春の日の花と輝く

中小企業で働く女性の日記です。
ぼんやり子づくり→治療開始→なんとか出産

学歴コンプレックス

2010年03月06日 09時13分36秒 | 日記
 仕事ができる高卒/専門卒の人ほど、学歴を気にしているように感じる。

 前の会社でも今の会社でもそうなんだけど、仕事のできる人は高卒、専門卒の人に多くて、大卒は役に立たないというパターンが結構見られる(ちなみに私は大卒)。

 大卒が多い会社にあって、高卒や専門卒でも入社ができたということは、やはりその人自身が優秀だからに他ならない。

 大卒が役立たずなのに入社できたのは学歴のおかげ。

 だから、数少ない高卒、専門卒の力量が光る。

 高学歴な新入社員を採用するたびに、仕事ができる高卒の人は「頭の良い人はいらないよ」という。

 そういうとき私は必ず「学歴があるということが、かならずしも頭がいいということではありませんよ」と言う。

 たぶん、二人の間で「頭がいい」の定義が違っている(偏差値が高い/素の頭が良い)ことは本人もわかっているはずなんだけど、わかっているのにそういうことを言うものだから、なんだか嫌らしい。

 その人はよく「自分は頭が悪いから」と言うけど、その人の立場や仕事の仕方を見ていると、明らかにまわりの大卒より「頭がいい」。だから私から言わせれば仕事の出来る高卒が「自分は頭が悪い」と公言するのは、ちょっと嫌味に聞こえる(実際に嫌味なのかもしれない)。

 「ドロケイやって最後まで生き残れるようなやつを採用すればいい」とか目茶苦茶なこと言うこともある。正直言って私はドロケイで生き残れる気はしないので、遠まわしに「おまえはいらないよ」と言われているような気分になる。

 ともかく安易に頭がいいとか悪いとかって言う言葉さえ使わなければ、素晴らしい人なのにと思うんだよね。

 そもそも大学なんて頭が良いから行くわけでも仕事ができるようになるために行くわけでもなくて、そこにあるのは純粋な知の探求なわけだから(実際そうはなっていない人が多いけれど)、採用するに当たって学歴の話を持ち出すのがそもそもおかしな話なのだ。

 学問とは何かを理解しないような発言をすることは、その人を「教養の無い人」にしてしまう。それが残念。

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