音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

「ヴォーカル開眼」の1枚

2007-08-10 18:33:16 | 歌:Mimico-piano
GOLDEN☆BEST/PSY・S[s iz]SINGLES+(シングルス・プラス)
PSY・S
Sony Music Direct

このアイテムの詳細を見る


生まれてから現在に至るまでを振り返ると、私の趣味嗜好には姉の好みが
大きく影響しているように思います。といっても押し付けられたのではなく
いつも後をくっついてマネばかりしていたウザい妹でして(^_^;)。
でも、大人になってからはミュージカルや文楽を一緒に見に行ったり、
いいもの教えてもらったなあ、と思うことが多くなりました。
音楽も然り。姉が買ってきたアルバムのテープやラジオから録った音源を
こっそり聴いていたりしたのですが、まさにそれで出逢ったのが
PSY・S(サイズ)。高校生の頃、NHK・FMの「サウンドストリート」という
番組DJだった松浦雅也さんと安則“CHAKA“まみさんのユニットです。
「アイドルではない女性ヴォーカル」を初めてしっかり聴いたのも
確かPSY・Sがきっかけだったなぁ。
当時、姉と2人でハマり、「Gb」や「ワッツイン」などの音楽雑誌から
特集記事を探したり、アルバムテープを何本も買ったりしていました。

この頃はまだ珍しかった複数のアーティストとのコラボレーションや
「チャカと昆虫採集」と銘打ったカヴァーアルバムなど、クオリティの
高い音楽を作りつづけ、惜しまれつつ解散してしまった彼らですが、
当時テープで聴いていたものが、CDでまた聴けるとは有難いことです。

ちなみに、やはり思春期からエレクトリック系統にハマった夫も
YM○以外ではPSY・Sも時々聴いていたそうな。ほほぅ。
(どうも「シティ・○ンター」の影響らしいですが)
私は「青空は天気雨」と「CHILD」という曲が特に好きなのですが、
スコーンと抜けるチャカさんの歌は、どの曲を聴いても爽快です。
ご存知の方はもちろん、そうでない方にもお薦めの1枚。