「起きると思っていた事故」 TDRでバス運転手に聞く(朝日新聞) - goo ニュース
先日、所用で大阪の高速バス内での出来事。
ほぼ、満席状態。
横3列の中席に座っていたら、
梅田を発車後、左前に座っていた初老の婦人が、
声をかけてきた。
「すいません、ミラーに写る運転手さんの様子が変なんです
大丈夫でしょうか」
というもの。
そこで、身を乗り出してミラーの状態を見る。
車体そのものは、通常の路面の凹凸をひろうぐらいで、
左右の揺れやぶれ、
アクセルによるエンジン異音などは感じられない。
ただ、たしかに、
手をしょっちゅう顔の方に持って行く。
そこで、
「もしからしたら、花粉症かなにかで、鼻水が出ているのかもしれませんね。
運転そのものは、安定しているようなので、多分、大丈夫だとは思いますが、
何かあったら、、大事ですから、」
と、応えた。
2007年のスキーバスの事故。
それから、
観光バスでなくとも、
トラックの運転手の事故。
高知では、
絶対に忘れてはいけない
高知通運の
1999年のあの東名で幼子を殺した事故。
あの事故が、
危険運転致死傷罪の成立に大きく影響したとも言われる。
問題は、
デフレとインフレのあまりにの格差だろう。
そして、
そのデフレに対応するための
中小企業の、労働者酷使。
あのあずみ野観光の時は、
家族経営に近い状態で、
運転手の連続運転時間が、異常な状態だった。
運転手の過労による交通事故。
これは、営業車だけでなく、
私自身にも、大きく関係ある。
ただ、
労働条件の劣悪さ、
過重労働を強いられている。
そういう条件での、疲労運転による事故。
これだけは、絶対に許してはいけないと思う。
ガソリン、小麦、電気代、などなど、
毎日の当たり前に、無いと困る。
そんなものは、確実に値上げされているが、
それ以外の、ある種の嗜好品とでも言える、
そういう物品は、長期デフレの影響で、
値段が崩壊しつつある。
その中で、
旅の安売り合戦で、
バスツアーは、異常な程の売り上げがあるらしい。
しかし、
限られた運転手で、
毎日、フル稼働するバス。
車庫におくよりは、動かして金をの方が、
当然、経営者に取って、おいしいのは当たり前。
今、退職した大型二種免許所持者に、
中小のバス会社から、
アルバイトの要請がひっきりなしにあるという。
特に、この連休などの、
一番の稼ぎ時。
3000円/一人
ぐらいから、バスツアーに参加できる。
昼の弁当もついて、一日遊べるとなると、
誰でも、参加したくもなろう。
しかし、
この現象は、
確かに、消費者としては、嬉しい。
しかし、
命の安売りをしだした。それも言えるかもしれない。
小泉純一郎のあの構造改革により、
労働関係の法律がないがしろにされている。
ニッポンじゃあ、、
サービス残業は当たり前。
最低賃金は、2年間で時給換算で1円アップ。
200万年収人口が、1000万を超える。
そんな、この国の劣悪すぎる労働環境の中で、
酷使されても、
隷従されても、
ひたすらに、我慢して働く人たち。
だから、どこかにしわ寄せがいって
こんな不幸極まりない事故が発生したりする。
十分なドライバーの確保さえ出来ていれば、
きちんとした交代制があれば、
きっと、防げる事故は、まだまだあるはず。
あの、
「あずみ野観光バス」の事故の教訓が、
やっぱり、
この国では活かされていない。
それは、
間違いなく、絶対に、
原発の事故も、
学ばない。
隠し通す。
のど元過ぎれば、、、
という論理で、いとも簡単に流す、
素晴らしい国民性からだろう。
先日、所用で大阪の高速バス内での出来事。
ほぼ、満席状態。
横3列の中席に座っていたら、
梅田を発車後、左前に座っていた初老の婦人が、
声をかけてきた。
「すいません、ミラーに写る運転手さんの様子が変なんです
大丈夫でしょうか」
というもの。
そこで、身を乗り出してミラーの状態を見る。
車体そのものは、通常の路面の凹凸をひろうぐらいで、
左右の揺れやぶれ、
アクセルによるエンジン異音などは感じられない。
ただ、たしかに、
手をしょっちゅう顔の方に持って行く。
そこで、
「もしからしたら、花粉症かなにかで、鼻水が出ているのかもしれませんね。
運転そのものは、安定しているようなので、多分、大丈夫だとは思いますが、
何かあったら、、大事ですから、」
と、応えた。
2007年のスキーバスの事故。
それから、
観光バスでなくとも、
トラックの運転手の事故。
高知では、
絶対に忘れてはいけない
高知通運の
1999年のあの東名で幼子を殺した事故。
あの事故が、
危険運転致死傷罪の成立に大きく影響したとも言われる。
問題は、
デフレとインフレのあまりにの格差だろう。
そして、
そのデフレに対応するための
中小企業の、労働者酷使。
あのあずみ野観光の時は、
家族経営に近い状態で、
運転手の連続運転時間が、異常な状態だった。
運転手の過労による交通事故。
これは、営業車だけでなく、
私自身にも、大きく関係ある。
ただ、
労働条件の劣悪さ、
過重労働を強いられている。
そういう条件での、疲労運転による事故。
これだけは、絶対に許してはいけないと思う。
ガソリン、小麦、電気代、などなど、
毎日の当たり前に、無いと困る。
そんなものは、確実に値上げされているが、
それ以外の、ある種の嗜好品とでも言える、
そういう物品は、長期デフレの影響で、
値段が崩壊しつつある。
その中で、
旅の安売り合戦で、
バスツアーは、異常な程の売り上げがあるらしい。
しかし、
限られた運転手で、
毎日、フル稼働するバス。
車庫におくよりは、動かして金をの方が、
当然、経営者に取って、おいしいのは当たり前。
今、退職した大型二種免許所持者に、
中小のバス会社から、
アルバイトの要請がひっきりなしにあるという。
特に、この連休などの、
一番の稼ぎ時。
3000円/一人
ぐらいから、バスツアーに参加できる。
昼の弁当もついて、一日遊べるとなると、
誰でも、参加したくもなろう。
しかし、
この現象は、
確かに、消費者としては、嬉しい。
しかし、
命の安売りをしだした。それも言えるかもしれない。
小泉純一郎のあの構造改革により、
労働関係の法律がないがしろにされている。
ニッポンじゃあ、、
サービス残業は当たり前。
最低賃金は、2年間で時給換算で1円アップ。
200万年収人口が、1000万を超える。
そんな、この国の劣悪すぎる労働環境の中で、
酷使されても、
隷従されても、
ひたすらに、我慢して働く人たち。
だから、どこかにしわ寄せがいって
こんな不幸極まりない事故が発生したりする。
十分なドライバーの確保さえ出来ていれば、
きちんとした交代制があれば、
きっと、防げる事故は、まだまだあるはず。
あの、
「あずみ野観光バス」の事故の教訓が、
やっぱり、
この国では活かされていない。
それは、
間違いなく、絶対に、
原発の事故も、
学ばない。
隠し通す。
のど元過ぎれば、、、
という論理で、いとも簡単に流す、
素晴らしい国民性からだろう。