都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

「OTAふれあいフェスタ」 参加 に、ご協力いただける方を求めています。

2007年10月30日 | Weblog

  
      「OTAふれあいフェスタ」参加に、ご協力いただける方を求めています。
 
 
  11月10日(土曜日) 11月11日(日曜日)  10:00 ~ 16:00
  (平和島競艇場 3階にて)
 
  例年と同様、都立高専の学生や先生方と「OTAふれあいフェスタ」に参加したします。
  (「OTAふれあいフェスタ」は、区民を中心に、毎年30万人が集まる
   大田区最大のイベントです。  http://www.city.ota.tokyo.jp/event/festa/index.html  )
 
 
  会場係 お手伝い の募集
   
  2日間を以下のように分けて、会場係を募集しています。
   
   11月10日(土曜日)   9:30 ~ 13:00
                  13:00 ~ 16:00
   11月11日(日曜日)  10:00 ~ 13:00 
                  13:00 ~ 16:30
  
  また、短時間でも、会場にお顔をお見せいただけば幸いです。
 
  この2日間、2~3名が会場に常駐できるようにいたいたく考えています。
  ご協力が可能な方は、都合のつく時間を、下記にお知らせ下さい。
  
   gc-tanaka@mb.neweb.ne.jp
 
  
  企画は、昨年と同様
 
  高専の学生達のサポ-トにより、
 
  このフェスタに参加する子供たちに「ロボットゲ-ム」や
  「かわさきロボット」(ロボット格闘競技……後段参照)の実演で遊んでもらい
 
  ご両親に、都立高専や同友会、地域での産学連携の広報をすることにより
  地域の次世代のものづくりへの担い手(地域の産業界の次の担い手)を育てるというものです。
 
 
  サポ-トの学生達は
  
  社会人や大学生に混じって
  「かわさきロボット競技会」
   http://www.kawasaki-net.ne.jp/robo/  で活躍するメンバ-
 
  この大会(競技会)で連続優勝しているのも高専の学生です。
   http://www.kawasaki-net.ne.jp/robo/robo07/14kekka-a.htm
   http://www.kawasaki-net.ne.jp/robo/robo07/imge/185-1.jpg   本年
   http://www.kawasaki-net.ne.jp/robo/robo06/imge/184-1.jpg   昨年
 
  彼にも、例年のように協力していだいています。
  (どうやら、品川区の「ハイテク中小企業」に就職することになったようです。)
 
 
 優秀な学生との出会いの場ともなりますので、ご協力いただけば幸いです。
 
 
 


中小企業家経営塾 第1講 『日本人のモノづくりDNA』 の原稿(レジメ)をいただきました。

2007年10月24日 | Weblog

 10月17日に行なわれた
 都立高専中小企業家経営塾 本年度 第1講 の講師をお務めいただいた
 ㈱IDSの 加茂坂鉄男 氏より、講義の原稿(レジメ)をいただきました。
 
 ソフトウェアとモノづくりを結びつけ
 ナノ(1/100万ミリ)レベルの制御を行なう仕事をしていると話されていた加茂坂氏
 
 『日本人のモノづくりDNA』のタイトルで
 わが国(日本人)の「モノづくり」の原点について、お話しいただきました。
 
 大変、参考になりますので、
 この原稿(レジメ)を、そのままご紹介させていただきます。 
 
 
 
   2007.10.17 都立高専 中小企業家経営塾 平成19年度 第1講
  
  
        日 本 人 の モ ノ づ く り D N A
 
 
                             株式会社 アイ・ディ・エス 加茂坂鉄男 氏  
 
 
  産業技術高等専門学校(高専)について私の印象は
 
   古い話ですが大学時代今から30年近く前、3年編入生のガリ勉
   ロボカップでの活躍(輝きのある学生)
   この夏、インターンシップでの学生との出会い
   伝えたいこと 技術の習得に前向きなみなさんだからこそ
   私の想いの話し
 
 
  自己紹介
 
   東京下町の町工場のせがれ
   旋盤職人のオヤジの工夫(流用、転用)
   工作機械見本市見学(晴海で毎年)
    展示機械の長所を見るときはどうやって、短所を見つけるときはなぜ、考える癖
   中学時代の学校の夏休み、旋盤、フライスで粗引きの手伝い、お小遣いは無し
   高校時代にNC旋盤を使う(大隈が日本初のNC旋盤を発売した翌年)
    8尺汎用旋盤が5~600万円、NC旋盤が2000万円、5倍以上
    NCプログラムの講習会に参加、当初は、粗引き程度しか出来なかった
    道具さえ良ければ、オヤジの仕事ぐらい、と思っていただけに、悔しかった
 
   職人技術をコンピュータ化する時代がやってくる
 
   大学は、電子工学に興味をもちつつも機械科へ
    そしてアルバイトではパソコンBASICの講師(当時パソコンは200万した)
   制御系ソフトハウス就職(経営理念:技術縦割り社会にシステムの横糸を通す)
   5年で卒業
   高度精密加工専門の町工場でNCの修行(職人芸のこだわり、F-1、原子力、軍需品加工)
   1年で卒業
   工作機械メーカでNC工作機械の製作(パイプベンダ)
   3年で卒業
 
   技術縦割り社会にシステムの横糸を通す、義理と人情とおせっかいをキャッチフレーズに
    製造業向けのソフトハウスとしてのIDSを設立、15年目を迎えました
 
   オヤジと同じ道、町工場の社長、なんか絶対歩くもんか、と思っていましたが
   業態こそ変われど、似たようなことしている自分がここにいるわけです。
   だったら、この宿命を使命に変えて、若いこれから皆さんに伝えていこうと
   考え、今日のお話をさせていただくことにしました。
   前置きが長くなりましたので、そろそろ本題に
 
 
  日本のモノづくりの原点
 
   モノづくりで皆さんが連想されるモノは何でしょう
 
    たぶん、今日の講義の予習で皆さん、いろいろ調べてくださったのではないでしょうか。
    ウチのつたないサイトもご覧になられたんだと思います
    高度な技術に培われた製品、代表的なものとしては、車、家電ですね
    視点を変えれば、半導体関連装置、顕微鏡でしか見えないギア、最近では家庭用風力発電
   それを陰で支える職人技:テレビのプロジェクト何とか、何とかの夜明けでご存知だと
    切削、溶接、曲げ、絞り、研磨などに代表される日本の匠と言われる技術によるものです
    あんまり、えらそうに話していると後ろにいらっしゃる諸先輩がたに怒られそうですが
   じつは、その道の巨匠たちは、日本だけではなく、世界中にいます、
    また道具や機械さえ用意してあげれば、なれる人もいると思います
 
   では、日本のモノづくりとは何でしょう?
 
   私が考える日本のモノづくりとは
    古くは、竪穴式住居、校倉造など歴史を紐解くとユニークなモノがたくさんあります
    でも私は、日本のモノづくりの原点は鉄砲(火縄銃)だと思っています
    鉄砲伝来は16世紀半ばに種子島で2丁をポルトガル人から購入
     その後、短期間のうちにコピーが出回りました、どっかで良く聞く話ですが
     しかしコピーで終わらないところが日本のすばらしいところです
     半世紀も経たない16世紀後半には、世界一といえるほどの、すばらしい性能と
      生産量になり、輸出もしていました
      このときすでに貿易黒字だったかも知れません
     関が原の戦では6万丁、この数は世界の半分に相当します
     鉄砲というモノを知らなかった日本人がわずか50年足らずで世界シェアをとりました
    乱世が終わり治世の江戸時代では鎖国に入り、鉄砲製造技術は農耕器具に生かされ、
    維新後はヨーロッパの紡織機技術を取り入れ、急激に発展し
     何を勘違いしてしまったのか世界を相手に戦争を始めてしまいました
     戦後、奇跡といわれた急成長を遂げジャパン・アズ・No.1になりました
 
    そして現在、世界中の製造業で一番成功している企業は日本のトヨタ自動車だと思います
    19世紀初頭にオートメーションをはじめたのは米国自動車メーカーのフォードでした
    それを取り入れ、日本のモノづくりの文化を十分に生かしきった生産方式、それが
    トヨタカンバン方式です
    世界中の企業が真似をしようとしましたが、いまだ実現できた企業はありません
    日本企業ですら、マネできていません
 
   カンバン方式を説明するのは大変ですから、みなさんで勉強してください。
 
    その中核となる二つの考え方があります。
    一つ目は、「下流工程はお客様」、次の工程の人が作業しやすいように、また迷惑を
    掛けないようにと、一人一人が心がけることにより、みんなのためにが出来上がります。
    いかに次の工程の人たちが仕事をしやすくできるか、それを毎日考えているのです
    業界用語では、セル生産方式とも言います。
    これは私の個人的な見方ですが、トヨタはこのセルを無機的なシステムの一つの個体と
    考えず、有機的に捉え各人の個性を尊重したのだと思います。
    下請の中小企業に対しても同じ考え方です
    下請は生かさぬよう殺さぬよう、などと言われていますが、あの不況時に倒産した会社は
    ほとんどありません
    そして、社内外の中小企業の集まりがトヨタの強さだと思っています。
    二つ目、「改善」、ローマ字で「KAIZEN」というキーワードです。
    この改善という言葉はKARAOKEと並んで世界中で有名な日本語です
     ある特定の分野の人たちだけなので、バーのママさん達は知りません。
    今のやり方より、もっと良いやり方は無いか。と、常に考える習慣です
    ここに、日本人のモノづくりのエッセンスが集約されていると思います。
    トヨタは、それをじっくり時間を掛けて上手に「仕組み」として仕上げたのです
 
   日本人のモノづくりの感性
 
    もっといいものを、もっと使いやすく、もっと簡単に
    この「もっと」と当たり前のように考えてしまう能力、本能ともいえる感性、
    これが日本人の卓越したモノづくりDNAと、私は確信しています
    簡単に言ってしまえば、工夫をしなくてはいられない本性とでも言いましょうか。
    この世に無いまったく新しいモノを作る能力は低いと思いますが(あくまで私見です)
     世界中のどこより良いモノを作るチカラが、優れているのです。
 
    そして、人のために、この人のためにが、とてもすばらしい日本の美学だと思います
    日本の国民性である、和を以って尊しとなす、です
    古いですか? でも皆さんの潜在意識には必ずあると、私は信じています。
    これも大切な日本人のDNAです
    この和とは、みんなと一緒、という考え易いですが、実は個人を尊重し互いに認め合う
    事で成り立つことでして、欧米の征服、制圧するという文化ではあり得ないことです。
    日本は元来、農耕民族でした。お互い助け合いながら生き抜いてきたからです。
    欧米は狩猟民族でしたから、領地の略奪が生き抜く手段だったのです
 
    時代劇とかで見たことがあると思いますが、
     江戸っ子風に言うと、「っしょうがねぇなぁ、ばかやろう」とかなんとか言いつつ
     ひと肌脱ぐとか、おせっかいを焼くことですね。
 
 
  さて、話は変わり、米国評論家アルビン・トフラーが
  今から30年近く前に「第3の波」という本をを発刊しました。
 
   第一の波は農業革命(1万年前)狩猟採集から農作物の栽培、家畜の飼育
   第二の波は産業革命(100年前)フォードT型の大量生産に代表される物質文明
   第三の波は脱産業社会 情報革命(20年前)
    パソコン、インターネットの普及、携帯電話で国際電話が出来る時代の到来
    30年近くも前にこの状況を予想したトフラーはすごいですね。
    そして今、Net社会はWeb2.0へとシフトして情報配信から情報の相互利用の時代
    世の中は、短絡的におカネを儲けるネタがあふれています。
    ホリエモンや三木谷社長にあこがれる若者がたくさんいます
   ITの発展(蛇足、本当はICT:情報通信技術、
          日本にはCが無い、これも今の日本には重要な問題です、さておき)
    ITの発展には経済成長が大前提、経済基盤が無いところにITの発展はありません
  経済活動の原点は衣食住、そしてモノづくりです。モノの次に情報です
  順番にこれらを満たせなければ、その次の活動はありません
  このまま行くと、日本の将来は、かなり怪しい雲行きです
 
 
  ここで日本国の生業を思い出してください。
  
  小学校の社会の時間に習ったと思いますが
  日本という国は、原材料を自給自足出来ない国と習ったはずです。
  それは今も変わりません。皆さんが習ったとき以上に今はもっと足りません。
   原材料を輸入し、価値を輸出する国です
   それを支えてきたのが中小企業です。
  経済を活発にするには、この作業を怠ってはならないのです、また言い換えれば
  中小企業が元気をなくしてはならないのです。
  福田総理も大変でしょうけど、アメリカになんと言われようと、貿易黒字を出し続け
   なくてはいけない国なのです。
 
 
  今、ITの先のユビキタス時代がすぐそこまで来ています。
 
  機械や電機電子だけでもダメ、ITだけでもダメ、今ある技術を有機的に融合することにより
  ユビキタス時代は実現します。
  これこそまさに、日本の出番です、
   潜在意識を呼び覚ましDNAたちを覚醒するときです。
 
  今までは、機械、電気電子、コンピュータを融合して、もっといいモノ、を作ってきましたが
  これからは、それにバイオを加えて、日本ならではの、もっといいモノ、を作る時が来ています
 
    また、地球環境保全問題では、地球温暖化、有害物質、廃棄物
  少子・高齢化問題では、医療、介護とつくらなくてはならないモノが目白押しです
 
  日本のモノづくりを伝承し、そして新しい技術をどんどん融合することで
  日本はモノづくりによる日本自身の再生をしていくのです
 
 
  おわりに
 
  今回、このお話をさせて頂くことで、創業時の想いを明確に思い出すことが出来ました。
  そして技術者から、経営者としての意識が自分自身でも少し判るようになりました。
  故松下幸之助さんは「松下電器は人を作っています、併せて電化製品も作っています」と
   言っておられました。
   会社経営は人作り、今後、モノづくりにこだわる人材の育成にチカラを注いで行きたいと
    思います
  オヤジから学んでいたことを、今度は私が若い人たちにに伝える年になったのかなと思います。
  
 
  今日は、どうもありがとうございました。
 
 
 
********************************************
  加茂坂 鉄男  株式会社 アイ・ディ・エス
  Tel.03-5606-9355  Fax.03-5606-9366
  URL   : http://www.ids21.co.jp/
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高専交流委員会10月活動報告 (10月22日 役員会)

2007年10月21日 | Weblog

          高専交流委員会10月活動報告 (10月22日 役員会)    
 
 
   9月26日 経営塾 講師打合せ 小松ばね工業 小松節子氏(内田由美子 内田亨 天野 田中、高専 中西 遠山)
  10月 5日 都立高専専攻科インタ-ンシップ報告会(内田亨 井上 田中)
  10月10日 都立高専にて校長他と懇談(内田由美子 内田亨 井上 田中、高専 藤田校長 中西 若海)
  10月17日 経営塾 第1講(講師 加茂坂鉄男氏、内田由美子 内田亨 井上 高瀬 天野 長谷川 永松)
  10月18日 「OTAふれあいフェスタ」会場打合せ(大田区、内田由美子、高専 若海) 
 
  
1.中小企業家経営塾の学生海外派遣基金の最終集約が終わりました。
  
 
  支部予算10万円、同友会及び講師企業16社より32万円、高専同窓会より30万円などで基金が成立。
  10月11日 基金を管理する(財)鮫洲会に同友会集約分を引き渡しました。
  高専よりは、藤田校長より「お礼状」がだされます。
 
  詳細は、当ブログの10月14日をご参照下さい。
  ご協力有難うございました。 
 
 
2.藤田校長、中西産学公連携統括、若海先生と懇談
 
  (10月10日 都立高専 校長室 にて、)
 
  主旨は、独立行政法人化や交流の担い手の世代交代が進むなか、交流の基盤を再整備、安定化する。
 
 
 ・「中小企業家経営塾」の学生海外派遣については、
  受講生40名のうち3名に海外学習の機会を与える予定。
 
 ・学生の海外派遣では、
  学生の選考、研修プログラムの作成、報告会の開催、会計(会計報告)について、
  学校と同友会間で「覚え書」を作成し、
  協議と相互了解のもとにこのプロセスを進め、教育効果の高いものとする。
 
 ・校長先生を交えた定期的な懇談と意思疎通の場を設け、組織間の交流の安定した基盤をつくる。
  場合によっては、外部諮問会議のような機関を検討していく。
 
 ・学校の先生方が企業の現場へ出かけたり、
  同友会企業と学校の先生方、双方が、ニ-ズ・シ-ズを出し合うことなどを通して
  地域における技術交流の関係をつくる。  
 
 ・12月7日 都立高専が、東京工学と産学連携の説明会を開催し、
  学校の先生方のシ-ズ集が発行されます。
  高専交流委員会としても、広報などで協力する。
 
 ・高専の独立行政法人化、相互交流の担い手の世代交代を踏まえ、
  20年を越える相互交流の蓄積を振り返り、今後の交流のあり方を方向付けていくため、
  1984年以来の関係者にご参加いだき、「座談会」を開催する。
 
 
3.10月17日 中小企業家経営塾 第1講 ご報告

   ~~ ㈱IDS 加茂坂鉄男氏 「日本人のモノづくりDNA」 ~~ 
 
 
  日本人のモノづくりは「技術」だけではない。
 
  新しいものを構想・創造できなくても、
  よりよいものをつくるために、エンジニアとワ-カ-が協力、融合する。
 
  オ-トメ-ションによる量産システムを、改善 → 多能工 → セル生産方式へと、
  セルを無機的なものから有機的なものへと進化させた。

  「和をもって尊し」が日本のモノづくりの基礎。
  これは「皆か同じ」ではなく、一人一人を尊重すること。

  ITではなくICT、コミュニケ-ションの「C」が入る。 
  ユビキタス時代に問われているのは、技術を結びつけて有機的に融合させていくこと。
 
  ソフトウェアとモノづくり、バイオなどの他の技術も結びつけて
  技術縦割社会に横糸を通していく。
  
  そのための人材育成が全てを決していく。
 
 
4.11月14日 中小企業家経営塾 ② ご案内
 

   ~~ 講師 小松ばね工業㈱ 小松節子 氏 ~~  

  
  【タイトル】 小さな世界の大きな驚き …… たかが「ばね」 されど「ばね」 さすが「小松ばね」
 
  小松ばね工業㈱は、中小企業庁・元気なモノ作り企業300社に選定、
  本年7月天皇陛下がご訪問されています。
  
  http://www.komatsubane.com/
  http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/056c06428c369b925a9795f479795d6f

  16:00~ 高専 品川キャンパス 西棟 4階 物理化学講義室 にて
  ご参加をお待ちしております。

  (詳細は、改めて、ご案内を差し上げます。)  
 
 
5.11月10~11日 「OTAふれあいフェスタ」 への参加について
 

  
  ご協力をお願い申し上げます。 
 
  高専と同友会の共同参加です。大田支部の宣伝と入会勧誘の機会ともなります。
  学生8名分の交通費などを、高専交流委員会の予算より支出させていただきます。
 
 
  


都立高専・中小企業家経営塾 学生海外派遣基金 ご協賛のお礼

2007年10月14日 | Weblog

 
         ☆★☆☆ 都立高専交流委員会よりのお知らせ  2007.10.15 ☆☆★☆ 
 
 
    都立高専・中小企業家経営塾 学生海外派遣基金 ご協賛のお礼
 
 
 本年で6年目となる「都立高専・中小企業家経営塾」で
 受講生のなかから優秀な学生を選抜し、
 「海外インタ-ンシップ」に派遣する新しい試みが始まります。
 
 新しい試みを実現するための「学生海外派遣基金」に、
 下記16社の企業と東京中小企業家同友会大田支部より、合計 42万円 の賛助金が集まりました。
 
  ㈱東日製作所 様 / ㈱奈良機械製作所 様 / ㈱日本コンピュ-タ開発 様 / 三和電気㈱ 様
  高輪ヂ-ゼル㈱ 様 / ㈱大橋製作所 様 / 佐藤機械㈱ 様 / 平賀機械工業㈱ 様
  ㈱サヤカ 様 / ㈱日興製作所 様 / ㈱三和デンタル 様 / ㈱京福商店 様
  京浜容器㈱ 様 / ㈱井上製作所 様 / ㈱京浜工業所 様 / ㈲グロ-バル・コミッション
 
 10月11日、最終的に賛助金を取りまとめ、
 この基金を管理する (財)鮫洲会 に引き渡すことができました。
  http://www.samezukai.or.jp/foundation.html
 
 「学生海外派遣基金」には、
 すでに、都立高専同窓会より、30万円の賛助金が出資されており
 上々のスタ-トラインをつくることができたと言えます。
 
 高専交流委員会では、
 
 このプログラムをより教育効果の高いものとし、
 また、今後の産学連携発展の契機とするため、
 
 学生の選考、研修プログラム、事後報告会、基金の運用のなどについて
 都立高専の先生方と打ち合わせを行なっていただきたいと考えております。
 
 後段に、関係者の皆様への「お礼状」を掲載させていただきました。
 
 多くの皆様にご協力いただきました。
 大変有難うございました。
 
 
 
                                                       2007年10月11日

中小企業家経営塾・高専交流関係者の皆様
 
                                          東京中小企業家同友会 大田支部   
                                                  産学=都立高専交流委員会
                                          委員長  内 田  由 美 子
                                          TEL (03)5953-5671 FAX (03)5953-5672
                                          株式会社 京浜工業所
                                           TEL (03)3761-2131 FAX (03)3761-8240

 
         海 外 派 遣 基 金 協 賛 の お 礼 と ご 案 内       

 
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
 平素より格段なるご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 このたびは、都立高専「中小企業家経営塾」受講生海外派遣基金への賛助金、また、図書のご推薦をいただきまして、誠に有難うございます。

 全体の取りまとめの都合で、皆様へのご報告が遅れ、大変恐縮ではございますが、この基金に16社の皆様と東京中小業家同友会大田支部の支部予算を合わせた42万円の賛助金をいただき、本日、皆様の志をこの基金を管理する(財)鮫洲会(都立高専に設置される教育、研究の後援機構)に引き渡すことができました。
 (大変遅れましたが、近日中に、この財団法人より皆様に領収書を発行させていただきます。)
 また、皆様の推薦図書を、この基金とは別に、学校図書館「中小企業家経営塾コ-ナ-」の生きた教育のツ-ルとして揃えさせていただきました。
 
 初めての試みとなる学生の「海外学習」ですが、派遣学生の選抜につきましては、企業経営者を含めた「選考委員会」により、毎回の学生のレポ-トなどをもとに行なわせていただきます。
 海外派遣実施は、春休み(または、夏休み)を予定し、帰国後「報告会」が開催されます。
 試行錯誤もあろうかと思いますが、この基金を有効に活用するよう努め、進捗状況のご報告、会計報告などをさせていただきますので、今後ともご高配を賜りますようお願い申しあげます。
 
 さて、本年度の「中小企業家経営塾」ですが、日程と講師が、下記のように決まりました。
 
 10月17日(水)16:00~ 講師 株式会社 アイ・ディ・エス(江東区) 加茂坂鉄男 様
 11月14日(水)16:00~ 講師 小松ばね工業㈱(大田区) 小松節子 様
 12月25日(水)14:00~ 講師 ㈱畠山鐵工所(大田区) 畠山隆資 様 (京浜島現地にて)
  1月23日(水)16:00~ 講師 ㈱レガ-ロ(品川区) 高倉博 様
  2月13日(水)16:00~ 講師 ㈱篠崎製作所(品川区) 井ノ原忠彦 様 
 (12月以外は、東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 西棟4階 物理化学講義室)

 第1講の「ご案内」を同封させていただきました。
  http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/d7e7de42a843371c8d0304f36aa9ecb1
 第2講以降につきましては、改めてご案内させていただきますので、お時間の許す際に、お顔をお見せいただけば幸いです。
 
 今回は、大変有難うございました。産学連携の新しい試みを発展させていきたく考えておりますので、今後とも、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。末筆ではございますが、平素よりのご厚誼に感謝し、皆様方のご健康、ご発展を祈念申し上げます。

                                                             敬 具


10月17日(水)16:00~ 中小企業家経営塾 本年度 第1講 の ご案内

2007年10月10日 | Weblog

 
       ☆★☆☆ 都立高専交流委員会よりのお知らせ  2007.10.10 ☆☆★☆
 
 
        平成19年10月17日(水)16:00~ 都立高専・品川キャンパスにて
  
             都立高専・中小企業家経営塾 平成19年度 第1講
  
 
         日本人のモノづくりDNAの継承のために
 

       ~~ソフトウェアとモノづくりの融合を追求するIDS~~ 
 
 
           講師 株式会社 アイ・ディ・エス 加茂坂鉄男 氏
  
  
■ 日 時 10月17日(水) 16:00~ (講義開始)
■ 場 所 都立産業技術高専 品川キャンパス 西棟4階 物理化学講義室 にて
       
京浜急行鮫洲駅9分(品川区東大井1-10-40 TEL 03-3471-6331
        http://www.metro-cit.ac.jp/general/map_sina.html
■ 参加お申し込み  下記よりお願い申し上げます。
        http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/common/meeting.php?meeting_id=3531
   
       会場の都合で、先着順により、お申し込みを締め切らせて頂く場合があります。
 
        「中小企業家経営塾」は、高専の学生への授業です。
       ご配慮の上、ご聴講いだきますようお願い申し上げます。 
 
 
 平素より「都立高専交流委員会」の活動にご協力いだきまして大変有難うございます。
 
 22社にご登録いただいた「インタ-ンシップ会社説明会」では、
 40名を近い学生に企業での学習の機会を与えることになりました。
 「中小企業家経営塾・学生海外派遣基金」には、
 16社の皆様より、30万円を超える賛助金をいただいております。
 
 これを活動の糧とし、
 支部と地域社会により有益な仕事をしていきたく考えておりますので、
 今後とも宜しくお願い申し上げます。
 
 
 さて、「中小企業家経営塾」も6年目、
 第1講はものづくりのソフトウェアの分野からIDSの加茂坂氏を講師に迎えます。
 
 中学生の時から父親が経営する町工場で旋盤加工の手伝いをしていた加茂坂氏、
 高校生の時に、草創期のNC(数値制御)旋盤の操作を任されたといいます。
 
 それ以来、一貫して追求されているのが、
 ソフトウェアの技術を使って日本のものづくりを次の世代に継承していくことです。
 工作機械メ-カ-や超精密加工工場での修行をへ、
 1995年に当社を起業されています。
 
 職人から経営へ--
 この講義を機に、改めて企業のあり方を見直し、
 目的達成への仕切直しをしたいと話されていました。
 
  
■ 講義 「日本人のモノづくりDNA」
 
  自己紹介 / 日本のモノづくりの原点 / ユビキタス時代の到来 / 日本の生業
  モノづくりの伝承、そして融合 / 21世紀、日本の再生、世界との共生
 
■ 講師紹介 株式会社 アイ・ディ・エス 代表取締役 加茂坂鉄男 氏
 
 1959年 東京都江東区に生まれる。千葉大学工学部機械工学科卒
  中学生の時から父親の町工場を手伝い、草創期のNC旋盤を任される。
  通信制御系ソフトウェア開発会社、原子力発電所、F1、航空機などの超精密部品のCNC加工メ-カ-、
 パイプベンダ-メ-カ-などを経て独立。
  1995年 ㈱アイ・ディ・エス代表取締役就任。
 幅広い制御技術の蓄積により、ものづくりソフトウェアの前線で、
 顧客の信頼と高度な技術を結びつけて活躍している。
 
  本社 東京都江東区東陽3-8-5 日向野ビル3F
      東京中小企業家同友会江東支部会員
      http://www.ids21.co.jp/Japanese/J-IDS.html
  
  
 加茂坂鉄男さんとの打ち合わせの内容など
 関連記事を下記に掲載させていただいております。
  http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/056cacc0fdd95c4d4613144a407f51d9