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おかか先生である。 |
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投薬、三日め。 (※参照、「新処方にて投薬開始」) |
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薬を練り込んだフードを、今日も。 |
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7割ほど食べてくれた。まずまずである。 |
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そろそろ、効き目が出てきてもいい頃だが……。 |
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おかか先生である。 |
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投薬、三日め。 (※参照、「新処方にて投薬開始」) |
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薬を練り込んだフードを、今日も。 |
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7割ほど食べてくれた。まずまずである。 |
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そろそろ、効き目が出てきてもいい頃だが……。 |
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おむさんである。 |
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三週間ほど前に、ケガをした。 (※このコマのみ、01月28日の撮影) |
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だが、その傷も、遂に癒えた。 |
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「おい、よく治ったな! たいした回復力だ。若さだな」 |
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「それにひきかえ、この私は……」 |
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「見てのとおり、また体調を崩してしまってな」 |
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「一昨日から、薬入りのフードなんぞを喰っている有様さ」 (※参照、「新処方にて投薬開始」) |
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「お前の若さが、羨ましいよ……」 |
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しょんぼり |
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「先生。僕のパワーを、僕の若さを、わけてあげましょう」 |
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ぴとっ |
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おむさんは、おかか先生に体をくっつけた。 |
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「どうです先生? 僕の若いパワーが、これで少しは伝わるかも」 「ふふふ。そうかもな。ありがとう」 |
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「少なくとも、温かさは伝わったよ」 |
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そんな二人の姿を見ていたゆうちゃんの心も、温かくなった。 |
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でも、ゆうちゃんは、ちょっぴり不満だった。 「僕のほうが、もっと若いんだけどなあ……」 |
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