大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

センダイムシクイ到着しました! 2019.4.2

2019年04月02日 | Weblog
 朝起きると、風邪もひいていないのに鼻水が止まらない。・・・認めたくない花粉症。家を出るまでに何度も何度も鼻をかむ。テッシュペーパーが何枚あっても足らない。
 ただ、ありがたいことに大阪城に着いた頃にはほぼ止まって、その後は何ともない。なぜだろう。

 「令和」 昨日からこの話題でいっぱい。平成の時もそうだったけど、やがて耳になじんで 「れいわ」 と出るようになるんだろう。

 あとひと月で令和元年。最初の鳥は何かな?とちょっと楽しみ。5月1日家を出たらヒヨドリかスズメあたりか。
 でも、日が変わった深夜に 「夜ガラス」 と呼ばれるゴイサギの声を聞くかも。令和最初の鳥がゴイサギか。・・・嫌いとは言わないが。

 市民の森で高校生U君に出会う。ちょっと立ち話。ムシクイの話しになって 「チヨチヨビー」 声を聞いたと。
 その時声が聞こえ、辺りを探すとセンダイムシクイ1羽見つける。今期初だ。

 そういえば、30日にひでキングから連絡があった。今年のセンダイムシクイ初認だった。3月での観察は初ではないかと、記録を調べると2017.3.30に初認の記録、過去30年近くの観察で3月中の観察は2回目の貴重な記録であった。詳しくは3月30日のひでキングのブログを。

 空堀の太鼓やぐら跡で今朝もチョウゲンボウと聞く。その後再び出会った高校生U君と立ち話していると上空にチョウゲンボウ。
 かなりの高度でホバリングしていたが本丸方向に急降下。

 彼と別れて豊国神社裏で突然チョウゲンボウが現れ。南外堀沿いの木にとまる。
 距離も近い。絶好の撮影チャンス。しかし南外堀の方を向いていてこっちを見てくれない。後ろ姿。

 もうすぐ春休みが終わるU君、ムシクイのさえずりを予習してきたという。応援してやりたい。

 オオタカが沖縄復帰の森から市民の森方向へと聞く。

 オオタカやチョウゲンボウが珍しくないこのごろ。大阪城公園の記録を始めたころは珍鳥。出合った日は興奮して眠れなかった。

 シロハラ6羽

 アトリ1羽 市民の森。

 ツグミ4羽 

 エナガ4羽 沖縄復帰の森、ピースおおさか、飛騨の森。

 ツバメが南外堀と北外堀で。もう春そのもの。

 ウグイスのさえずり、音楽堂西側上と城南地区。

 モズは♂1羽、人工川。

 シメ1羽 修道館裏。

 オオバン21羽

 キンクロハジロ131羽

 ホシハジロ17羽

 オカヨシガモ3羽

 コガモ4羽

 カイツブリ4羽 すべて夏羽

 マガモ3羽 あやしいやつ、純粋な野生のマガモではないのだろう。

 カワウ12羽

 ヒドリガモ5羽

 ハシビロガモ29羽 北外堀。

 ゴイサギ3羽

●今日の観察種。
 シロハラ、オオバン、オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シジュウカラ、センダイムシクイ、アトリ、ツグミ、アオジ、オオタカ、エナガ、ツバメ、ウグイス、モズ、カイツブリ、カワウ、メジロ、シメ、チョウゲンボウ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


◆◆センダイムシクイ (1993.4.29 愛の森)
 他の鳥を探している時だったので注目していなかったが、目がいくたびに同じ枝の葉先でホバリングしている。なぜかその木に執着しているようだ。餌になる虫がたくさんいたのだろう。
 しばらくしてその枝の近くに行ってみると、枝にとまって動かないセンダイムシクイを見つけた。ムシクイが動かずとまっている姿は見たことがない。
 鳴き声はないが、はっきりと頭央線が見える。これほどはっきり確認できてセンダイムシクイも珍しい。
 他のムシクイとの識別点に、大きさや色合いが書かれているが、非常に多くの経験を積まないと簡単には見分けられない。その点頭央線が見えて識別できるのは幸運だ。
 前にかかった枝がなければ、なお良かったが、とりあえず数分間じっくり観察できたことに感謝。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キクイタダキが やってきた!... | トップ | 春の渡り静かに。 2019.4.3 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事