都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

4月13日 交流委員会 運営会議 開催 / 3月21日 大田支部例会 浜野慶一 氏 報告 / ベトナム人留学生採用

2012年03月25日 | Weblog
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2012. 3.23 ☆☆★☆
 
 
 平素よりお世話になります。
 
 次回、都立高専交流委員会 運営会議 の 日程が
 4月13日(金)午後6時30分より、京浜工業所 にて、と決まりました。
 
 新年度のキックオフの会議となりますので、
 皆様のご参加をお待ちしております。
  
 
 
     平成24年度 都立高専交流委員会 第1回 運営会議
 
■ 日 時 平成24年4月13日(金) 午後6時30分 より 
■ 会 場 株式会社 京浜工業所
      東京都品川区東大井2-13-8 ケイヒン東大井ビル
      TEL 03-3761-2131
      http://www.keihin-kogyo.co.jp/company/profile.html
 
■ 議 題 本年度の基本方針
 
     本年度の課題、これからの活動方向、それをどう組み立てていくのか?
     大震災 と リ-マンショック を超えて …… それぞれの企業の課題
     (議題につきましては、別途、ご案内を差し上げます。)
 
 ご予定をお取りいただけば幸いです。
 
  
 明日、学生海外派遣基金の設置団体となっている
 財団法人 鮫洲会 の 評議員会 に、内田さんと参加してまいります。
 
 新しいステ-ジに立ち始める 都立高専との産学連携
 学校の公立大学法人化により、
 むしろ、行政の上からの管理が強まるとと共に、
 学校内部の組織運営のあり方が変わっており
 
 新年度の海外派遣のスキ-ムが決まっていないなど、
 いろいろと調整すべき問題に直面しています。
 
 交流の原点、また、地域の次世代の産業とその担い手のために
 私たちが、果たすべき役割を再確認するとともに、
 いろいろな問題を
 うまくほぐし、組み立て直しとていく1年といたしたく考えています。
 
 来年度の活動方針の原案を、別途、事前にご案内させていただきますので
 当日のお時間をお取りいただきますようお願い申し上げます。
 
 
 
        2012.3.21 大田支部例会(浜野製作所 浜野慶一 氏)のご報告
  
産学連携を基軸に、オ-プンイノベ-ションのネットワ-クを 
 
 
 さて、
 先日の 大田支部例会 では、中小企業家経営塾 でお世話になった
 株式会社 浜野製作所 浜野慶一 氏 の 報告、素晴らしいものでした。
 
 これをお聞きにならなかった方は、大変、もったいないことをしたと思います。
 
 特に、興味深かったのは、
 一橋大学の教授をされていた 関満博 氏との関係によるネットワ-クづくり
 一橋大学、早稲田大学の学生を長期にインタ-ンシップさせ
 この学生達に、業務改善 や 営業改革 に参加させる産学連携により、
 今日の企業の基盤をつくり、
 そのネットワ-クの発展 と 企業の発展 が、結びつけられている点です。
 
 内外の様々な皆様のご協力により進められている
 都立高専との産学連携
 そのこれからの発展方向が、浜野氏の報告の中にも示されておりました。
 
 
 ところで
 最近、考えるのは 自社の経営理念 を、どう表現していくのか? ということ
 
 浜野さんの報告から言うと、浜野さんが事業継承する最初の一歩となった
 「中小企業は楽しいぞ」「ものづくりって楽しいぞ」という
 創業者であったお父様の言葉
 
 すべての(お客様、スタッフ、地域、次世代)の人々が
 充実した人生を送るために、ものづくりを通して貢献する
 ということでしょうか ……
  http://www.hamano-products.co.jp/pdf/rinen.pdf
 
 大切なのは、理論(理念/価値観/考え方)か? 実践か? などの
 二者択一であろうはずがなく、
 経営理念/経営ビジョン/経営計画/行動指針 は、一体のもの
 この中に、事業領域、社会との関係を明確に設定し、発展させていくもの
 
 常に、現状から一歩を踏み出していく 意志 と 覚悟 が問われているでしょう。
 
 
 次世代の育成 と 新事業創造を、結びつけて進める産学連携
 4月17日(火)の
 同友会 葛飾支部 総会では、その もう一つの報告 が 行われます。
 
 浜野製作所も参画する「無人深海探査機」開発の「首謀者」
 杉野ゴム化学工業所 杉野行雄 氏が、講演
 「深海探査機『江戸っ子1号』開発プロジェクト発進!
  ~~夢の深海 8000メ-トルヘ、町工場が挑む~~」です。 
  http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/common/meeting.php?meeting_id=8449
  http://sankei.jp.msn.com/science/news/120122/scn12012218000002-n1.htm
  http://www.sugino-gomu.co.jp/
  
 
 
   ベトナム人留学生採用、ビジネス連携について
 
 
 東京中小企業家同友会IT部会 様 には、
 中小企業家経営塾 講師派遣、インタ-ンシップ受入れ などで、
 ご協力をいただいております。
 
 このIT部会が、
 「中国・東南アジア地域でのビジネスを考えるシリーズ」 として
 アジア各地でのビジネス連携/ビジネス展開について、
 連続した学習の機会を提供しています。
 
 次回、4月12日(木)は、
 「ベトナム留学生採用・求人について」として、
 2名のベトナム人留学生の方が、小講演をされます。
 
 講師が所存する 公益財団法人 エムピーケン、NPO法人 MP研究会 は、
  http://www.mpken.jp/
  http://mpken.jp/npo/
 
 ベトナムを中心に、
 ASEANとの国境を超えた人材交流、人材育成を進めているとのこと。
 
 ベトナム人留学生の採用、現地ビジネス、ビジネス連携を進めている
 企業様も多くなっておりますので、ご紹介させていただきます。
  
 参加お申し込みは、下記よりお願い申し上げます。
  http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/8504.pdf
 
 
 
 それでは、
 今後とも、宜しくお願い申し上げます。
 
 
 

3月21日 浜野製作所 浜野慶一 氏 工場全焼を乗り越え、高付加価値分野へ展開、次世代ものづくりへ

2012年03月16日 | Weblog
 
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2012. 3.15 ☆☆★☆
 
 
 平素よりお世話になります。
 
 仕事の繁忙期などと重なり
 来年度方針の準備(支部一泊幹事会)、学校との打合せなどを進めてきましたが
 皆様に、ご案内をすることができずに、申し訳ありませんでした。
 
 大田支部総会は、4月21日(土)
 委員会を、その前に開催することについて、
 内田委員長と打合せをさせていただいておりますので、宜しくお願い申し上げます。
 
 さて、今回は、大田支部例会のご案内となります。
 
 3月21日(水)、
 昨年、中小企業家経営塾 で お話しいただいた ㈱浜野製作所 浜野 慶一 氏 に、
 支部例会で、ご報告をしていただきます。
 じっくり、お話をお聞きし、議論を深める機会となります。
 
 会外の皆様のご参加を歓迎しております。
 多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内させていただきます。
 
 
 
             東京中小企業家同友会 大田支部 3月例会
 
 
    工場全焼を乗り越えて ~~ 社員と二人での再出発
 
         経営理念に基づいた仕事で会社が伸びる
 
 報告者 : 株式会社 浜野製作所 代表取締役 浜野 慶一 氏
 
■ 日 時  3月21日(水) pm 6:30 ~ pm 9:00 ごろ
■ 会 場  大田区産業プラザ(PiO) 6階 D会議室
      大田区南蒲田 1-20-20 京急蒲田駅より徒歩約3分 03-3733-6600
      http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html
■ 会 費  無料 / 例会終了日の「懇親会」は、別途、会費あり
 
■ お申込 下記よりお願い申し上げます。
      http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/8348.pdf
      お問い合わせ 事務局 荻原 03-3261-7201
 
 
 縦横に産学連携による製品開発を進め、
 全国のものづくり企業ネットワークのキーマンをつとめる 浜野慶一 氏。
 
 お隣よりの出火により、工場が全焼したのは、
 バブルが崩壊しゆくなかで父親から事業を引き継いだ、その7年後
 
 板金の量産ものを扱う工場を、
 試作品を主体とした高付加価値工場へと、徐々に構造転換し
 新工場を立ち上げようとしていた、まさに、その時でした。
 
 消防車が駆けつけるなか、浜野氏は不動産に駆け込み、
 「取引先に迷惑をかけられません。すぐに工場を探してください」と交渉、
 仮工場を即日契約、翌日には入居して、営業を再開していたといいます。
 
 火元の住宅メ-カ-が倒産して、賠償金をもらうこともできず
 工場のあった借地からは立ち退きを要求される中
 果敢に営業を再開するとともに、この年に、新工場を立ち上げ
 2年後には、第2工場を新設して、
 焼け跡の中から、事業の再構築を進めてきました。
 
 顧客は、4社から650社へ
 震災後も営業は揺るがす、昨年の新規取引先は100社余り、
 全国の中小企業ものづくりネットワ-クのキ-マンとして
 被災地支援に、取り組まれています。
 
 こうした基盤の上に進められているのが
 
 産学連携と地域ビジネスを結びつける電気自動車開発、
 無人深海探査機「江戸っ子1号」の開発への参加
 
 製品の受け手の喜び と つくり手の喜び を結びつける
 一般市民よりの製品受注です。
 
 浜野氏の報告にもとづき、
 新時代のものづくりのビジョンについて、議論を深めていければと思います。
 
 多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
 
 
■ 株式会社 浜野製作所 経営理念
 
  「おもてなしの心」を常にもって、お客様・スタッフ・地域に 感謝・還元し
  夢(自己実現)と希望と誇りを持った活力ある企業を目指そう!
 
 
■ 株式会社 浜野製作所 沿革
 
 1967年 浜野製作所創業。1993年 創業者の死去に伴い 浜野慶一 氏 代表就任。
 2000年 近隣火災により工場延焼、翌日より仮工場で営業再開。
 2000年 精密板金・試作工場 新設。2002年 プレス・金型工場 新設。
 2003年 墨田区『フレッシュ夢工場』モデル工場認定、 早稲田大学と産学連携開始
 2005年 「すみだが元気になるものづくり企業大賞」受賞。
 2005年 2007年 「レ-ザ-加工コンテスト」審査員賞受賞。
 2007年 墨田区、 早稲田大学と電気自動車開発開始。現在までに3車種を製作。
 
  http://www.hamano-products.co.jp/
  http://www.dreamroad.biz/person/0057/index.html
  http://digital.asahi.com/articles/TKY201110120240.html
  http://www.youtube.com/watch?v=2yByC89B6yc