恵州という土地は客家の故郷として、また10世紀初頭に著名な詩人で豚ばら肉の料理の名前のもとになった蘇東坡（スー・ドン・ポー）が流刑になった土地として知られている。また本場西湖に比べて恵州西湖と呼ばれる湖の観光で知られている。本場の西湖は中国浙江省杭州市にある湖。 西湖の自然の島である孤山、西湖を 分ける堤の苏堤・白堤・杨公堤、人工の島である小瀛洲・湖心亭・阮公墩、分けられた湖 の外湖・西里湖・北里湖・南湖・岳湖、これらをまとめて観光の目玉としている、のだがどっこい恵州西湖もこれに劣らずなかなか素晴らしい。島の中にはもちろん蘇東坡先生の記念館や立像もあります。
湖北省の工場の寮に3泊した、部屋の様子は写真を見ていただきたい、ほとんど刑務所（入った経験はないけど）この部屋から職場に出勤して朝8時から夜8時ころまで過ごして、またこの部屋に帰り不味い飯を食って（お米が臭いんだよね）ただ寝るだけ、鉄筋コンクリートなのにドアや窓の建付けが悪いから隙間かぜが入って寒いこと！！まあたまにはこのような経験も必要なのかなと思う。
湖北省から広東省まで４時間かけて新幹線で移動した、いつもの運転手さんが広州南駅で出迎えてくれた。さすがに広東省は南国だけあって花が咲き気温も25℃をこえている。西に向かって一路恵州を目指す150㎞の快適なドライブだ、ところがである、目的地の博羅の出口5㎞手前で大渋滞、まったく動かない、運転手さんも「う～ん」とうなりっ放し結局は最後の5㎞を2時間近くかけて6時30分に目指すホテルに到着、きょうは新幹線で4時間、車で4時間合計8時間座りっぱなし、事故現場は大型トレーラーが横転、産業廃棄物が道路上に散乱していて他にも巻き添えをくらった小型車が何台かある様子だった、今後高速道路での移動はやはり余裕を見たほうが良いだろう。
成田から飛行機に乗って広州白雲空港まで4時間15分のフライト、空港でピックアップしてもらって広州南駅まで1時間、そして中国の新幹線でまた4時間、一日9時間座っていた。着いたところは湖北省咸寧市の工業団地、ここで地元企業に3日間工程改善の指導をするのだが、なにしろ田舎なので何もない、工場の中にスーパーマーケットや郵便局まであるのだから堪らないド田舎だ、しかしこれも仕事なのだから頑張らなくては、とはいえわびしいなぁ～
