージ・セル」ブダペスト生まれの頑固親爺として有名な方だ、CDのライナーにこれも日本の頑固親爺?で音楽評論の大御所?である吉田秀和氏が頓珍漢なことをお書きになっているのも面白くて、、何が面白いって?ジョージ・セルの生まれ故郷の音楽が「新世界」と仰るのが的外れで面白いんです。プラハ生まれの作曲家とブダペスト生まれのこのマエストロと一体どういう関係があるんだろう?と大御所先生の惚けぶりに仰天しながら二人の共通点を考えてみると二人とも東欧生まれでアメリカで音楽活動に携わったことくらいかな?また吉田先生はこの作曲家の名前を「ドボルジャーク」とお書きになっておられるのも気になる、詳しくは書かないけれどこの作曲家の名前の発音はとてもカタカナでは書き表せない。それはともかくとして「シェル・ジョルジュエ」とマジャール語で呼ばれるこのマエストロが日本で残した最高の録音は「シベリウスの第2番」です。作曲家は自国の貧弱なオーケストラを配慮して独自のオーケストレーションをしたらしい(噂に過ぎないらしいが)この有名なそして俗っぽい第2番はハンガリーとフィンランドというウラル山脈から長旅をして欧州に移動してきた同じ血のながれる民族性によってまたマエストロによって鍛え上げられた抜群の演奏技術で第4楽章の盛り上がりなんてまさにスリル満点の出来映えです。古希親爺はこのシベリウス第2番のマニアで、CD化された演奏のベストは「オッコー・カム」がベルリンフィルを振った名演、そして弟子のオッコ・カムよりも速いテンポで演奏する先生のカラヤン版もなかなかな出来映えですが(な~んちゃって生意気ですが)やはりこの第4楽章は揺れるテンポが徐々に早くなる方が好みですね。話を戻して吉田先生どうせ故郷が同じと仰るならなぜマジャールとスオミの共通点にご注目されなかったのでしょうか?とかく言う古希爺はハンガリーの工場の製品をフィンランドに納めるという仕事を3年ほど現地で体験して言葉の共通点に驚いた記憶があるのです。例えば1、2、3、4、はマジャール語では「えてゅ」、「かとう」、「はーろむ」、「ねーじゅ」でスオミでは「イクシ」、「カクシ」、「コールミ」、「ネージャ」と殆ど同じ、そしてハンガリー人とフィンランド人の共通点は東洋的な風貌の持ち主が結構多いということです。何を書いているのだか支離滅裂吉田先生ごめんなさい(あの世でお怒りか?)


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