春の日の花と輝く

中小企業で働く女性の日記です。
ぼんやり子づくり→治療開始→なんとか出産

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シュール

2008年12月30日 18時51分42秒 | 日記
 ららぽーとにある紀伊国屋の書籍検索機械を見つめたまま、じっと立っている男の子がいた。
 身長からすると小学校1年生くらい。

 私が検索機を使い始めると、その子が近づいてきて「なるほど」と言った。

 タッチパネルの初期画面で「和書」「洋書」「和雑誌」「洋雑誌」のどれかを選択すると、本のタイトルなどを入力する画面に進むことを理解したようだ。

 「『和書』ってなんですか?」と、その子が話しかけてきた。

 「日本語の本」と私は答える。

 「『洋書』はなんですか?」

 「英語の本」

 「マンガは和書ですか?」

 「…たぶんね」

 私は検索を終えて機会を離れる。

 男の子は自分で検索を開始した。

 …こういうとき、普通は手伝ってあげるものなのかもしれない。

 丁寧語で話す小さな男の子には、丁寧語で返すべきだっただろうかと、変なことが気になってしまった。