土佐っぽ

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「塩」の専売  三公社五現業の歴史

2012年09月18日 18時32分49秒 | Weblog
思わず「韓国人」と…デモの嵐に息潜める邦人(読売新聞) - goo ニュース





三公社五現業

この言葉に反応する人は、
30代以上、いやあ、40代だろうか・・・・

社会科の高校入試にはよく出た言葉。

1980年代に民営化や解体されて、
今はもう、無くなった。

ニホンでも「塩」は、国家により管理されたもの、
そうそう、自由に販売は出来なかった。

画像のように、この看板のある店でしか販売していなかった。

だから、
塩っていうのは、非常に大事な物だという、
そんな歴史がある。
実際、医学的にも非常に重要な物質でもあるのは、
多くの人が承知しているとおり。

何しろ、
古代の貨幣文化が登場しない時代には、
毛皮や、いろいろな物と、海の塩とが物々交換されてもいたというぐらい。

だから、中国で、戦争になる。
そうなると、塩が精製できない地域では、
塩の買い占めってのは、当たり前なんだろう。


しかし、
この、中国でのデモなどで、現地の人たちが、

「ニッポン人」かと、聞く。

そうだとわかると、数人以上で周囲を囲み、
罵詈雑言や、いろいろな挑発的言動ってのは、
なんか、
ある種の、あの国の特異性を感じてしまう。

今の段階でも、死者も重傷者も出ていない。
あれだけの騒動で、
あれだけの破壊で、
あれだけの怒りようで、
あれだけの大事になっている状況で、

いかなるテレビでも新聞でも、

軽傷だとしか報道されていない。
その辺の、分別というか、
なんというか、、

決して彼らの行為を正当化するつもりは無いが、
しかし、
死者も重傷者も出ていない。
そこが、何ともいえない部分である。

かなりの過激な発言もあちこちで起こっているらしいが、
その発言が、国家や警察、さらには軍隊によって実行されている
という事はないはず。

少なくとも、

『三光作戦』

を、徹底的に実行した、あの人たちのように。

さらには、
ニッポンでは、
中国人や朝鮮人が、暴動を起こすという「デマ」で、
多くのニッポン人が、
中国人や朝鮮人をリンチした事があった。

「じゅうごえんごじゅっせん」

そう、

「十五円五十銭」と、言え。

言えないと、中国人や朝鮮人だと判断し、
殺したりした。

よく有名なのが、
関東大震災直後の東京でのあの蛮行。

過去の歴史がどうだから、
だから、
というのは、あまりにも

未来志向ではない。

だから、
ニッポンの歴史がこうだから、
これは、我慢するしか無い等とは言うつもりはないが、
しかし、

未成熟な民主主義国家であり、
一党独裁の不安定で、
国家権力が衰退している中国において、

少なくとも、
自らを、先進国と自慢し、
自らを、民主主義国家だと、吹聴し、
自らを、人権を尊重する国だと、ほらを吹く。

そんな、ニッポンが、
軍事的強大になりつつある途上国に対して、
どういう対応をするのか、

そこにこそ、重要な視点があると思うのだが、

何しろ、

「塩」までも、国家管理を軽減させているんだから、、

ニッポンは。