徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

ワールドカップノックアウトステージ 対ノルウェー戦

2023-08-05 20:59:39 | サッカー(日本代表)

今日は暑かったですね。最高気温35℃?福島県では40℃の場所もあったとか。そんな中、先程20時過ぎに雨が降り、これで少し涼しくなるかと思いましたが、その気配がありません。黒猫の「つき」もいるので、ずっとクーラーを点けっ放しですが、電気代が心配です。

 

今日からサッカー女子ワールドカップは、ノックアウトステージが始まりました。

日本の試合の前に行われたスペイン対スイスの戦いは、

5-1でスペインが勝ちました。

スペインはその実力を存分に発揮し、ほとんど楽勝と言う感じでした。

 

さて、いよいよ日本対ノルウェーの試合のお話です。

前半のノルウェーの戦い方は、

まさに日本のスペイン戦の戦い方そっくりでした。

かなり守備的に戦っていました。

日本は相手が固める周りでパスを回しながらほころびを探す展開。

そんな中前半15分、

ゴール前に飛び込む藤野選手めがけて、

左サイドから宮澤選手がセンタリングを上げ、

正直、藤野選手には相手DFが付いていたのでノーチャンスでしたが、

その手前で、相手CBがカットしようとして出した足の先端に当たり、

それが力弱く、ノルウェーのゴール左隅に転がって行き、

相手GKも何とか触ろうとしましたが届かず、

オウンゴールとなりました。

これで、幸先よく1-0とリードしましたが、

ここから、ノルウェーも少しずつ反撃に転じ、

前半20分、

ノルウェーが得点を挙げるとすればこんな感じだろう!

と言う形で失点しました。

要するに、サイドにパスを出され、ライン際からマイナスのセンタリング。

多少ゴールから離れた場所から、

そして、長野選手と高橋選手がやや遅れ気味に競ったのですが、

それをものともせずにゴール左隅に決められてしまいました。

これで、1-1。

前半はこのまま終了しました。

 

後半もノルウェーは戦い方は変わりませんでしたが、

日本が、少しずつ、前からプレッシャーを掛け始めました。

そんな中、相手陣地中盤のサイドライン際にいた遠藤選手にパスが出て、

そこから中央にいた宮澤選手にパス。

そこから相手DFの間を抜けようとした長谷川選手にパスが出たものの、

相手もそれに対応。

前を塞がれた長谷川選手が宮澤選手に返そうとしたパスが相手に渡り、

しかし、そこで相手が大きくクリアせず、

ゴール右側にいた味方にパスを出したところを、

清水選手がインターセプト。

走ってきた勢いで相手をかわしてシュートすると、

先程、長谷川選手を阻止した相手DFが出したつま先に当たり、

左に跳んだGKの反対に右隅のゴール。

見事2-1と勝ち越しました。

 

その後、ノルウェーも得点を取るために、

だんだん前からプレッシャーを掛け、

ゴール前にもボールを放り込むシ-ンが増え、

失点は時間の問題?と言う感じになって行きます。

特に、日本は、スペイン戦とは違い、

動きが重くなって行き、やはり、蓄積疲労と言うか、

今後の試合にやや心配な展開となって行きました。

 

FWからの守備が殆ど出来ない中、

ボランチの、長谷川選手が攻撃的、長野選手が守備的に立ち回り、

長谷川選手のパスは周りが動けないことも多かったのですが、

実に相手にとって危険なパスを多く出し続けました。

【女子W杯】長谷川唯の変幻自在のパスにSNSざわつく「小野伸二以来の才能」「憲剛クラス」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

一方、長野選手は実に地味で一見消極的にも見えるパスですが、

不用意に出すパスは全くなく、

相手をいなすパスでチームに落ち着きを与えていました。

 

その後、ノルウェーは、少しずつ前にプレッシャーを掛け始めました。

ヘディングの競り合いはノルウェーがほとんど勝っていましたし、

ノルウェーの戦い方は決して間違っていたとは思いません。

ただ、地元では批判されていたようですね。

「まるで5歳児のサッカー」「不器用な愚か者」なでしこジャパンに敗れたノルウェー代表に母国ファンから辛辣批判! | サッカーダイジェストWeb

 

その後、非常に緊迫した戦いの中、

相手に決められそうなシュートも2・3本あったり、

このまま逃げ切れるのか?

ノルウェーに追いつかれてしまうのか?

ドキドキしながら観ていましたが、

ここで後半38分、

相手DFのロングボールをノルウェーのFWの選手が後ろにそらすも、

清水選手がこれをカット。

前のライン際にいた藤野選手に縦パスを入れると、

藤野選手は反転して前にドリブル。

同時に、植木選手と宮澤選手が裏に抜ける動きをはじめました。

右サイド寄りにいた植木選手はオフサイドでしたが、

相手DFが3人ついてしまい、

センターサークル付近にいた宮澤選手の前には相手DFは一人だけ。

それを見越したのか?

藤野選手はセンターに向かって斜めに走りながら、

植木選手を追いかけてギャップが出来た相手DFの間を通すスルーパス。

スペイン戦の3点目の様に、

宮澤選手はノルウェー選手を左側から追い抜き、

GKをよく見てゴール右隅にシュート。

GKは一歩も動けませんでした。

こうして3-1で、ほぼ勝負を決しました。

全体的に体が重く、(スペイン戦に比べてですが)

これで、宮澤選手はこの大会5得点。

 

実は後半3分くらいの時に、

宮澤選手が同じように抜け出したシーンがあったのですが、

この時は相手DF二人に挟まれてシュートも打てませんでした。

それを見事、やり直した宮澤選手、見事でした。

 

これでベスト8に進出し、

次戦はアメリカとスウェーデンの勝者と対戦します。

スペイン戦の出来ならば、かなり良い試合が出来ると思うのですが、

今日の出来だと少し心配です。

次戦は、ターンオーバーは必要と思うのですがどうなんでしょうか?

ガンバレ日本です。

 

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