都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

2014.02.06  都立高専交流委員会 運営会議  レジメ

2014年02月06日 | Weblog
 
    2014.02.06  都立高専交流委員会 運営会議  レジメ 
 
 
 
 
1.来年度の活動方針/課題について
  
  …… 「坂の上の坂」を登る 実践的一歩 を踏みだす年に!
 
 
  交流30周年を踏まえ、産学地域連携の新しいステ-ジヘ
 
  地域の産業 と 地域の研究/産業人材育成機関が、
  共に発展し、新しい可能性を切り開く産学連携を
 
 (組織の内部で進める産学連携ではなく、組織の外へ踏み出し、
  産業、産業技術発展と人材育成の広いリソ-スを獲得し、創造的に運用する産学連携)
 
  学校  …… 地域の産業と共に歩む地域教育:研究機関
  産業界 …… 次世代の担い手の育成を地域の産業の担い手の手で
 
 
 
 
 個々の課題について …… 多様な課題を機動的な役分担で実施していく
 
 
 ・ 中小企業家経営塾 第13期 講師候補 案 (5名)
 
   情産部会より …… 1名
   下町ボブスレ-など …… 昭和製作所 舟久保和利 氏 大田工連 舟久保氏 ご子息
   内田さんより …… ㈱サタコ 青沼三郎 氏 (気体、液体、熱の制御機器) 
   天野さん …… ??
        ……  
 
   中小企業家経営塾は、来年度から担当教授が変わります。
   12年間お世話になった遠山先生、新任教授を囲み、これまでを振り返るとともに
   これからの課題、また、わが国の産業、企業の課題を考える会合を持ちたいと考えています。
 
 
 
 ・ 中小企業家経営塾/学生海外派遣の継続実施
  
   従来通り、大連とし、経済グロ-バル化がもたらす課題を深く考える機会を学生に与える。
   今後の展開についても、より広い可能性を考えていく機会にしたい。
   9月7日(日)~13(土) / 9月8日(月)~14日(日)
 
 
 
  ・ インタ-ンシップ会社説明会の実施 と インタ-ンシップ学生受け入れの継続的拡大
 
   昨年は、5月15日に実施 …… そろそろ、準備を始めます。
   実施後の経験交流会については、事前に日程設定を
 
 
 
 ・ 産学(学校との)交流会の実施
   (交流30周年を踏まえ、今後の課題について議論を深める)
 
   パネルディスカッション等の形式で …… 新年度が始まった後の適当な時期に(6~7月)
 
 
 
 ・ 産学共催のシンポジウム「テクノシティ城南コミュニティカレッジ」 
 
   10月26日(日) 産技祭 を予定
 
   植松電機/カムイスペ-スワ-ク 植松努氏 を中心に  志はNASAより宇宙に近く!!!
   新産業創造拠点とそのための共同の取り組みを! 進めていくために 
 
 
 
 ・ 新年度よりのカリキュラム改訂により、産学連携(同友会提案)により二つの授業を実施
 
   平成26年度カリキュラム改訂 …… 実際の実施は 4年後(平成26年入学の4年生) 
 
   ① キャリアデザイン教育 …… 同友会の共同の力で
    白川氏、高瀬氏、別府氏(社会人基礎力)、企業訪問、企業と学生の交流会
 
   ② 変容する我が国産業とわが国の競争力基盤(日本産業論) 
    わが国産業の形成、発展をおさえ、経済のグロ-バル化によるわが国産業の変容を中心に
    (変容する産業界にその担い手として出ていくとは、その基本的な羅針盤を手にするために)
    外部招へい講師を中心に
  
   4年後の実施となるため、委員会の運営会議などで、内容を煮詰めていきたいと考えています。
 
 
 
 ・ 委員会の定期的開催 …… 年5回程度
 
   年間スケジュ-ルの事前確定と、その都度の課題を明確にして開催 
 
 
 
 ・ 図書館「中小企業家経営塾のコ-ナ-」へとの書籍寄贈の継続的実施
 
 
 

 
 
 
 
2.長岡技術科学大学 福澤 康 教授  
 
  …… 絶縁性セラッミックスに放電加工 技術的展開について 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
3.長岡技術科学大学 福澤 康 教授  
  
  …… 城南地域に研究室と産学連携プロジェクト立ち上げについて 
 
 
 
 
 
 

 

2月6日 交流委員会 運営会議 / 2月7日 中小企業家経営塾 他 の ご案内

2014年02月06日 | Weblog
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2014.02.04 ☆☆★☆
 
 
 皆 様
 
 平素より、大変、お世話になります。
 
 都立高専 中小企業家経営塾 も、
 今週の金曜日が、本年度の最後の講義となりました。
 
 木曜日に開催する 委員会の運営会議 には、
 絶縁性セラミックスに対する放電加工する新しい技術を温めてきた
 長岡技術科学大学の 福澤康 教授を、ゲストに、お迎えいたします。
 産学連携の新技術、新事業創造拠点形成へと議論を深めていきたく考えております。
 
 
1.2月6日(木) 都立高専交流委員会 運営会議 (6時30分~ PiO にて)
  ゲストスピ-カ- 長岡技術科学大学 教授 福澤康 氏
  絶縁性セラミックスに対する放電加工 と 産学地域連携プロジェクト立ち上げ
 
2.2月7日(金) 中小企業家経営塾 三菱鉛筆 常務取締役 中村 文俊 氏
  お客様視点と社員の情熱が高付加価値商品を生む
  ~~世界をリ-ドする日本の筆記用具/その技術と商品開発~~
 
3.品川区 新製品 新技術 クラスタ-フェア / おおた工業フェア  
     
 
 
     2月6日(木) 都立高専交流委員会 運営会議
 
 
■ 日 時 平成26年2月6日(木) 午後6時30分 より
■ 会 場 大田区産業プラザ 6階 G会議室
 
■ 議 題  1.来年度活動方針
      2.ゲストスピ-カ- 長岡技科大 教授 福澤康 氏 によるプレゼン
      3.上記を踏まえた 産学連携プロジェクト たちあげについて
 
 
 2月6日(木)の 都立高専交流委員会 運営会議 では
 放電加工の新技術によるベンチャ-起業について、ご案内させていただきます。
 
 詳しくは、当日 福澤康 教授に、お話しいただきますが
 この技術は、補助電極と放電プロセスで生じる カ-ボン被膜 を使って、
 窒化ケイ素などの 絶縁性セラミックス を 放電加工 するものです。
 
 福澤康 教授は、あるきっかけにより、20年以上前に、この技術を発見
 以降、その実用化に向けた課題解決を進め、その障がいを克服してきました。
 
 50ミクロン x 3.5ミリの微細な電極を、数10秒で切削加工するなど
 様々な関連技術が開発されるとともに
 燃料電池の高効率化のためのジルコニアの加工なども可能……とのこと、
 研究室レベルの技術としては、大変、熟成度が高いものとなっています。
 
 
 今回のお話は、
 今年度で定年退官される 福澤康 教授が、これに伴い
 実家のある東京で、若手ドクタ-と共に、ベンチャ-起業する意向によるもの
 ともに起業を進めたり、協力する企業を求めています。
 
 やはり、放電加工やマイクロ加工を専門とされる
 都立高専の 吉田政弘 教授にご紹介をいただいたものですが
 
 すでに、福澤教授、研究室のドクタ- 花岡氏、吉田先生を交えた
 最初のミ-ティングが開催されています。
 
 今回は、
 産学による地域連携プロジェクトを、どのように立ち上げていくのか? と
 一歩、前へ踏み出す議論を進めていきたく考えています。
 
 多くの皆様にご参画いただきたく、ご案内させていただきます。
 
 ご興味のある方は、当方にご一報の上、 gc-t@ac.auone-net.jp
 会場にお集まりいただきますようお願い申し上げます。
     
 
 
 
     2月7日 経営塾 三菱鉛筆 常務取締役 中村 文俊 氏
  
 
 本年度の最後の中小企業家経営塾は、三菱鉛筆 の 中村 文俊 氏 となります。
 
■ 日 時 2月7日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
      西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料) 
 
■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
        学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
  
 
 次々と新製品を開発し、
 世界に類例のない商品ラインナップを誇る日本の筆記用具。
 その精密性、機能性が、世界から高く評価され続けてきました。
 
 この分野では、世界最大の輸出国として、30年にわたり世界に君臨してきたわが国
 その地位が揺らぎ始めたのは、21世紀に入ってからです。
 
 中国等、新興国の低価格製品が、世界に出回り、市場を席巻するかに見えました。
 これに対して、我が国企業は、研究開発を怠らず、高付加価値化で対応、
 
 三菱鉛筆では
 従来にない滑らかな書き味を実現した油性ボ-ルペン/ジェットストリ-ム、
 常にとがった芯で書くことができるシャ-ペン/クルトガ、
 圧縮空気でインクを押し出し過酷な環境での筆記を可能にしたパワ-タンク
 
 パイロットでは、
 消せるボ-ルペン/フリクションボ-ル などの新製品を生みだし、
 
 市場の信任と独占的な地位を再構築、
 三菱鉛筆も、パイロットも、昨年度は 過去最高益 を更新しています。
 
 
 今回は、
 機械系の技術者として三菱鉛筆に入社した中村氏に、
 その技術、商品開発、経営理念についてお話しいただきます。 
 
 
 
     品川区(今週)と大田区(来週)の工業フェア
 
 
 品川区/大田区の恒例の展示会が、下記のように開催されます。
 セミナ-なども開催されますので、ご案内させていただきます。
 
 
 2月4日は、第10回 品川区 新製品 新技術 クラスタ-フェア
 
 おおた工業フェア 2014 は、2月13日~15日
  
 
 
 さて
 長岡技科大教授 福澤 氏の件につきましては、
 よい立地の研究室を立ち上げるとともに、
 地域連携による多様な実用化、製品化の試みを進めていきたく考えています。
 
 上記の二つの展示会にもおいでいただき、
 関係者と情報交換、意見交換を進めさせていただく予定です。
 
 今後とも、宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
グロ-バルコミッション 田中基茂
東京都大田区山王 4-19-6 4F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
gc-t@ac.auone-net.jp

2月7日 中小企業家経営塾 第5講 世界をリ-ドする日本の筆記用具

2014年02月06日 | Weblog
 皆 様
 
 
 平素より、都立高専との産学連携事業では、大変、お世話になります。
 
 本年度の 中小企業家経営塾 も、最終講 となりました。
 今回は、三菱鉛筆 株式会社 常務取締役 中村文俊 氏に、お話しいただきます。
 
 世界の先端を快走するわが国の筆記用具 …… さて、そのお話は ……
 
 
 
        2月7日(金) 都立高専 中小企業家経営塾 平成25年度 第5講
   
 高付加価値商品は お客様視点と社員の情熱から生まれる
  
          世界をリ-ドする日本の筆記用具 / その技術と商品開発  
     
        講師 :三菱鉛筆 株式会社 常務取締役 中村 文俊 氏
  
 
■ 日 時 2月 7日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
      西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料) 
 
■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
        学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
 
 
 
   世界をリ-ドする日本の筆記用具、その『ものづくり』から学ぶ   
 
 
 次々と新製品を開発し、世界に類例のない商品ラインナップを誇る日本の筆記用具。
 その精密性、機能性が、世界から高く評価され続けてきました。 
 
 三菱鉛筆 株式会社 は、創業128年を迎える総合筆記用具メ-カ-の老舗です。
 
 21世紀に入り、中国の低価格製品が世界に大量に出回るなか、
 研究開発投資を怠らず、高付加価値化を進めることにより、独自のポジションを構築、
 過去最高益を更新しています。
 
 従来にない滑らかな書き味を実現した油性ボ-ルペン/ジェットストリ-ム、
 常にとがった芯で書くことができるシャ-ペン/クルトガ、
 圧縮空気でインクを押し出し過酷な環境での筆記を可能にしたパワ-タンク など、
 
 世界に評価される商品群がどのように生み出されたのか?
 
 機械系の技術者として三菱鉛筆に入社した中村氏に、
 その技術、商品開発、経営理念についてお話しいただきます。
 
 ① 会社概要 
 ② ボ-ルペンの種類・特徴 
 ③ ボ-ルペンの隠れた技術 
   → 加工 → インク → 金型・成形 → 機構 → 設備 → 品質  
 ④ お客様視点と社員の情熱が結実する商品開発  
 ⑤ まとめ/経営理念 
 
 
■ 三菱鉛筆 株式会社 と 常務取締役  中村文俊 氏 について
 
 三菱鉛筆㈱ は 明治20年創業。
 1901年、わが国で初めて、鉛筆の量産に成功、逓信省に納入。
 
 1958年に販売を開始した
 三菱鉛筆 uni/Hi-uni は、世界最高品質、全22硬度の世界一の硬度幅を誇る。
 
 売上の50%はボ-ルペン、
 売上高の5%以上を製品開発に投下、新製品を開発している。
 
 コア技術を化粧品、カ-ボン製品、繊維染色などの新事業に展開。
 昨年度(平成25年12月期)は、最高益を更新。
 
 
■ 都立高専 中小企業家経営塾 について
 
  都立高専 中小企業家経営塾 は、私共とこの学校が共同で実施ている授業です。
  1時間の講義のあとグループ討論をおこないます。
  企業の皆様には、学生のコミュニケーションの促進役として、
  このグループ討論に ご参加いただきます。