土佐っぽ

四国は土佐国のもんが、日々の中で思いゆう事や、得手勝手な考えを書きよります。どうぞよろしく。

選別と言う名の暴力

2010年11月30日 21時07分40秒 | Weblog
センター試験志願者1%増の55万8千人 対象大学増加(朝日新聞) - goo ニュース

先日東大、京大、阪大と、
まあ、、ニッポンを代表する大学の先生方と、
あれこれ話す機会があって、、
横浜での学会に出ていた。

この国の教育をここまで最悪にした責任は、、
と、
東大、京大の、大学院教授が
いっかいの、、中学校教員を退職した者にきく。

私自身は、
自分自身だと、、常に思っている。
授業はベストを目指すが、
必ず、毎日反省しきり。

だから、教え子に、最高の、、と思いつつも、
いっつも、、ダメだあと、自分で後悔する。

ただ、彼らの責任論てのは、そうではなく、
国家的教育の失敗をどう責任とらすか、、らしいが。

さて、
結局は、
保育園、幼稚園などの時代から、
あらゆる、、コンテストがおこなわえる。

そこには、上下   勝敗   強弱  損得
などが、

間違いなく製造され、発達させられる。

だから、テストという非常に不鮮明なものに、
客観性を持たせて、そして、、、選別しようとしてきた。

ただ、面接をしても、
ベネッセや、NTTなどなどによる、
受験競争が、激化するだろうし、、とも、言う。

が、
大学でキャリア教育的、実践性を導入しだしたいま、
どうも、、
大学だけではなく、

メディアを中心とした、
そういう経済界の長期にわたるプロパガンダが、成功したのじゃあないかと、思う。

経済発展に有益な人間のみを教育で開発し、
そして、実践力のある者だけを、企業に入社させる。

本来、
学校では、学びと、その豊かさ、
人間としての幅や、深みを、、探究する場所であるはず。
しかし、
毎日テストがあり、それにより選別されるようになると、
人間、、だれでも心が壊れだす。

その壊れた心を持ったまま、企業がさらに
社員教育と銘打ち、、過激な競争を強いていく。

だから、
小泉の構造改革以後、
どれだけのリストラと、
どれだけの自死者、、、
どれだけの技術の海外流出、
が、、おこったか。

わたしは、あえて、
大学教授に、
小泉です。

と、答えた。
そして、あの郵政選挙で、
投票した、すべての主権者だと。

さらには、教育そのものの敗北だとも。

さあ、、
賢くなりましょう。

過去に目を閉ざすことなく、
しっかりと過去に学び、
そして、未来へ、、
だれもが幸福を追求し、
そして、
だれもが、幸福であれる、、

そういう社会を、、めざして。

賢くなりましょう。
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冤罪防止 それとも 公開リンチ

2010年11月25日 19時37分37秒 | Weblog
裁判員裁判初、少年に死刑=「更生可能性著しく低い」―3人殺傷・仙台地裁(時事通信) - goo ニュース

高知で白バイ事件というのがあった。
三億円とは関係なし。
見通しのいい片側2車線の国道で、
仁淀中学校のスクールバスがレストランから右折しようとしていた。
そこに、右から直進してきた白バイが激突し、警官は死亡。
あっという間にバスの運転手は逮捕され、
警察の証拠だけで有罪。最高裁まで行ったが、有罪は変わらず。
しかし、
そのバスに乗車の生徒も引率教員も、
バスの後ろにいた乗用車の校長も、
バスは停止しており、白バイが突っ込んだと証言。
近くで見ていた人も同じ証言。

が、判事は関係者の証言は聞けない。
検察の証拠のみが信ぴょう性があると、、、有罪。

こういう、
まあ、警察と検察が結託して、
そして、証拠をもとに判断という、判事が、
それだけを拠り所とした判決を出す。

もしも、、この事故が、裁判員だったら、、
などと思うし、

強皮症の元教員が満員電車内でチカンをしたと逮捕された。
10代後半の女性のパンツに手を突っ込んだという。
目撃証言は、白い腰下までのコート。
しかし、元教員はベルトまでのジャンパー。
被害者も、目撃者も顔は見ていない。
しかし、逮捕、そして収監。

これも、もしも、裁判員だったら、、、

まあ、裁判員を誘導する何者かによって、
さらに極悪な冤罪が発生するかもしれないが、
何にしても、、
このシステムは、
もしかして、、冤罪防止??????
になるのかも、、しれないという、、、
あまりにも、、かすかな期待。


同時に、
みんなで裁くという、、
いわゆる、、全体主義的合議制度。
みんなが、、みんなが、、、

本来、裁判員制度は、
行政訴訟にこそふさわしい。
世の中を知らない、、
知ろうとしない、、
判事ではなく、
世の中を知っている民間の多くの人たちが、、、
行政訴訟を判断する。

民事でも、、いいだろう。
しかし、

行政訴訟や、民事では、裁判員を入れようとはしない。
それは、企業や、行政が、、、
負ける可能性が高くなるから。

裁判所が、
検察機構が、
そして、
最大の問題は、
警察。

これが、狂ってきている。

この国の三権は、
どれも、、おかしくなっている。

主権者の監視だけが、
正常化させられるのに、

みんなという、、メンタルな暴力的抑圧に、、
どうも、、抵抗できなくなっているような気が、、
どうしても、する。

強弱、
勝敗、
上下、
などの、
競争原理を、あらゆる場所に持ち込んで、、、

セーフティネットを崩壊させ、、

非常に危ないと感じる。

国家的メンタルな部分じゃあ、、
もしかして、
キタと、、ほとんど、、変わらないのかも・・・・・・・・・・・・・・・
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