バレンタインの体調

2011年02月14日 16時06分13秒 | B地点 おかか

 

 

02月14日。

冷たい雨が降る。

おかか先生が、雨に濡れながら、川面を見つめている。

前日に引き続き、おかか先生の眼の具合は余り良くない。

(※参照、「崩れると崩す」

この日も、眼軟膏の投薬はできなかった。

眼軟膏を入れるには、まず先生の襟首を掴まねばならない。

それは、以前は、簡単なことだったのだが ―― しかし最近、先生はどうしても、襟首を掴ませてくれない。

私が眼軟膏を取り出す仕草、微かな音、薬の匂い、襟首を掴もうとする「気配」、それらを、おかか先生は覚えてしまった。そして、逃げてしまうのだ。

ボラさんとも相談の上、この日の翌日から四日間、新処方の内用薬を投与した。
それについては、あらためて記事にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


危険なバレンタイン

2011年02月14日 15時47分55秒 | B地点 おかか

 

 

  ※よい子のみなさんへ

このおはなしは、フィクションです。
猫にとって、チョコレートやお酒は毒なので、
猫にチョコレートやお酒を与えてはいけません。
2011年、02月14日。バレンタインデーである。

「おい、ゆうちゃん。チョコをやろう」
「わーい! ありがとう」
「ほら、これをやる」
しかしこのチョコは、洋酒入りだった。
それを食べたゆうちゃんは ――

「おい、こら! おかか!」
「なにが先生だ! 威張ってんじゃねぇよ!」

← 酒乱
「死ねや~っ!」
「ちょ、ちょっと待て!」
バッ

酔ったゆうちゃんは、おかか先生に襲いかかったのだった。
「ぐはーーーーっ」
がくっ