都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

2月8日 中小企業家経営塾 日進工具 後藤勇 氏 《オンリ-ワン切削工具メ-カ-の歩みと戦略》 の ご案内

2013年02月07日 | Weblog
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2013. 2. 1 ☆☆★☆
 
 
 皆 様
 
 
 平素より、都立高専との産学連携事業では、大変、お世話になります。
 
 本年度の 都立高専 中小企業家経営塾 も
 2月8日(金)が、最終講義となりました。
 
 今回、講義においでいただくのは、
 金型などの微細加工に使用する 超硬小径エンドミル のリ-ディングカンパニ-
 日進工具 株式会社 の 後藤勇 氏
 
 バブル崩壊 と 工場焼失 が重なる 二期連続の赤字 を乗り超え
 超硬小径エンドミル を、成長市場に育てることにより ジャズタック に上場、
 その後のIR(投資家向け経営情報の開示、発信)でも
 他の企業にない取り組みをされています。
 
 参加お申し込みは、下記あてに、お願い申し上げます。
  gc-t@ac.auone-net.jp
  
 
 
 2月8日(金) 都立高専 中小企業家経営塾 平成24年度 第5講
 
         赤字からの脱却、町工場から上場企業へ 
   
  オンリ-ワン切削工具メ-カ-の歩みと戦略 
 
     講師 : 日進工具 株式会社 代表取締役 後藤 勇 氏   
 
 
■ 日 時 2月8日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
      西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料) 
      http://www.metro-cit.ac.jp/map/map_shinagawa.html
 

■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
        学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
 
 参加お申し込みは、下記あて、お願い申し上げます。
  
gc-t@ac.auone-net.jp 
 
 
 
  トップの急遽で社長に就任、
 
       バブル崩壊と工場焼失が重なって…… 
 
 
 日進工具の設立は1954年、
 鉛筆削りのカッタ-を生産する3名の町工場から始まり、
 1972年に 自社製品 パワ-エンドミル を投入、
 金型などを加工する切削工具メ-カ-として発展してきました。
 
 1990年社長を務める兄が急遽され、翌年 後藤勇 氏が社長に就任、
 直後に藤沢工場が焼失、バブル崩壊と重なり、
 会社は、2期連続の赤字に沈みこみます。
 
 これを機に、後藤氏が進めたのが、
 超硬小径エンドミル に特化し、ここで日本一を目指す 事業戦略の転換
 工業製品とこれを支える部品の小型化、微細化に対応して
 新市場を育て、そのリ-ディングカンパニ-の役割を果たすものです。
 
 4つの工場の仙台新工場への統合、
 開発センタ-立ち上げと独自の製品開発/製造システムの確立、
 過剰債務の脱却と無借金経営への転換を進めて、
 ジャスダックに株式を上場、
 
 ニッチと言われた製品を、
 世界のものづくりの先端を支える成長市場へと育てる役割を主導してきました。
 
 リ-マンショック後も業績を速やかに回復、
 本年度は過去最高の売上を計上する予定です。
 
 後藤勇氏に、日進工具の歩み、
 世界の工業製品を支える Made in Japn のものづくりの方程式を確立した20年、
 そして、
 2度の経営危機をリストラ抜きに克服した中小企業経営者の心意気について
 お話しいただきます。  
 
 
 
■ 日進工具 株式会社 と 代表取締役 後藤 勇 氏 について
 
 日進工具は、精密金型や高機能部品を加工する切削工具メ-カ-。
 刃先直径6mm以下の超硬小径エンドミルを成長市場へと育てたリ-ディングカンパニ-、
 5000社余りの顧客に、7000種類の製品を提供、国内シェアは30%を超。
 2004年 ジャスダック上場。資本金4.429億円、売上高62億円、経常利益11億円。
  http://www.ns-tool.com/
 後藤勇 氏は
 1991年社長就任、 経営危機を克服、 今日の経営戦略を確立し事業を刷新する。
 
 
■ 都立高専 中小企業家経営塾 について
 
 都立高専 中小企業家経営塾 は、私共とこの学校が共同で実施ている授業です。
 1時間の講義とその後のグル-プ討論(30分)で授業は構成されます。
 企業の皆様には、学生のコミュニケ-ションの促進役として、
 後半のグル-プ討論に ご参加いただきます。 
 
 
 
 それでは、
 今後とも、ご高配を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。