クレイジークライマー VS クレイジーコング 効果音♪(SE)を比較検証!/CRAZY CLIMBER CRAZY KONG ドンキーコング アーケード レトロゲーム
クレイジークライマーとクレイジーコング。間違いなく,自分が正しい少年の道を踏み外したきっかけのゲームだった。
1980年当初ゲームセンターに興味はなかったが,同級の嫌なやつ(いまでも名前を覚えているがここに書かない)が「行こうぜ」というので嫌々行ったのが始まり。
インベーダーやらギャラクシアンがあったし,パックマンもあったが自分は面白くない。そもそもお金がないのでプレイできない。
だが,クレイジークライマーを見たときに「ハッ」となった。
2本の操作レバーが興味深く,上手そうに見える大人達が楽しい効果音を響かせている
ほどなくして,正しい少年の道を踏み外した。
クレイジーコングより前に本家・ドンキーコングがあったが,中学のそばに「牛乳屋」とよばれるゲーセンもどき(5-6台の筐体があるだけの店)があった。実際,牛乳屋さんの看板が残っていて,クレイジーコング,ギャラガ,NEWラリーX,リバーパトロール,麻雀ものがあったはず
中学のそばだったので,お金を持っていないのに(当時はたしか校則でお金を持って登校することが禁止されていた),学生服のママ牛乳屋に行くこともあった。近いやつは着替えてから来て,まあ溜まり場だったな。
ここも,青少年の道を踏み外すに十分だった。
中学3年間,アホみたいに食費(土曜の午後は昼食代がもらえたのにそれをゲーム代に使った)を削ったり,街中に転がっていたコーラの空き瓶を回収して回収費でお金を作ったり(2度目はないという当時の酒屋さんは優しかったのか),最終的には買い物のお釣りをごまかす...。まあ,いまとなってこそ笑い話だが,当時は深刻なゲームセンター嵐だった。
クレイジークライマーとクレイジーコング,たしかいまのPCでも動くはずだが,飽きてしまってやる気がしない。せっかくの休日なら釣りに行きたい
それでも,この動画主の情熱は半端ない。きっと自分と同じ世代かもう少し上かも。テクニックもずばぬけていて「クレイジークライマーはシューティングゲームだった」ということに気付かされる。
クレイジーコングは最終面と言われる「L=25」でカンストさせた記憶もあるが,間違ってもいまやそのテクニックなどない。40年以上前の話である。
青少年の道を更生したのは,やはり釣りだったのだと思う。