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「25日午前、福島第一原子力発電所から半径20~30キロ圏内の住民に対して自主的に避難するよう要請した」、先日の新聞記事の一部だ、アメリカ、ドイツ、韓国などは当初から80キロ圏内の避難勧告である。 もしこれが国外で起こっていれば、もしこの地震・津波の想定外の被害がなかったら、日本政府も同じ80キロ圏内の避難勧告を自国民に要請したであろう、少なくとも半分の40キロ、でもそれが出来ない悲しい当事国としての現状があるのだろう。 しかし最初は同心円の避難勧告地域も、今は実際の観測データに基づいた避難勧告地域に出来れば変えるべきだろう。
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自衛隊、ハイパー・レスキュー隊を含め現場では決死の修復作業が行われている福島第一原発から閉じ込められていた放射性物質が爆発事故によって外に出てきた。 昔は死の灰と言っていたが、目に見えない小さな粒子である。 濃度の差こそあれ既に世界中に飛散してしまったチリは、
ヨウ素131,セシウム134など聞き慣れない物質である、付着しているかどうか見えないし感じないのにどうやって洗い落とせるのか、又そんなものをマスクをしたり洗ったりするだけで本当に防げるのかよく分からない。
見えない放射線に被爆すると遺伝子障害、白血症、甲状腺ガンなどを引き起こすとされている。
我が家ではNHKしか見えないが、ニュースを見たり解説を聞いていて、納得のいく説明が出来ないジレンマを感じる。 直ちに障害はないと言われても、もともと放射線がDNAに損傷を与えて起こるので、5~10年経ってみないと本当の事は誰も分からないのはみんな知っている。
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Illustration by チップ姐さん
放射能とは放射線を出す能力のことで、放射能を持つ物を放射性物質と呼ぶのだが、放射能を
扱う単位も、我々の年代はキューリーだったがいつの間にかレムとかラドやグレイが増え、そして今はシーベルトにベクレルである。 ウイキペディアで調べてもよく分からない。 こういう時は、危機を回避するだけの知恵と知識が必要だ、何となく理解出来そうな情報をネットで探してみた。 「引用はご自由にどうぞ」と言うことなので中部大学の教授、武田邦彦工学博士のサイトのリンクを下記しました。 興味のある方は、ご覧下さい。
http://takedanet.com/
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