☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2014.02.04 ☆☆★☆
皆 様
平素より、大変、お世話になります。
都立高専 中小企業家経営塾 も、
今週の金曜日が、本年度の最後の講義となりました。
木曜日に開催する 委員会の運営会議 には、
絶縁性セラミックスに対する放電加工する新しい技術を温めてきた
長岡技術科学大学の 福澤康 教授を、ゲストに、お迎えいたします。
産学連携の新技術、新事業創造拠点形成へと議論を深めていきたく考えております。
1.2月6日(木) 都立高専交流委員会 運営会議 (6時30分~ PiO にて)
ゲストスピ-カ- 長岡技術科学大学 教授 福澤康 氏
絶縁性セラミックスに対する放電加工 と 産学地域連携プロジェクト立ち上げ
2.2月7日(金) 中小企業家経営塾 三菱鉛筆 常務取締役 中村 文俊 氏
お客様視点と社員の情熱が高付加価値商品を生む
~~世界をリ-ドする日本の筆記用具/その技術と商品開発~~
3.品川区 新製品 新技術 クラスタ-フェア / おおた工業フェア
2月6日(木) 都立高専交流委員会 運営会議
■ 日 時 平成26年2月6日(木) 午後6時30分 より
■ 会 場 大田区産業プラザ 6階 G会議室
■ 議 題 1.来年度活動方針
2.ゲストスピ-カ- 長岡技科大 教授 福澤康 氏 によるプレゼン
3.上記を踏まえた 産学連携プロジェクト たちあげについて
2月6日(木)の 都立高専交流委員会 運営会議 では
放電加工の新技術によるベンチャ-起業について、ご案内させていただきます。
詳しくは、当日 福澤康 教授に、お話しいただきますが
この技術は、補助電極と放電プロセスで生じる カ-ボン被膜 を使って、
窒化ケイ素などの 絶縁性セラミックス を 放電加工 するものです。
福澤康 教授は、あるきっかけにより、20年以上前に、この技術を発見
以降、その実用化に向けた課題解決を進め、その障がいを克服してきました。
50ミクロン x 3.5ミリの微細な電極を、数10秒で切削加工するなど
様々な関連技術が開発されるとともに
燃料電池の高効率化のためのジルコニアの加工なども可能……とのこと、
研究室レベルの技術としては、大変、熟成度が高いものとなっています。
今回のお話は、
今年度で定年退官される 福澤康 教授が、これに伴い
実家のある東京で、若手ドクタ-と共に、ベンチャ-起業する意向によるもの
ともに起業を進めたり、協力する企業を求めています。
やはり、放電加工やマイクロ加工を専門とされる
都立高専の 吉田政弘 教授にご紹介をいただいたものですが
すでに、福澤教授、研究室のドクタ- 花岡氏、吉田先生を交えた
最初のミ-ティングが開催されています。
今回は、
産学による地域連携プロジェクトを、どのように立ち上げていくのか? と
一歩、前へ踏み出す議論を進めていきたく考えています。
多くの皆様にご参画いただきたく、ご案内させていただきます。
本年度の最後の中小企業家経営塾は、三菱鉛筆 の 中村 文俊 氏 となります。
■ 日 時 2月7日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料)
■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
次々と新製品を開発し、
世界に類例のない商品ラインナップを誇る日本の筆記用具。
その精密性、機能性が、世界から高く評価され続けてきました。
この分野では、世界最大の輸出国として、30年にわたり世界に君臨してきたわが国
その地位が揺らぎ始めたのは、21世紀に入ってからです。
中国等、新興国の低価格製品が、世界に出回り、市場を席巻するかに見えました。
これに対して、我が国企業は、研究開発を怠らず、高付加価値化で対応、
三菱鉛筆では
従来にない滑らかな書き味を実現した油性ボ-ルペン/ジェットストリ-ム、
常にとがった芯で書くことができるシャ-ペン/クルトガ、
圧縮空気でインクを押し出し過酷な環境での筆記を可能にしたパワ-タンク
パイロットでは、
消せるボ-ルペン/フリクションボ-ル などの新製品を生みだし、
市場の信任と独占的な地位を再構築、
三菱鉛筆も、パイロットも、昨年度は 過去最高益 を更新しています。
今回は、
機械系の技術者として三菱鉛筆に入社した中村氏に、
その技術、商品開発、経営理念についてお話しいただきます。
品川区(今週)と大田区(来週)の工業フェア
品川区/大田区の恒例の展示会が、下記のように開催されます。
セミナ-なども開催されますので、ご案内させていただきます。
2月4日は、第10回 品川区 新製品 新技術 クラスタ-フェア
おおた工業フェア 2014 は、2月13日~15日
さて
長岡技科大教授 福澤 氏の件につきましては、
よい立地の研究室を立ち上げるとともに、
地域連携による多様な実用化、製品化の試みを進めていきたく考えています。
上記の二つの展示会にもおいでいただき、
関係者と情報交換、意見交換を進めさせていただく予定です。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
グロ-バルコミッション 田中基茂
東京都大田区山王 4-19-6 4F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
gc-t@ac.auone-net.jp
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