天皇は元首・集団的自衛権…自民が憲法改正草案(読売新聞) - goo ニュース
基本的人権
国民主権
平和主義
これが、世界のあちこちから尊敬を集め
このニホンの国が、唯一と言っていいぐらいの
世界に誇れるもの。
文化、歴史的遺物などなど、
いろいろな面での世界に誇れるニホンの・・・
は、存在したとしても、
日本国憲法ほど、国民の誰にでも影響を及ぼし、
そして、
誰もが幸福になれる。
誰もが幸福を求めることができる。
と明記したものは、世界のあちこちに少ない。
小学校でも教え、
中学校で確実に学習する、
日本国憲法の三大原則の中で、
最大に重要であるのが、
「基本的人権の尊重」
である。
多くの社会科教師は、
この点を指導することをしないし、
もっと言えば、
ほとんどの教師は、
学校の主人公だと公言する
児童生徒に、
基本的人権は存在していないと考えている。
要は、自分の意のままになる。
そういう人間が欲しいだけだ。
だから、
学校という場所は、
最悪の人権無視社会になりさがっている。
問題は、
その基本的人権を
どれだけ、
国家、都道府県、市町村、特別区などの
行政を行う人間達、
そう、公務員に、
完全に、確実に、徹底的にまもらせる事ができるのか・・・・だ。
世界に誇れる日本国憲法
第99条には、
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
と、最高法規として明記している。
何度も、ここで書いた。
公立学校の教職員は、全員、
採用されるとき、
市町村などを越えての人事異動の時、
必ず、
それぞれの地方自治体で、
日本国憲法を遵守し、という文言の誓約書に自署押印する。
それは、まごう事なく
世界に誇れる日本国憲法第99条に明記されているから。
だから、誓約文章を提出する。
しかし、
世界に誇れる日本国憲法第12条に明記しているように、
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。
そう、『不断の努力』が絶対に不可欠になる。
それは、誰でも無い、国民が行うべき最大級の義務だ。
納税、勤労、保護する子女に普通教育という義務はたしかに明記しているが、
最大の義務とは書いていないが、
最大の義務は、
自由と権利は、国民が不断の努力で保持するしかない。
ということ。
天皇が、諸外国の大使館では元首扱いであり、
天皇誕生日が、ニホンの最高レベルのナショナルデイになっている。
あの、
ペルーでの大使館人質事件など、思い出してほしい。
あの宴会の趣旨は、天皇誕生日の祝賀会だ。
ただ、
あの事件でも象徴されるように、
天皇を道具に利用する。
そして、それを国民支配にというもくろみを行わないとは、
絶対に言えない。
過去、この国が、天皇を神格化して、国民の心身の支配を行った歴史が、
まだまだ、新しい。
とすれば、
少なくとも、現在の憲法を改正するなど、
国民も、政府も、公務員も、
そして、あらゆる教師も、
日本国憲法がめざした理想や理念を実現させようと
努力してこなかった。
である以上、
改正などまったく必要が無いし、
少なくとも、国会議員や政府官僚や閣僚などが、
それを発言することそのものが、
世界に誇れる日本国憲法第99条違反にもなろう。
国民が自由にその意見を交換したり、表明するのは、
憲法が保障した基本的人権であり、いろいろな意見あるだろう。
ほんとうに、主権者としての自覚のないままで、
他力本願的に投票行為を行う。
民主教育と言われたが、
まったく、それの体をなしてないところに、最大の問題があるのだが