旨い処探索同好会

アトリエ葉神 公式 ブログ・サイト

画家のツブヤキ 034 エァポート 空港 Airport

2013年06月01日 14時00分20秒 | 画家のツブヤキ
港はSeaport,空港はSkyportが似合いそうだが、なぜかAirportである。
半年前サンフランシスコからソウル経由で関空へ入った時に比べ、今回はSFOからロスに飛びそこから成田、そして広島のルートだ。 距離も長くなるし出発は、早朝のフライトになった。 飛行場までクルマで3時間半をみていたので、レイトンビルの家を出た時はまだ暗かった。 



車で送ってくれるジャスティンのおじいさんで近所のビルが、よくハンティングやフィッシングに連れて行ってくれた頃を思い出す。 いつもまだ暗い内に家を出て、山や海に出かけたものだった。 



早朝のサンフランシスコ国際空港は、人影もそれ程多くなく静かであった。 長い時間飛行場で待つのは退屈であるが、時間ギリギリで焦るのは嫌なので、ゆっくり出来る時間を優先している。



何故そこにあるのか解らない白く塗られた場違い的なオブジェよりは古くて何か解らない方が妙に興味をそそる。 



飛行場では、待合椅子の並べられたパターンとか、天井や窓の造形美など目を引くところが多いし、行き交う人々も色々いて面白い。 外の飛行機や回りで働いている様子を見るのも興味深い。



サンフランシスコと大阪の関西空港往復料金は、だいぶ昔になるが500ドルをかなり下回る時もあった。 今では直行便は2000ドル前後する、オンラインで探すとノンストップでなければ、時期によってその半額近くの料金を見つける事が出来る時もある。 まぁ各国競って紙幣を印刷すれば、値段が上がっても当然のことかもしれない。



何処にでもあるエァポートの一角、長い動く歩道を通って目的のゲートまでのこの空間をいかに処理するかはアーキテクトにとって大きな課題だろう。 安易にアートを飾っても余り効果は無いように思える。



サンフランシスコと関西空港の間は、行きが約11時間半で、帰りがほぼ9時間半の飛行時間になる。 1回に3000ドルやビジネスクラスの料金を支払うならば、エコノミー・プラスで時間がかかっても2回往復した方が、同じ金額でもより有効に使ったような気がする。 おおきなおしり。



長旅であるとツイ荷物が増えてしまうが、必要最小限に荷物を絞って、なるべく身軽な方が楽な旅が出来る。 最近は日本とアメリカの往復は、手荷物だけでやっている。 機体内に預けた荷物が出て来るのを待つ必要が無いので早く税関から出る事が出来る。



旅行と言えば昔は、デジカメやビデオカメラを必ず持っていったものだが、今は携帯一つで充分といった感覚だ。 同じ様に昔は、コンピューターを重い思いをして何度か運んだ、それがCDへの書き込みディスクになって、いまでは小さなメモリースティックかカードになってしまった。



これは間違いなく有名な作家の作品だろう。 もう少しマシな作品を飾って欲しいものだ。 しかし多くの人がしょっちゅう空港を利用するとは思わないし、たまに行く飛行場でアートを見ようと思っている人はそれ程多くはいないだろう。



指定のゲートに着いてトイレに行ったり、お店を覗いて雑誌でも見たりでアットいう間に搭乗時間になってしまう。 空の港を後にする時間だ。 しかし何時も気になっていたのだが、何故搭乗順序は機体の奥から順番にしないのだろう?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする