都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

ご案内  運営会議開催/支部例会:コミュニティカレッジ/インタ-ンシップ反省会/経営塾 など

2012年10月17日 | Weblog
寄贈した書籍が図書館に展示されました。  クリックすると 画像 が 大きくなります。
 
    
 
図書館の中央に展示 / 今回寄贈させていただいた書籍 / これまでに寄贈させていただいた書籍のコ-ナ- など 
 
 
 
 
  ☆★☆☆ 大田支部 都立高専交流委員会 よりのご案内 2012. 10.15 ☆☆★☆
 
  
 平素よりお世話になります。
 
 直近ではございますが、先日、ご案内させていただいた
 都立高専交流委員会 運営会議(役員会)は、
 10月17日 京浜工業所にて 午後6時30分より となりました。
 皆様のご参加を歓迎いたしますので、宜しくお願い申し上げます。
 
 
1.10月17日(水) 京浜工業所にて 都立高専交流委員会 運営会議
2.11月16日(金) 大田支部例会 / テクノシティコミュニティカレッジ
3.10月27日(土) 産技祭にて、インタ-ンシップ 反省会
4.11月14日(水) 大田支部幹事会 にて 学生による大連訪問報告会
5.本年度の中小企業家経営塾の講師選定と運営について
5.雑感 …… 連続的な変革活動をサポ-トする業務のあり方について 
 
 
 
   10月17日(水)午後6時30分より 委員会 の 運営会議
 
 
 直近で恐縮ですが、水曜日、午後6時30分より 京浜工業所 にて、
 都立高専交流委員会の 運営会議 を、開催いたします。
  http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=35.600452091127&lon=139.73948716395&mode=map&type=scroll&z=19
 
 
 当日は、21研と重なりますが、中心メンバ-の日程を合わせたところ
 この日しかなくなりました、宜しくお願い申し上げます。
 
 議題(予定)は
 
1.11月16日(金)支部例会/コミュニティカレッジ第6回 の 準備/運営
2.中小企業家経営塾 大連学生海外派遣 の ご報告
3.本年度の中小企業家経営塾の講師選定と運営について
4.インタ-ンシップの反省会について
  中小企業家経営塾 幹事会にて 学生による 大連訪問報告会
  12月9日 中小企業家経営塾 大連より女性経営者 馬艶 さん来訪
  終了後の交流会など
5.都立高専交流委員会の基本的あり方について
  
 ご参加可能な方は、
 当方に連絡の上、お時間(午後6時30分)に、会場にお出かけください。
 京浜工業所   http://www.keihin-kogyo.co.jp/

 
 
 
   大田支部例会 / テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ について
 
 
 本年度の支部を決める拡大幹事会で、産学担当の支部例会を開催することになり
 大田支部例会 と 併催される テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ 第6講
 
 深海挺「江戸っ子1号」プロジェクトを進める
 杉野ゴム化学工業所 杉野行雄 氏 と プロジェクト のキ-マンにおいでいただき、
 講演、パネルディスカッション を 行う予定でしたが
 
 杉野行雄 氏 の ご指名による 2名の プロジェクト の キ-マン
 海洋研究開発機構 海洋工学センター 観測技術担当 土屋利雄 氏
 東京東信用金庫 中小企業応援センター コーディネータ 桂川正巳 氏 が 参加不能と解り
 
 急きょ(大森氏には、事前に、今回の件についてお話していたとはいえ)
 理化学研究所大森素形材工学研究所 大森整 氏
 東京東信用金庫 お客様サポ-ト部 執行役員 部長 石毛弘之 氏 に
 お願いすることになりました。
 
 この間 大連学生海外派遣 では、反日デモと9/18(満州事変戦端の日)が重なり
 充分な事前情報の収集(大連ではデモの呼びかけはあったが一人として集まらなかった)
 学生の事前学習の内容の再整備などもあり、
 シンポジウムの基本スキ-ム決定が、大変、遅れることになりました。
 
 けれども、石毛弘之 氏 も 産学連携や地域クラスタ-形成など、
 この10年の東京東信用金庫の独自の取り組みを主導した方、
 大変、よい講師、パネラ-をお迎えすることができました。
 
 11月16日まで
 短い準備期間となりますが、全力で準備を進めたいと思います。
 
 シンポジウムのタイトルは、
 
 副 下町深海探査基地始動! プロジェクトは 8000m の超深海を目指す!!
 主 「江戸っ子1号」プロジェクトと《新産業創成地域センタ-》の課題
 
 これを、大田支部例会用の「ご案内」では、
 
 副 「江戸っ子1号」プロジェクトと《新産業創成地域センタ-》の課題
 主 下町深海探査基地始動! プロジェクトは8000mの超深海へ!  とし

 未来社会を創造する挑戦を地域に! というタイトルを
 案内文につけさせていただきました。 添付文書 ご参照)
 
 
 シンポジウムの目的は、
 「江戸っ子1号」プロジェクトのご報告をいただき、
 大森氏にも、別の面から補強していただくことにより
 地域における 新産業創造拠点 の課題を検証し、その糸口を生み出すことです。
 
 もちろん、それが1回のシンポジウムでできることではありません。
 今後の コミュニティカレッジ のなかで、一貫して、追及していくことです。
 
 これは、交流委員会 や コミュニティカレッジ の 基本方針 にもあり
 今回の講師、パネラ-の方とも、打ち合わせをさせていただいた点ですが
 
 さて、先日の支部幹事会では、
 どうも、この点についてご理解いただけなかったようです。
 
 直近に迫った
 大田支部例会 / コミュニティカレッジ に、どう取り組むか?
 打ち合わせをさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
   10月27日(土) 産技祭にて、インタ-ンシップ 反省会
 
 
 毎年実施している 都立高専インタ-ンシップ 学生受け入れ
 本年も、16社で34名の学生を受け入れることになりました。
 この実施後の検討会を、10月27日(土)午後1時より開催いたします。
 
     都立高専インタ-ンシップ 実施後 の 検討会
■ 日 時 10月27日(土) 午後1時より
■ 会 場 都立産業技術高等専門学校 西棟7階 生産システム工学科 会議室
      http://www.metro-cit.ac.jp/information/map_shinagawa.html

  
 会社説明会 の開催により、定着した インタ-ンシップ 学生受け入れ
 これまでは、スケジュ-ルの余裕がなく、定期的な反省会は実施されませんでした。
 今回は 東京同友会IT部会 栗山氏 のご提案などもあり、
 都立高専インタ-ンシップ 実施後 の 検討会 を 開催 させていただきます。
 
 参加されるのは、学校(各学科)のインタ-ンシップの担当教授、
 インタ-ンシップに参加した学生 そして 受入企業 です。
 
 7月17日の「交流会」で、学校の先生よりもご提案がありましたが
 インタ-ンシップの経験を踏まえ、企業の課題解決への学生の参画など
 より広い産学連携と次世代人材育成への取り組みについて、
 意見交換していきたいと考えております。
 
 なお、当日は、学校の文化祭(産技際)となります。
  http://www.sangifes.com/

 
 研究室の開放/訪問ツア-、ロボット競技などなども行われますので
 合わせて、ご見学いただけば幸いです。
  
 
 
   11月14日(水) 幹事会にて 学生による 大連訪問報告会
 
 
 反日デモと9月18日(満州事変の戦端が開かれた日)が交差する中、
 本年度の 中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣 が実施されました。
 この学生による報告会が、次回幹事会で行われます。
 
     中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣 学生による報告会
■ 日 時 10月14日(水) 午後7時より  各人5分/計20分程度
■ 会 場 大田区産業プラザ(PiO) 1階 B会議室
      http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html
 
 
 5回目となる 中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣
 この間に、リ-マンショック と 震災 があり、
 3回目となる一昨年には、実施方法の大きな変更がありました。
 
 こうした経験を経て
 大連学生海外派遣 の実施内容にも、よい蓄積が生まれつつあります。
 
 派遣学生を1名増員、三菱電機大連機器 様 では、
 何名もの中国人現地スタッフの(日本語による)レクチャ-を受け
 生産現場の工程改善について、学生が提案するという
 大変、ユニ-クな研修を受けさせていただきました。
          
 事前学習と現地での学習内容もよくマッチングし
 (昨年は、震災に煽られ、実施で精一杯、事前学習の機会が持てませんでした。)
 大変、よい海外学習の機会となりました。
 
 次回の大田支部幹事会で、学生を中心とする「報告会」を、開催いたします。
 午後7時より20分程度ですが、皆様にお顔をお出しいただきたく
 ご案内させていただきます。
 
 
 
    本年度の中小企業家経営塾の講師選定と運営について
 
 
 本年度の 中小企業家経営塾 の 講師選定 は、下記のように進められています。
 
 
 第1回 11月 9日(金) 三和電気 株式会社 取締役会長 宮崎浩 氏 
             http://www.mitsuwa-elec.co.jp/
     講師(宮崎氏と)打合せ:10月19日(金) 16:00~ 三和電気 にて
     ご参加可能な方は、当方にご連絡の上、現地にお集まりください。 
 
 第2回 12月 7日(金) 大連豊安ビジネスコンサルタント有限公司 馬艶 さん 
             http://hooan.cn/
             http://www.chainavi.cn/dalian/blog.html?sid=13093
               経営塾終了後 企業見学/交流会 などを検討しています。
 
 第3回 12月21日(金) 未定  第3回、第4回 の どちらかを
 第4回  1月18日(金) 未定  東京同友会IT部会に依頼させていただきます。
 
 第5回  2月 8日(金) 日進工具㈱ 代表 後藤勇 氏
             (超硬エンドミル製作/《国内から世界へ》にこだわる)
             http://www.ns-tool.com/
 
 
 いずれも、10:25AM ~ 12:00AM
 都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 西棟6階 PBL多目的教室 にて
 事業終了後に、講師との昼食懇談をさせていただく予定です。
 
 
 事前打ち合わせでは、内田亨塾長の提案により
 アマダのインド/テクニカルセンタ-を立ち上げ、軌道に乗せた方に
 お話しいただくなどがございましたが、現状では、
実現しない見込みです。
 
 一方、本年の大連訪問でお会いさせていただいた
 女性経営者 馬艶 さんに、第2講で、お話をしていただくことになりました。
 
 
■ 第1講  三和電気 株式会社 取締役会長 宮崎浩 氏 (11月9日) 
 
 第1講の講師については、紆余曲折があり、決めかねていたところ、
 三和電気 宮崎さん にお引き受けいただきました。
 誠に有難うございます。
 
 宮崎さんよりは、下記のメ-ルをいただきました。
 
  今、経済/政治/文化等すべて大幅な変化をしており
  世界に於いて日本の低落は酷くなる一方です
  私の過去の体験 常識が通用しない時代です
  未来を背負う 学生の力をお借りする講義にしたいと考えております。
 
 
■ 第2講 大連豊安ビジネスコンサルタント有限公司 馬艶 さん 
 
 第2回の講師 馬艶 さんは、大連において日中ビジネスのかけ橋をされている方です。
 大連経済技術開発区に本社を置き 学生訪問でもお世話になった パンチ工業大連有限公司 が、
 大連郊外の瓦房店市に工場を建設した際にも、
 現地における工場建築のサポ-ト(差配?)をされたとのことです。
 
 第2講の12月7日(金)は、馬艶 さんに一日時間をお取りいただきました。
 講義終了後、企業や大田区産業振興協会、東京同友会事務局の訪問、交流会を
 企画させていただきたく考えております。
 
 また、当日は、馬さんの会社の顧問で
 ア-ス製薬の国際担当常務/天津ア-ス化学(1990年設立)の董事長を務めた
 児玉氏もお見えになるということですので、
 学生とのコミュニケ-ション(グル-プ討論)に加わっていただこうと思います。
 
 馬艶 さんよりは、以下のメ-ルをいただいております。
  
  今回は未熟な私にこのような大役を与えて頂いたこと、心からありがたく感謝しています。
  承諾させてもらったのですが時が経つにつれて、
  この私が満足な講義が出来るのだろうか? 
  このような大役を果たすことが出来るのかどうか? 
  どんどん不安が募ってきています。
 
  でもせっかくいただいた貴重な体験の場、
  一生懸命努めさせてもらいますのでご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
 
  レジメについて現在下記5点を考えているのですが、
  どのような話をすれば皆さんのプラスになるのか分からないので、
  アドバイスをして欲しいです。
 
  ① 自己紹介
  ② 豊安ビジネスコンサルタント設立の経緯
  ③ 会社設立後10年間で学んだ貴重な経験
  ④ その経験を踏まえて学生の皆さんに伝えたい事
  ⑤ 日中問題の現状と将来
  
  (以下略)
 
 
 
    雑感 …… 連続的な変革活動をサポ-トする業務のあり方について
 
 
 最近、仕事先の仕事への要求が多様化するだけではなく、
 その(多様化する)速度が速いことを感じます。
 
 2年ほど前に独立し、当方の仕事先になった女性経営者の C さん、
 外国人、帰国子女を活用して、幼稚園などでの英語教育や英語教室をしていますが
 大森で、民間(!)の学童保育をはじめるとともに
 本年度より準備してきた施設型の「保育ママ」事業が、9月よりスタ-トしました。
 (この施設は、自治体よりも高く評価されています。)
 
 先進国でも、もっとも著しい高齢化と出生率の低下(必然的に生産労働人口の激減)により
 歯止めの見えない人口減少のプロセスが始まった今日
 子育てや家庭を支援すると共に女性(+高齢者)などの人材活用を進め、
 教育の社会的機能強化 や 財政再建 により 将来世代の負荷 を減らしていくことは、
 急激な変化のプロセスを軟着陸させていく上で、欠かすことのできない課題です。
 
 言うまでもなく、歴史の変革期をともなう新しい社会的課題から
 大変、深くて広い社会的ニ-ズが生まれてきます。
 
 ところで、この女性経営者が創業する前に務めていたのが某不動産企画会社
 この不動産企画会社の経営者は
 トップ商社で、東京臨海副都心のよく知られた地域の不動産開発を主導したあと独立、
 ところが、バブル時の経験が忘れられず、会社は鳴かず、飛ばずの状態、
 この不動産企画会社で、取引先との縁から始めた子供たちを対象とする
 英語教師派遣事業などを進めていたのが、今回独立した女性経営者のCさんです。
 
 今回の独立で、赤字だったこの事業部門に展望が生まれ
 一気に事業拡大への弾みがつきました。
 
 ところが、件(くだん)の不動産企画会社の経営者、自らの名前で、
 事業の譲渡や女性経営者への経営の承継を関係者に案内した翌月から
 自らの思惑との何かの食い違いがあったのか? 怒り出し、
 当方の関与先の女性経営者は、もらえるはずの退職金ももらえず
 売上入金の一部が旧会社(不動産企画会社)に入金される困難な環境に立ち向かい
 事業を拡大してきました。
 
 本年に入ってからは、不動産企画会社の経営者が
 簡易裁判所に調停を申し立て、調停委員も驚く支離滅裂な主張をしています。
 
 ところで、相手の主張が合理的根拠に欠ければ、欠けるほど
 相手の問題設定に、相手の舞台で反論すれば、まともな人が消耗するばかりです。
 
 こうしたときは、当事者をよく知る者が、客観的な問題整理を行い
 当事者間のしがらみを離れ、係争とその経緯の意味するもの、論点の性格を整理し、
 そのことにより是非を明確にすることが必要と考え
 簡易裁判所に提出する文書(一万字ほどになったか)を作成し、
 それを、弁護士に、そのまま書いて提出していただきました。
 
 
 さて、長い歴史の流れを見れば、
 
 人口の増加する経済の成長期と
 平安時代後期、江戸時代後期など、人口の増加 が 停滞 する 社会の成熟期 という
 大きな波が繰り返されることにより、社会が進化してきたと言われます。
 (宮本又郎氏著/放送大学教科書『日本経済史』による)
 
 この人口変動の長期歴史波動においても、
 実人口が大きく減少したのは
 縄文後期から晩期(紀元前900年ごろ)だけであったといいます。
 (千年強の期間に、26万人の人口が 7.6万人に減少したと推計される。)
 
 これは、一つの一面ではありますが
 私たちの社会が直面している社会変動の課題は、これほどにも大きなものです。
  http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1150.html

 
 私たちに必要とされているのは、新しい酒を、新しい皮袋に入れ
 新しい課題に挑戦する強固な基盤を生み出していくことでしょう。
 
 ところが現実は、
 
 世界を相手にした戦争の経験からつくられた戦後日本のすべてを受け取り
 (人口ボ-ナス時代でもある)右肩上がりの経済に乗っかり
 バブルの時期に大騒ぎした経験が忘れられないという世代が
 その結末の尻拭いを
 新しい課題に取り組む世代に押し付けているというのが実際です。
 
 沼地の様な環境の中で、変革の課題に取り組まなければならず
 そうであればこそ、
 新しい課題に取り組もうとする人々は、連続的な変革、変化を遂げていかなければなりません。
 
 私たちの社会が直面する歴史環境を常に念頭に置き、
 連続的な変革活動、連続的な進化を進める人々をサポ-トし続けることを
 私どもの業務の中心に据えていかなければならないでしょう。
 
 
 
グロ-バルコミッション 田中基茂
東京都大田区山王 4-19-6 4F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
gc-t@ac.auone-net.jp

ご案内 / 経営研究集会 / コミュニティカレッジ / 大連学生海外派遣 ご報告 など

2012年10月03日 | Weblog
  ☆★☆☆ 大田支部 都立高専交流委員会 よりのご案内 2012. 10. 1 ☆☆★☆
  
 
 平素より、大変、お世話になります。
 
 9月17日~23日の 中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣は
 従来と比べても、ハ-ドなスケジュ-ルでした。
 9月中の仕事を済ませ、ようやく、海外の疲れも抜けたようです。
 
 これからの活動を、改めて、組み立てていきますので
 宜しくお願い申し上げます。
 
 
1.10月3日(水)東京経営研究集会 へのご参加を!
  (7分科会/町工場から世界に認められる産業装置メ-カ-へ)
2.11月16日(金)支部例会/コミュニティカレッジ第6回 の 準備
3.10月4日~5日 おおた研究・開発フェア の ご案内
4.本年度の中小企業家経営塾の準備について
5.都立高専交流委員会 運営会議 の 開催について
6.インタ-ンシップの反省会について
7.中小企業家経営塾 大連学生海外派遣 の ご報告
 
 
 
    10月3日(水)13:30~ 東京経営研究集会
 
 7分科会/町工場から世界に認められる産業装置メ-カ-へ
 
 
 直近ではございますが
 10月3日(水)13:30~ 東京経営研究集会
 まだ、参加お申し込みをされていない方は、是非、ご参加を
 
 7分科会/町工場から世界に認められる産業装置メ-カ-へ は、
 
 7月17日(火)の「都立高専/産学交流会」でお話しいただいた
 大橋製作所 大橋正義 氏 と
 嘉悦大学大学院 ビジネス創造研究科長 黒瀬直宏 氏によるセッション
 3時間半にわたり、報告と参加型の議論により
 これからの我が国ものづくりとチャレンジすべき課題を深めます。
 
 会場は、銀座ラフィ-ナ 7階 日光 (直接、左記分科会会場へ)
  http://www.raffinato.jp/access.html
 
 申し込みは、当方 または 直接 事務局 へ、お願い申し上げます。
  http://toshinkyo-doyu.net/20ken/
 
 
 
■ 10月3日(水) 東京経営研究集会 
 
 第7分科会
 南部協議会 町工場から世界に認められる産業装置メーカーへ!
 100年企業の成長の秘密にせまる
 
■ 報告者 大橋正義氏/㈱大橋製作所 代表取締役社長:東京中小企業家同友会大田支部
 
  大橋氏は円高などの高リスク社会とどう向き合うか、そのカギを「情熱と挑戦」とし
  “失敗と試行錯誤を繰り返しながらも、新事業と新製品の開発に挑戦した”と言う。
  大橋製作所の96年の歴史は危機のたびにそれを乗り越え脱皮してきた歴史であり、
  それがいま“町工場(待ち工場)”から
  世界に信頼される精密機器生産装置のメーカーとして実を結びつつある。
  年商30億円、自社製品80%、売上の5~10%を研究開発投資、従業員99名に成長。
  スマートフォンや携帯電話の実装装置を20ヶ国250社に提供している。
  金属加工の技を活用した新製品“数楽アート”も朝日新聞等で取り上げられ注目された。
  事業内容 ① ACF実装装置や光学樹脂貼り合せ装置など精密機器加工装置の開発製造販売
       ② 精密板金・金属部品加工(数楽アート他)  
  設立/1959年8月 資本金/9600万円 社員数/99名
 
■ コーディネーター 黒瀬直宏氏/嘉悦大学大学院 ビジネス創造研究科 研究科長
 
 
 報告者の大橋氏は、
 1984年、東京中小企業家同友会と同友会の都立高専の交流を立ち上げた方
 中小企業家経営塾と海外ビジネスを進める企業のあり方を学ぶ
 学生海外派遣の続きという位置づけで、ご参加いだけばと思います。
  
 
 
          11月16日(金)大田支部例会
 
テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ 第6回 の 準備 について
  
 
 11月大田支部例会=
 テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ 第6回 の 概要が、ようやく決まりました。
 
 講師(パネラ-)の選定については
 「江戸っ子号1号」プロジェクトを立ち上げた 杉野行雄 氏に
 人選をお願いしたのですが、紆余曲折があり
 
 理化学研究所大森素形材工学研究室 主任研究員 大森整 氏   
 東京東信用金庫 執行役員 で、プロジェクトに参画する 石毛弘之 氏となりました。
 
 杉野氏と「江戸っ子1号」プロジェクト については 下記
  http://edokko1.jp/
  http://www.njh.co.jp/small_company/sc15/
 
 東京東信用金庫 石毛弘之 氏 については、下記 24ペ-ジ より
 『地域でつながる信金と大学と企業』
  http://www.nett.or.jp/nett/pdf/nett59.pdf
  http://blog.livedoor.jp/sumidanotora/archives/2299817.html
 
  
 
 添付文書の「案内文案」(省略)の最後にも書きましたが
 北海道では、同友会の会員 カムイスペ-スワ-ク の 植松氏 が
 宇宙ロケット開発を、次世代人材育成と深く結びつけて、進めています。
 
 来年秋は、
 植松氏をお呼びして、改めて、シンポジウムを行いたいと考えております。
 
 合わせて、地域の産業と産業都市の将来を照らす
 未来社会創造型プロジェクト/これを実現する地域センタ-の糸口を作りたく思います。
 
 先日、これらの点も含め、井上先生と打ち合わせをさせていただきました。
 
 
 添付文書(省略)は、対外の案内の文案ですが、支部例会の案内を別につくりたいと思います。
 
 
 
    10月4日~5日 おおた研究・開発フェア の ご案内
 
 
 10月4日(木)~5日(金)は、
 大田区産業プラザ(PiO)にて、第2回 おおた研究・開発フェア
  http://www.ota-research2012.jp/
 
 10月4日(木)AM10:00より、
 東京大学大学院経済学研究科/東京大学ものづくり研究センター
 藤本隆宏 氏 の セミナ- があります。
 「技術はあるのに儲からないという悪循環からの脱却」
 中小企業は《ものづくりのよい流れを作ること》に時間をもっと割くべき!
  http://www.pio-ota.jp/news/seminar/post_374.html
 
 
 すでに、申し込み締め切りとのことですが、
 直接、会場へ出かけてみてはいかがでしょうか?
 
 
 
    本年度 の 中小企業家経営塾 の 準備 について
 
 
 第11期(2012年度)中小企業家経営塾 日程 が、下記のように決まりました。
 (時間は昨年と同じ、10:25~12:00です。)
 
  第1回 11月 9日(金)
  第2回 12月 7日(金)
  第3回 12月21日(金)
  第4回  1月18日(金)
  第5回  2月 8日(金)
 
 現在、講師の選定を進めております。
 
 第1回11月9日(金)は、
 超精密加工用工具を製作する 日進工具 株式会社 の「企業魂」について、
 お話しいただこうと、現在、お願いをさせていただいているところです。
 
 第2回12月7日(金)には、中国/大連より、
 大連豊安ビジネスコンサルタント有限公司 の 馬艶 さんにおいでいただく予定です。
  http://hooan.cn/
  http://www.chainavi.cn/dalian/blog.html?sid=13093
 
 
 後半(来年)には、
 アマダのインドのテクニカルセンタ-を立ち上げ、軌道に乗せた方に
 お話しいただければと、お願いをさせていただいております。
 
 東京同友会IT部会の推薦企業に1社、お願いさせていただきますので
 詰めの段階に入りつつあります。
 
 これは! と思われる推薦企業(経営者)を、是非、ご提案いただきたく
 お願い申し上げます。
 
 
 
    都立高専交流委員会 運営会議 の 開催について
 
 
 交流委員会 の 運営会議 を、
 10月9日(火)、11日(木)、16日(火)、17日(水)の
 いずれかに、開催いたしたく思います。
 
1.中小企業家経営塾 大連学生海外派遣 の ご報告
2.11月16日(金)支部例会/コミュニティカレッジ第6回 の 準備/運営
3.本年度の中小企業家経営塾の運営について
4.インタ-ンシップの反省会について 
5.都立高専交流委員会の基本的あり方について
  
 皆様のご予定をお知らせいただけば幸いです。
 
 
 
    インタ-ンシップの反省会の開催について
 
 
 従来、他のスケジュ-ルに押されて、あまり開催されていなかった
 企業、学校の先生方、企業で学習した学生による
 「インタ-ンシップの反省会」を、本年は開催する予定です。
 
 アールシーソリューション の 栗山氏よりもご提案があった点ですが
 インタ-ンシップの成果、これからの課題、学生はどのように受け止めているのか 
 あるいは、7月17日(火)の「都立高専/産学交流会」でも提起された
 より広い学習の機会をつくる可能性など、意見交換をしていきたいと思います。
 
 10月27日(土)~30(日)の産技祭(文化祭)の
 どこかに設定できないか? 学校と打ち合わせを進めているところです。
 
 
 
    中小企業家経営塾 大連学生海外派遣 の ご報告
 
 
 領土問題をめぐる反日(抗日)デモが、
 従来にない規模で進められる中(9月17日~23日)
 本年度の 中小企業家経営塾 大連学生海外派遣 が、実施されました。
  http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/9438b982e353f84bd56933073218486e
 
 
反日デモが起きたのは、中国の125の都市だそうです。
 けれども、日中関係では「特別の都市」と言える
大連では、反日デモはありませんでした。
 
 大変な時期の訪問となりましたが、訪問期間中、
 一つの不愉快な思いもなく、市内のすべての皆様に温かく接していただき
 充実した学習の時間を過ごすことができました。
 
 これも、温かくお迎えいただきました皆様
 また、この地域で、相互協力を進めてこられたすべての皆様のご努力の賜と
 皆様に、深く感謝申し上げます。
 
 
 訪問させていただいた4社の企業では
 それぞれの企業が、省力化/省人化、自動化、現地化、高付加価値化を
 早いスピ-ドで進めていたのが、大変、印象的でした。
 
 内部改革のプロセスは、広く、現地スタッフに委ねられており
 学生たちも、大変、濃密な学習の時間をいただきました。
 
 ワ-カ-層のなかにも、一人っ子政策、80後/90後の影響は広くあり
 昔は、必死に働いて、給与の90%を田舎に送金した……
 今は、楽しく働き、親から仕送りを受けているワ-カ-もいる…… 
 おしゃれなメガネとイオヤリングをつけた女工さんを見てお話しすると
 いや、問題なのは、男のワ-カ-が茶髪でくることだ …… とのこと。
 
 世界の生産センタ-を支えた基盤が急速に変容し
 これに、照応し、現地企業の経営改革と現場改革を加速しています。
  
 今回の日中間の軋轢については、
 どの企業も、自信をもって対処しており、
 天安門事件前に進出し、着々と事業を拡大してきた企業の総経理は
 
 「企業人が営々として築いてきたものが、このような形でギクシャクし
  このような形で崩されるとすると残念でならないし、憤りを感じる。
  このような時であるが故に、訪問を中止せず、おいでいただいて嬉しい。
  これからの課題を理解し、両国の若い世代がどのように交流していくべきか?
  考える機会にしていだきたい。」 と、話されるとともに
 
 現地法人の歩みを示すパネルを自らご案内いただきました。
 
 職業技術学校(工業高校)の訪問は、
 満州事変の先端が開かれた9月18日に当たったこともあり中止
 (学生を刺激することを避けたかったと思われます。)
 
 大連市政府(対外貿易合作局)では、むしろ
 中国社会の現状や問題について、大変、率直なお話をお聞きすることができました。
 
 お送りさせていただいた昨年の「中小企業家経営塾報告書」は、
 市政府にインタ-ンシップにきた学生の学習資料になっており
 植松努氏の『NASAより宇宙に近い町工場』も、全文読まれ
 大変、感動したとのこと。
 従来のハングリ-精神が後退するとともに、若者の生き方をめぐり、
 日中間の問題意思が共有される空間が広がっています。
 
 大連外国語学院(日本語学院) は、東北地方唯一の外国語大学、
 1万5千人の学生のうち大学生/院生を合わせて3500人が日本語を学びます。
 その前身は日本語専門学校、特に、日本語学院は入学が難しく優秀な学生が多いとのことです。
 日系企業の各部門の責任者にも 大連外国語学院日本語学院の出身者が活躍していました。
 
 たまたま
 学部長の研究室をご案内いただいた学生は、杏林大学に1年間留学した女子学生です。
 日本の印象をお聞きすると、間髪を入れず
 「日本大好き! 日本人、皆やさしい!」とのこと。
 
 普通の中国の方々が、多く、我が国を訪れるようになればなるほど
 語られるようになるのは、こうしたことではないでしょうか?
 
 我が国にも、一部に、観念としての(排他的な)反中国の方がいらっしゃいますが
 私たちが理解すべきは、等身大の中国の(方々の)多様性であるように思います。
 
 大連訪問の締めは、
 中国ビジネスの経験が長い邦銀の支店長に、
 「中国東北地方/大連の経済発展」について、包括的なご案内をいただくとともに
 社会人として、社会へ出て行く上でのアドバイスをいただくことになりました。
 (学生は、3名とも来年4月就職)
 
 
 5年目となる 大連学生海外派遣 ですが
 本年は、最も活発に現地を動き、
 より充実した学習の機会を持つことができたように思います。
 
 私どもと学校同窓会の寄付により実施させていただいている
 ささやかな試みですが、この5年間の教訓をもとに、
 より広い国境を超えた学習と人材育成の機会をつくっていきたく思います。
 
 領土問題などの軋轢の拡大が、私たちに要求するものは、
 これに過剰反応したり、恐れたりしたりすることではなく
 日中間のコミュニケ-ションと協力、互恵の関係を
 より高いもの、より広いものにしていくことにあるでしょう。
 
  http://diamond.jp/articles/print/25005
 
 私どもも、まったく微力ではございますが
 東アジアの共生 と よりよい日中関係 のために、
 より多くの活動をしてまいりたく考えております。
 
 平素より、私どものささやかな試みに
 多くのご支援をいただいている皆様に、厚く、お礼申し上げます。 
 
 
 
 帰国のご報告に対し
 大連市駐日経済貿易事務所 の 原田裕子 様より、下記のメ-ルをいただきました。
 ご案内させていただきます。
 
 
 田中様
 
 お帰りなさい。
 
 図らずも、この時期の訪問となり、
 大連とはいえ、もしかしたら街中で不愉快な思いをされないかと案じておりました。
 特にこれからの時代を担っていく若者の、
 今後の希望や展望を傷つけたくないと願っておりました。
 
 お疲れのところ、
 早々にこのような心のこもったメールを頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 田中さんのご指摘のように
 現在の日中経済関係の発展は、
 間違いなく日中双方でお互いに理解すべく、努力した方々、
 もちろん
 リーダーのみならず、多くの一般の技術者、職員達の汗の結晶であると確信しております。
  
 私もこれから、微力でも、自分に出来ることを、精一杯やっていきたいとおもいます。
 
 ご連絡ありがとうございました。