大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

5/17 寂しくなった大阪城公園。

2016年05月17日 | Weblog
 明け方まで雨。家を出ると道端に水たまり。今日は火曜日。

 前回のブログで5/14にホトトギス? と書いて結局空振りだった。 しかしコメントで5/15の日曜日にホトトギスが鳴いたと。

 そうだったのか。 一日ずれたがやっぱりホトトギスがこの時期に。 過去4年間が14日・15日・16日の三日間の間に初鳴き。
 来年はどうだろう。その日が今から楽しみ。

 大阪城公園に春の渡りはほぼ終わり。これからも単発的にトケンやサンコウチョウなどが出るだろうが、基本的にはほぼ終わり。 少し悲しいけれど例年の事。

 今朝もムシクイの声すら聞こえない。メボソからオオムシクイの時期なんだけれど。

 空堀でイソヒヨドリ♂♀の2羽。ペアだろう、時期的に繁殖つがいではないだろうか。

 北外堀でキンクロハジロの♀が越夏中。この個体は2002年からで14年目でかなり長い。しかし、もっと長く越夏したのがいた。
 ホシハジロ♀で1991年春から内堀で越夏し、2006年7月12日が最後となった。約25年間、大阪城公園の内堀で過ごした。

 キンクロハジロは、潜水して主に貝など動物性のものを主食としていると記憶にあるが、雑食性なのだろう。内堀に貝などはなく、魚を捕えることはできないだろうから、結局水草など植物を食べている。パンを投げる人にもよく集まってくる。

 キンクロハジロの寿命は何年くらいだろうかか? 本で読んだ記憶がない。 ネットで調べてみると大体15年くらい。長くて20年。はっきり分からないようだ。

 野生のカモの寿命を調べるのは非常に困難。多分調査した人はいないだろう。
 動物園などの飼育下でははっきりするが、野生とは環境が違うので答えにならない。

 越冬は完全な野生と檻などでの飼育との中間ではないか。内堀のキンクロハジロが14年目。過去ホシハジロが25年。ひとつの貴重な記録であろう。

 北外堀のキンクロハジロ、これからも長生きして記録を。ずっと注目している。

●京の素敵な鳥たち。
 シジュウカラ、カワラヒワ、ツバメ、コゲラ、イソヒヨドリ、アオサギ、キンクロハジロ、コサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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