大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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冬枯れの林 凛としてオオタカ 2019.1.30

2019年01月30日 | Weblog
 外に出てみると意外と暖かい。手袋もつけずに寒くない。

 城南地区南外堀沿いを歩いていると、対岸の木にオオタカがとまっている。ちょうど豊国神社裏辺り。
 距離はあるがとりあえず数枚撮影しておく。モニターを拡大して見ると精悍な目つきが素晴らしい。

 オオタカは一番好きなタカ。レッドデーターブック(RDB)では
●準絶滅危惧(NT) 現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種。
 ランクとしては、絶滅の危険度が低いと判断されている。。。。

 前回書いたレッドリストとレッドデーターブックの関係は、種々調査の結果絶滅の危険度を判断しレッドデーターブック(RDB)としてまとめられ発表される。

 ところが野生の生物は日々環境変化にさらされ、絶滅危険度は変化する。しかしその都度RDBを書き換えることはできない。
 なので、随時レッドリストとしてその後の状況を発表し、何年かに1度はRDBとしてまとめられている。前回書いたトキもこれによるリストの見直し。

 現在のRDBは2014に発表されたもの。環境省に申し込むと郵送で購入できる。興味のある方は取り寄せてみるのもお勧め。あなたの好きな鳥がどんな状況にあるのか。

 ちなみにRDBは地方自治体でも発表されていることが多く、大阪府では 「大阪府レッドリスト2014」 として発表されている。
 これは大阪府の咲洲庁舎にある、環境農林水産部みどり・都市環境室みどり推進課へ行けば無料で配布されている。

 いずれにしても 「種の保存法」 のような法的拘束力はない。こんな状態だからみんなで気を付けて守りましょう・・・掛け声みたいな。

・オカヨシガモ3羽 南外堀、西外堀 わずかこれだけに。
・ヒドリガモ51羽 南外堀、西外堀、北外堀。
・マガモ5羽 西外堀、内堀。
・ハシビロガモ44羽 北外堀。
・コガモ8羽 南外堀、内堀。
 
・ホシハジロ295羽 南外堀、西外堀、北外堀 減少。
・キンクロハジロ194羽 すべての堀で。
・スズガモ1羽 北外堀。

・オオバン38羽
・カイツブリ5羽
・セグロセキレイ1羽 南外堀。
・ハクセキレイ6羽
・カワセミ1羽 南外堀水面を低く飛ぶ。
・ゴイサギ4羽 北外堀ねぐら、今日はホシゴイが2羽も。
・セグロカモメ2羽 第二寝屋川

 大阪城公園に記録のある鳥で、最も絶滅の危険度が高いとされているのは、国のRDBによるとブッポウソウ、
 絶滅危惧IB類(EN) IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種とされている。

・アオジ6羽 音楽堂西側上、豊国神社裏。
・シロハラ6羽
・ツグミ2羽
・ウグイス2羽 沖縄復帰の森、梅林南側上ウバメガシで笹鳴き。
・ジョウビタキ2羽
・エナガ4羽 梅林南側上桜広場。
・アトリ32羽 飛騨の森。頭が真っ黒になったものも。撮影したかったがすぐに飛び上がる。
・シメ1羽 飛騨の森。

●オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、オオバン、アオジ、シロハラ、ウグイス、セグロセキレイ、ハクセキレイ、オオタカ、カワセミ、ジョウビタキ、エナガ、ツグミ、アトリ、スズガモ、ユリカモメ、ゴイサギ、シメ、シジュウカラ、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 

    
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