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その日僕は、いつものようにリュックに乗って、 |
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おかか先生の姿を、ぼんやり見ていた。 |
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その時、突然 ―― とんでもないことに気付いたんだ! |
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おかか先生のおなかが、あんなボテ腹になってる! |
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「メ、メタボだ!」 |
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「しまった……! もっと早く気付いてあげればよかった……」 |
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「先生は病院嫌いだし……もう手遅れかも……」 |
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「……おむさん、大丈夫?」 |
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「ね、そんなに悲観することないと思うよ……」 |
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「僕からも先生に、病院に行くよう勧めてみるからさ。ね?」 「う、うん……」 |
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「食事療法と運動で、きっと良くなるよ……」 |
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「うん、そうだね……。よっちゃん、ありがとう」 |
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「こらっ! 誰がボテ腹だと!?」 |
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「いいか、おいっ! よく見ろっ!」 |
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「これは腹じゃなくて、脚だ~っ!」 |
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「な、な~んだ」 |
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「あちゃ~! 失礼しました……」 |