安東中での練習試合。

さて、ＪＣ杯敗退のショックが抜け切れていない中、
Ｒ中の父兄からも要請があり、練習試合に駆けつける。
試合はすでに始まって１時間ほど経過していた。
サッカーの試合を見ていると、
もちろん勝ち負けとか動きのいい選手悪い選手はいるけれど、
全体的に感じることは、一生懸命戦っているということ。
でもテニスはサッカーに比べれば、
淡々と試合は進むし、見ていて闘志が前面に出てくることは少ない。
見ていて物足りなさを感じた。
もちろん比較の問題だけではなく、
Ｒ中の３年生の気持ちがばらばらなことが問題。
ペアをお互い信頼していない。
勝とうという執念も感じられない。
励ましあうなんて事はもっとない。
この時期でこれでは、期待できない。
だからこそ、父兄の方の焦りが
私への直訴に繋がっているのだろうが。
でも、コーチが出来る部分なんて限られている。

タダでさえ練習にも行けない私。
試合のアドバイスだけで見違える動きになるわけでもない。
練習で出来ないことが試合で出来るはずもなく、
タダでさえ試合では１００％の実力を発揮することが難しいのに、
ペアそれぞれがばらばらで、
勝ちたいという闘志もなく、
勝つための工夫をするわけでもない。
宝の持ち腐れ。
今の状況にぴったりの言葉。
何かに不満や問題があるとき、
それを克服するのか引きずられるのか？
そこに人間性が現れるのだが・・・・・

中体連という最後の大会で
実力のある選手がプレッシャーに負けていく姿を、
Ｒ中だけでなく、他の学校の選手も含めて、
もの凄く沢山見てきた。
実力が出せずに負けていく選手を見るたび、
もっと教えてあげればよかったと、自分を責めたけれど。
今年もそうなってしまうのか？

ＪＣ杯ベスト８

対東源台戦。
リーグ戦でも互角の相手。
勝つ確率は５０％と思っていたが・・・・
相変わらず、バランスが悪い。
ハルから続いている好調が嘘のよう。
気持ちが後手後手になっている。
風下でスタートした前半、
相手に攻め込まれることは覚悟していたが、
それでもパスが繋がらない。
ディフェンスと攻撃陣と間延びして、
中盤に空白地帯がぽっかり、
とにかく全然ボールを拾えない。
前半の中盤過ぎ、相手が攻め込み右からセンタリング。
これがキーパーの頭を越え、フリーの相手に決められてしまう。
これで前半は０－１で終了。
後半も攻めの意識は持っていたと思うけれど、
とにかくバランスが悪い。
怪我もあるし、病気で出られない選手もいる中、
（でもそれはうちだけではないだろう）
最後まで動きが硬かった。
いつも動き回る選手が怪我で動けなかったり、
出られなかったり。
やっぱり、一杯一杯でがんばっている中で、
ベストコンディションで戦えなかったのは残念。
でも正直実力どおりだったとも思う。
次のピュア対まちかど戦のハイレベルな試合に圧倒された私。
まだまだ実力不足だと思う。

さっき一旦我がチームの欠点をずらずら並べて書いてみた。
沢山書くことがあった。
でも消しました。
終わったことをグダグダ書くのはやめよう。
欠点を書くのもやめよう。
前向きにがんばらせたい。
負けたことにこだわるのはやめよう。
これからがんばればいいだろう。
もう次の戦いは始まっている。
がんばれ西奈。

ＪＣ杯続報

今日は麻機戦。
本番に弱い？我がチーム。
今日も相変わらず動きは硬かった。
見ていて点が取れそうな気配がない。
理由は明白。
慎重になるあまり、ディフェンスはどうしても引き気味。
ボランチも下がり気味。
一方トップは前線に張り付き、
トップ下も攻撃の意識が強く前に前に行ってしまって、
トップ下に誰もいない状況。
ディフェンスのクリアはことごとく相手に拾われ、
攻撃の形が全く作れない。
前半膠着状態の中、このまま０－０で終了。
また、カウンター一発で敗退？
そんな不安にさせる状況だった。
そして後半開始早々、
相手が攻めてきてセンタリング。
これがゴール前をスルー。
相手が追いつきでも折り返せないなか、
ディフェンスがセンタリングを防ごうと、
ジャンプしたところ、勢い余って相手にジャンピングアット。
これで相手にＰＫが与えられる。
ユウヤに期待がかかったが、
残念ながらＰＫを決まられる。
これで０－１。
これで、少しは目が覚める。
その後、大分動きがよくなり、得点の兆しが見えてきた後半の中ごろ。
マイクがなんとか得点を決め同点。
これで呪縛は切れ、その後怒涛の攻め。
カイの右ザイドの切込みから、マイクにパス。
これをセンタリング。
左サイド全くフリーのムラが落ち着いて決め２－１と逆転。
なんとか勝利とはなったが・・・・
やっぱりこれでは県大会難しいか？戸考えさせられる展開ではあった。