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久しぶりに自分のブログを見ると、かれこれ一年近く記事をアップロードしていない。
これと言って記事にする程の事も無かったからだろう。去年の6月1日の手術以来、投薬治療とストーマ取外しの手術で、岡山に今年の3月26日まで約11か月もの長期滞在を余儀なくされた。その後3か月毎の検診が必要だったが諸々の理由で6か月間に延ばしてもらった。今年の10月15日に再入国して12月10日には、カリフォルニアに戻る。
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検査の結果は全て順調で体調も良く、日本の秋の味覚を存分満喫している。 そんなおり岡山で”沢田の柿祭り”なるものが毎年11月の中旬の日曜日にあると行きつけの食事処の女将に教えてもらった。百間川の沢田橋下の河川敷で毎年行われる行事で沢田の富有柿は美味しいので有名らしい。柿祭りに行くことを楽しみにしてると、その数日前に友人から電話があり、知り合いの沢田の柿農家に収穫の手伝いに行かないかとお誘いがあった。
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柿の収穫作業は簡単であるが、丁度良く熟して商品価値の高い柿の選別が難しかった。
田舎の山の新鮮な空気を楽しみながら程よい汗をかくのは気持ちが良かった。そこで一番興味深かったことは、フェイジョアなる果物を食べさせてもらったことだった。チョット甘づっぱいトロピカルフルーツのような味で初めての経験であった。
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フェイジョア(Feijoa)は、学名がFeijoa sellowianaで英語ではPineapple guavaと言われる。
ネットで検索してみると、ブラジル南部、パラグアイやウルグアイが原産地で3.5~4.5mの高さに育つ常緑樹、葉は対生の肉厚で細長い楕円形をしている。 6~8月にかけて食用にもなる花が咲き秋に実がなる。鶏の卵を少し細長くしたような実は熟すと自然に木から落ちる、その時が食べごろでジューシーである。真ん中で切ってスプーンですくって食べてもよいし、すこし厚めに皮をむいてそのまま食べてもよいし、ジャムにしても良い。
ビタミンCが豊富で、ポリフェノールもあるそうだ。
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大変育てやすい植物で生垣に使われたりする、ニュージーランドではキーウィ―の木の風よけとして植えられているそうだ。岡山では沢田の柿の木の側に植えられていたが、順調に育っているように見えた。日本には昭和の時代に輸入されたようだが、熟れた果実自体が余り日持ちしないらしいか傷みがはやいので当時は流通の問題があったのかも知れない。
化粧品として使われている部分もあるらしい。日本の優秀な農家のことだから品種改良などでもっとポピュラーになれば桃やブドウに次いで岡山で名産のフルーツになるかもしれない。
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