大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/30 何と!何と! オオバン5羽。

2011年11月30日 | Weblog
 吉本の誰のギャグだったか? 「びっくり、くりくり、くりっくり!!」 オオバンが5羽!

 オオバン5羽で、何でそんなに驚くか? と思っている方も多いだろ。 確かに琵琶湖や淀川など各地で、1000羽を超えるオオバンが水面を埋めている姿は普通に見られる。
 しかし、大阪城公園では珍鳥。 2001年11月25日南外堀の一番やぐらの下辺りの倒木にいたのが初記録。それまで観察されたことがない超珍鳥。

 初めて見つけた時の興奮は今でも鮮明によみがえる。 急いでカメラを準備。当時は800ミリを使っていたが、それでも遠い。テレコン2倍を付けてシャッターを切る。 フィルムはフジのRDPⅢ。感度は100。シャッター速度は30分の1。

 石垣の下を覗き込む不安定な姿勢、カメラもレンズもブレ防止装置など無い。露出もピントもすべてマニュアル。36枚撮影するとフィルムと現像で1500円ほどかかるので、数撃ちゃ当たる!みたいな撮影はできない。
 思い出は、出合いの喜びと悔しさと。

 その後、2009年の秋から同一個体と思われる2羽が越冬するようになった。これが飛来しなくなったら、再び大阪城公園ではオオバンを見るのは困難になるだろう。 
 ところが今朝の大阪城公園、北外堀に4羽。内堀に1羽。計5羽。これはうれしい飛来。定点観察している者が味わえる喜びだ。

 ヨシガモは南外堀4、内堀1の計5羽。内堀の1羽は♂で少し緑が見える。他は♀型。 ヨシガモの数は、日によって変化が大きいように思う。 オカヨシガモは増加して東外堀、内堀、北外堀の計47羽。多分来春まで二桁代で推移するだろう。

 カワセミが、南外堀、西外堀、内堀で各1羽。 カイツブリは、南外堀4、内堀1の計5羽。
 ユリカモメが、例年のように北外堀と第二寝屋川の間の電柱、電線に並んでとまる。54羽。こんな時は数えやすくて楽でいい。

 ジョウビタキは公園詰所で♂1、西の丸庭園で♂1。空堀で♀1。 ツグミは西の丸庭園でかろうじて1羽観察のみ。 シロハラには出合いなし。
 西の丸庭園で、ハイタカがかなり低くて近いところをゆっくり通過。カラスにも追われることなく。あらかじめ分かっていれば、カメラを構えて待っているんだが。でもいい出合いに感謝。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、ウグイス、メジロ、ジョウビタキ、ツグミ、カワラヒワ、ハイタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、ハクセキレイ、カイツブリ、カワセミ、オオバン、ユリカモメ。
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