goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

昨日の続き 再びR中のみんなに

2012-11-15 00:42:40 | テニス
今から自慢話をします。
ど素人のつまらない自慢話ですが、
志ある人ならば、何かを感じてくれるはず。
馬鹿な、愚かな、コーチの自慢話なんて聞いたらんねえ!
そう思われても仕方ないとは思っています。


私は大学から硬式テニスを始めました。
周りは私のような初心者もいることはいましたが、
大半は中学や高校からの経験者。
少なくとも、軟式テニスはやっていたという人が中心でした。
体育会ではなく同好会ですから、
必死の練習と言っても高が知れている練習時間と内容。
インターハイで全国大会経験者に追いつき追い越せなんて夢のまた夢の状態でした。
それでも、私なりに頑張り、4年生では、
所属する同好会のシングル第8シード、ダブルスは第1シードまでたどり着きましたが、
私の出身大学は、当時テニス同好会は23?位あり、
優勝するためには8回くらい勝たなければいけなかったような・・・
それこそ大学の第1シードはインターハイ全国大会準優勝と聞いた記憶が・・・・
体育会行けよ!と思った記憶があります。
薄れた記憶で記憶違いかも知れませんが。

そして、4年の時、団体戦で、大学のダブルス第2シードと対戦しました。
この試合、筆力があればドラマチックに描けるのでしょうが、
私にそんな実力はないので、結論からあっさり書けば、
3セットマッチで、最初のセットを簡単に失い、そこから大逆襲で、
2セット連取し、2-1で勝つことが出来ました。
勝因は、もちろん普通に打ち合ってはとてもかなわない相手に、
泥臭いべたべたの試合をし、
こちらはロブで返し、
相手のロブはばしばしスマッシュするという試合。
1ポイント決めるたびに、二人で雄たけびを上げ、
ミスしては次の1本取るぞ!励まし合い、
味方の声援も後押しし、
気合だけで勝った試合でした。

勝って泣いた最初で最後の経験でした。
この時の無我夢中のプレー。
プレーだけに集中した気持ちは、今でも忘れていません。


俗に言う、強い人が勝つとは限らないという典型的な試合でした。
ロブしか返せない私は誰が見ても素人でしたが、
スマッシュと言う一つの武器だけで勝利したことは、
私の一生の思い出であります。
結局この試合で得た教訓は、下手でも気持ちが込められて、
相手をこちらのペースに引き込められたら、
勝利する事もあり得るということでした。
別に精神論だけで勝てるとは思っていませんが、
気持ちは常に大切で、

勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議の負けなし。

この明言は実感です。

だから、今の中学生を見ていて、声は出ないし、
ポイントを取っても対して喜ばず、
ポイントを失っても、淡々とプレーし、
仲間を励ますでもなく、
プレーに必死さも見えない選手を見ると、
最初は悲しかったのに、最近は諦めの方が強くなってしまって・・・・
そこに昨日のコラムを見て、
やっぱり!感が強く思わずブログに載せてしまいました。

本田選手は好きではありませんが、
でも、勝利へのこだわりは大切だなあと、
見ていて感じます。

解ってくれるかなあ!R中のみんな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする