ありがとうのきもち

2011年02月02日 20時04分12秒 | B地点 おむ

 

「療養生活は大変だったけど……いよいよ明日は帰れるよ!」
「カメラのお兄さんには、すっかりお世話になっちゃったな-」
「お兄さんのお母さんも、とっても優しかったよ」
「フードを差し入れてくれた人にも、もちろんボラさんにも、感謝!」
「そうだ、おかか先生にも感謝しなくちゃ!」
「だって、毎日、テレパシーで励ましてくれたんだもんね……」
「えーと。先生がいるのは、こっちの方角かな?」
「先生、どうもありがとう」

ぺこり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


便の中に寄生虫が

2011年02月02日 17時34分53秒 | B地点 おむ

 

 

保護され中の、おむさんである。
この日、00時頃、保護中二度目の排便あり。

良いうんちである。
更に、同日、17時30分頃、三度目の排便あり。

快調のようだ。

それはいいが ―― 便の中に、寄生虫がいた。

調べてみると、回虫である。

前回、ボラさんからお預かりした駆虫薬を投与してから、ほぼ一年が経つ。寄生虫がいても、不思議ではないわけだ。

(※参照、「苦衷の駆虫」

成猫の場合、回虫がいても特に症状が出ないことが多いそうだ。慌てて駆虫する必要もないだろう。

むしろ、色々な薬を一度に飲ませたくない。そこで、今回の怪我が治ってから、おむさんの体調を観察した上で、駆虫を行うことに決めた。

駆虫薬の投与については、あらためて記事にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


リリース決定

2011年02月02日 14時29分05秒 | B地点 おむ

 

 

保護、六日め。
今日も、よく食べる。
よく飲む。
よく眠る。
おしっこも、問題なし。

うんちも、しっかり。

(※内部寄生虫については、別項にて述べる。)

―― 問題は、やはり、ストレスである。

おむさんは、精神的に、だいぶ追い詰められている。
既述の通り、おむさんの望みは、今まで暮していた場所に戻ること。

それだけである。
狭い室内の暮らしには、耐えられないのだ。
外界の気配を感じ取り、「出してくれ」と叫び続ける。
―― そろそろ、限界だろう。
前回(二年前)の保護の経験からして、今回もまあ一週間くらいが限界だろう、という見通しは当初からあった。

さいわい、患部の経過は良好である。
その後、カサブタ部分は凹んだままである。

もう化膿することはないだろう。
七日分処方されていた化膿止めも、この日が最後の投薬となった。
ボラさんとも話し合った上で、翌日リリースすることに決めた。

翌日は02月03日、節分(立春の前日)である。立春の前後に「失踪」する、という過去の例も、ちょっと気になるが、天気予報によれば、晴れて暖かくなるようなので、「リリース日和」である。

もし悪天候ならば、順延する。

翌日で、保護はちょうど一週間になる。この間ずっと、カラーで患部を保護し、かつ、化膿止めを投与してきた。排膿もした。だから、完治はしていないにせよ、傷はかなり癒えているはずだ。

カラーをはずした途端に、おむさん自身がカサブタを剥がしてしまうかもしれない ―― が、それが直ちに、命に関わるほどの傷になる筈もない。

翌日のリリースは、きっと、うまくいくだろう。

万が一、不測の事態が起こったら、またあらためて対応する。