都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

都立高専の先生方 と 大田支部会員 により ブ-タン王立大学 技術教員 の 実技研修 / 来日する Sangay Dorji 氏 歓迎会 の ご案内

2018年06月10日 | Weblog

     ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2018.06.01 ☆☆★☆
 
 

 
             都立高専の先生方 と 大田支部会員 が 新しい取り組み
 
 ブータン王立大学 機械学部 技術教員 の 実技研修 を共同で進めます。 
 
         6月7日 大森「旬」にて、ブータンより来日する Sangay Dorji 氏 歓迎会
 
   
 
■ 6月7日 ブータン王立大学 技術教員 Sangay Dorji 氏 来日
 
■ 歓迎会  6月7日 午後7時30分より 大森「旬」にて ささやかな 歓迎会 
       鮨割烹 旬  https://hitosara.com/0006084568/  03-6459-6750
        東京都 大田区大森北1ー11ー5 共和七番館ビル 2F (2階の隅)
 
       ご興味のある方は 必ず当方にご一報の上 ご参加いただけば幸いです。
        03-5746-3041(グローバルコミッション 田中)  gc-t@ac.auone-net.jp
 
■ 旋盤実習 7日午後 より 15日まで、都立高専 工場 にて、断続的 に
       技能検定試験受験のための実技研修にも参加させていただきます。
■ 見 学  6月10日 国立科学博物館/お台場トヨタ くるまのテーマパーク MEGA WEB
             お台場 船の科学館
■ 企業研修 株式会社 東新製作所  http://www.toshin-ss.co.jp/
       企業見学 株式会社 京浜工業所  http://www.keihin-kogyo.co.jp/    
       他に タシロイーエル 様より企業研修のご快諾をいただきましたが
       諸事情により中止となりました。  http://tashiro-el.com/
 
■ 6月16日 Sangay Dorji 氏 帰国
 
 
   ブータン/日本の友好 と ダショー西岡 氏
             
 
 我が国の海外援助が継続的に行われるブータン。
 ダショー(最高に優れた人)と呼ばれた 西岡京治 氏の活躍は有名です。
 
 1962年、海外技術協力団(現JICA)の海外支援により現地入りした西岡氏は、
 任期終了後も28年にわたって現地に残り、ブータンの農業自立のために尽力
 現地の方が目を見張る成果を上げ「ブータン農業の父」と尊敬されました。
 現地で亡くなった際は 外国人としては初めての国葬 となり
 70万人の人口の国で5千人が葬儀に訪れ、政府も開店休業となりました。
 
 西岡氏が進めたのは、日本からの新品種の導入、野菜の栽培と農産物の商品化、
 品種改良、農業用地の開墾、農業試験場の創設と拡大にとどまらず、
 
 農業機械の修理、改修のための機械センターの運営と人材育成におよび、
 援助で現地に持ち込まれた農業機械は高い稼働率を誇ってきました。
 
  https://www.youtube.com/watch?v=4SLzh726sIs
  https://www.youtube.com/watch?v=gXeWg6dYZmg
 
 
   ブータン王立大学に機械工学部の創設を!
 
 
 これらの経験を踏まえ、ブータン王立大学に機械工学部を設立し、より系統だった
 人材育成を進め、現地に地場の町工場、工業基盤を定着させるために尽力してきたのが、
 大田支部会員 ㈱テラグリーン(NPO法人国際建設機械専門家協議会)の 白井一 氏です。
  http://www7b.biglobe.ne.jp/~terragrn/
  http://seconeq.web.fc2.com/
 
 白井氏は、社会人のキャリアをキャタピラー社ではじめ、その後、
 中小企業のトップとして 小松製作所の建設機械 を世界に広める尖兵となり、
 北米、南米、アフリカ……と、世界を渡り歩いてきた方です。
 この関係で途上支援が白井氏のライフワークの一つとなっています。
 ブータンには、2003年に道路整備機材拡充の JAICA調査員 として渡ったところから
 技術支援が始まったそうです。
 
 
   産学の連携により実現した 機械工学部創設
 
 
 この取り組みですが、白井氏の尽力により、
 関西大学をはじめとする教育研究機関、多くの企業の支援を受け、
 文部科学省の「日本型教育の海外展開推進事業」にも認可されるといった経緯をへて、
 本年、現地に新学部が創設されることが決まり、すでに大きな成果が上がっています。
 
  http://seconeq.web.fc2.com/Bhutan3.pdf  (白井氏のブータンについての取り組み)
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201707/CK2017070502000167.html
  (東京新聞に紹介された白井氏)
  https://www.kansai-u.ac.jp/Gr_sch/eng/up_img/20160627105037_RUB3.pdf
  (関西大学のシンポジウム/白井氏が基調講演)
  http://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/info/index.php?m=59
  (ブータンでの機械工学部設置と技術支援が、
   文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構の支援案件に)     
 
  https://www.kogakuin.ac.jp/news/2017/2018011701.html (工学院大学/右端が白井氏)
   
 
   これからが本番/高専と会員企業の取り組みで 次の一歩 を踏みだす
 
 
 今回は、新発足の機械工学部の運営を軌道に乗せるため、
 新任の技術指導員 Sangay Dorji 氏を東京にお呼びし実地研修を行うことになりました。
 
 これを東京都立産業技術高等専門学校(機械コース/吉田政弘教授他の皆様)と
 溶接や板金を基軸に、オープンファクトリーを進める 東新製作所(石原幸一氏)
  http://www.toshin-ss.co.jp/lab
 H2A や はやぶさ などの部品を手がける切削加工の㈱タシロイーエル(田代信雄氏)など
  http://news.livedoor.com/article/detail/10835120/  (『女性自身』の記事!!)
 高専と同友会大田支部会員企業の結びつきにより実施することになり
 支部幹事会で 大田支部の後援 をいただきました。
 
 学校では、技能検定試験受験用の実技研修に学生とともに参加させていただく他
 それ以外の時間も、断続的に 旋盤実習をしていただくことになりました。
 東新製作所 では 就業実習、京浜工業所(研削工具)の 企業見学 を行う予定です。
 これを白井氏がはりついてサポートします。

 学部(箱もの)の新設が決まって、これに魂を入れていく段階に入り、
 これがこの取り組みの正念場となります。
 関係者のネットワークを拡充しながら次の段階の体制を作っていくため、
 今後とも、この取り組みを支援していきたく考えております。
 
 
   6月7日 大森「旬」にて Sangay Dorji 氏 歓迎会
 
 
 6月7日 午後7時30分 より、ブータンより来日する
 機械工学部 技術教員 Sangay Dorji 氏 を迎えた 歓迎会 を開催いたします。
 ご興味のある方は、是非、ご参加ください。
 
 ご参加の場合は、必ず、当方にご一報いただきますようお願い申し上げます。
  03-5746-3041(グローバルコミッション 田中)  gc-t@ac.auone-net.jp
 (小さい会場のため、人数が増える場合は、会場を変更する場合があります。)
 
■ 日 時 6月7日 午後7時30分 より (1時間30分程度)   
■ 会 場 鮨割烹「旬」(JR大森駅東口下車徒歩3分) 03-6459-6750
     東京都 大田区大森北1ー11ー5 共和七番館ビル 2F (2階の隅)
      https://hitosara.com/0006084568/
 
 必ず、当方にご一報の上、ご参加いただきますようお願い申し上げます。
 
 日本料理店が撤退を続けた 大森駅周辺
 最近、よい店の出店(開店)が始まったようです。会場はその一つです。
 
 
 
東京中小企業家同友会 大田支部 都立高専交流委員会
      
グローバルコミッション 田中基茂
東京都大田区山王 2-3-3 6F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
gc-t@ac.auone-net.jp



都立高専インタ-ンシップ 参画 御礼 / 留学生採用 先進事例 企業見学会 の ご案内

2018年06月10日 | Weblog

    ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2018.05.31 ☆☆★☆
 
 
1.都立高専インターンシップ(会社説明会)参画 御礼
2.6月11日 留学生採用 先進事例 株式会社 三美テックス 企業見学会 の ご案内
 
 
 平素より、大変、お世話になります。
 
 都立高専のインターンシップにつきましては、
 多くの皆様にご参画をいただきまして、誠にお世話になりました。
 
 会社説明会では、先着順で、定員を締め切らせていただいた結果
 機械系の企業では一週間程度で、その後ほどなく全体が定員に達し
 多くの企業の皆様に、参加をお断りすることになり、恐縮でございます。
 
 今回は、東京都立産業技術高等専門学校 の インターンシップ 受入の
 お申し込みをいただきまして、誠に、有難うございます。
 
 本年は、下記の企業様(敬称略)にご参画をいただくことになりました。
 
  株式会社 リプスワークス      平賀機械工業 株式会社
  株式会社 日本計器製作所      株式会社 東邦精機製作所
  株式会社 田野井製作所       泰興物産 株式会社 
  第一高周波工業 株式会社      株式会社伸光製作所
  株式会社 上島熱処理工業所     オグラ宝石精機工業 株式会社 
  株式会社 三ツ矢          富士ソフト企画 株式会社
  フェイト・アイ 株式会社      広沢電機工業 株式会社
  株式会社 日本コンピュータ開発   東京理学検査 株式会社
  株式会社 ディーゴ         株式会社 ソフタス
  株式会社 佐藤製作所        協和界面科学 株式会社
  アールシーソリューション 株式会社
  特別企画として  在中国/大連企業インターンシップ
  
 以上、会社説明会 参加企業 様
 以下、会社説明会に参加されなかった インターンシップ 受入企業様
 
  株式会社 ローヤルエンジニアリング  株式会社 RayArc   
  睦化工 株式会社  株式会社 ヒューマンシステム  株式会社 ヒダン
  株式会社 西居製作所  東京オートマック 株式会社  有限会社 東蒲機器製作所
  電子磁気工業 株式会社  株式会社 データ・テック  株式会社 ソアーシステム
  株式会社 スリ-エスシステムアンドサ-ビス  株式会社 昭和製作所  
  株式会社 重松製作所  株式会社 サンミューロン  株式会社 コーケン
  株式会社 KSF  行政システム 株式会社  株式会社 木村工業
  株式会社 オンザウェイ  株式会社 大橋製作所  オー・エイ・エス 株式会社
  株式会社 ウガトリア  株式会社 アドバンスト・ ソフト  三益工業 株式会社
  株式会社 アドックインターナショナル  日本文化精工 株式会社
 
 「会社説明会」当日は、
 「昨年よりじっくり学生と話すことができた。」という参加企業様の声もありました。
 比較的、充実した時間を持つことができたのではないでしょうか?
 
 皆様のご協力に感謝申し上げます。
 
 6月に入ると 学生の企業選択 が本格的に始まっていきます。
 
 学生の応募 や インターンシップの実務的な手続き につきましては
 学校より、ご案内がございますので、宜しくお願い申し上げます。
 
 
 私共の取り組みへの
 お問い合わせ、ご意見などは、当方までお願い申し上げます。 
  03-5746-3041(グローバルコミッション 田中)  gc-t@ac.auone-net.jp
 
 
 

   6月11日 東京中小企業家同友会 大田支部 製造部会 企業見学のご案内
 
     中小企業 留学生採用 の先端事例 / 株式会社 三美テックス
 
  従業員60名余りのうち 中国 ASEAN 等の留学生が15名
 
  海外営業、技術開発で活躍し、60か国以上に製品を輸出
 
 
■ 日 時 6月11日 午後3時 ~ 午後5時 終了後 懇親会
■ 会 場 株式会社 三美テックス 現地集合
     東京都大田区下丸子 2-14-3  03-5482-2101
     http://www.sanmi.co.jp/pdf/access.pdf 
■ 内 容 工場見学 / 代表取締役 田丸久喜 氏の報告 / 質疑応答
     (留学生出身者にも、お話を伺う予定です。)
■ 参加費 千円  懇親会は 別途実費 
■ 参加お申込み 下記よりお願い申し上げます。  
         http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/17778.pdf
  
 会員外の方のご参加を歓迎しております。
 恐縮ですが、参加者が多数となる場合、先着順とさせていただく場合がございます。
 ご了承賜りますようお願い申し上げます。
 
 
 1950年の創業以来、多くの取引先の支持により、
 幾多の設備機器を自社開発・製造・販売してきた 株式会社 三美テックス。
  http://www.sanmi.co.jp/
 
 変電設備の絶縁油を浄化するアルソ式活線浄油機 では
 独占的な強さを持ち、電力会社、鉄道等有力企業への納入を続けてきました。
 
 商社マンだった現社長 田丸久喜 氏が事業を継承し
 
 「21世紀はアジアの時代、とりわけ中国の時代」と認識、
 1980年代より海外展開の機会を窺っていたこの会社に立ちはだかったのが
 そのための「優秀な人材が大企業に吸い上げられる」現実でした。
 
 この壁を打破することになったのは、国境を超えた人材の採用と活用です。
 
 1993年、
 東京中小企業家同友会の共同求人により中国人留学生を大学院より採用。
 
 この留学生が日本に帰化すると、懸案だった台湾市場の営業に登用
 そのシェアを10%から90%に高めると、
 前後して、中国、台湾、韓国、ASEAN等の留学生を次々に採用、
 最初に採用した方が、早い段階で 取締役 に就任しています。
 
 現在、従業員60名余りの企業に、
 日本の大学院や、米国の大学を卒業した外国人留学生、
 中国の大学から直接採用した方など 15名 が在籍、
 
 海外営業や技術開発、製品開発に活用
 自社で開発、設計、製造した機械装置を60か国以上に輸出してきました。
 
 流体技術や充填機器といった独自の自社技術を生かし
 
 生産ライン用自動化設備、省力機器、検査、分析、試験機器等、
 市場の要求に柔軟に対応しながら製品分野と業績を拡大、
 国境を超えた人材登用により、世界の市場との結びつきを深めてきました。
 
 すでに、企業にとって必須の課題ともなっている外国人スタッフの採用
 その先進企業訪問から、多くのことを学んでいただけば幸いです。
 
  
 
東京中小企業家同友会 大田支部 都立高専交流委員会
http://www.tokyo.doyu.jp/
 
グローバルコミッション 田中基茂
東京都大田区山王 2-3-3 6F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
gc-t@ac.auone-net.jp