今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

ヤマト原画展&40周年

2014-10-06 21:31:11 | ヤマト
某さまより「400字詰め原稿用紙10枚以内でレポートを提出せよ」との厳命を拝命いたしましたので、これからここに9/29の原画展の模様を記します。
ガーレガミロン∟(`・ω・´)

1130 松坂屋名古屋本店南館到着


さすがに月曜日の昼とあって、入場口には自分と妹以外はおらず(苦笑)
ロッカーに大きな荷物を預けて身軽になって入場。
(一応障害者なので、障害者割引で入場。でも、入場特典?ぽい物は貰えず:苦笑 あれは特典だったのかしら?それとも見間違い?)

会場に入るとBGMが流れ、否が応にも高まってくるテンション。
ストーリーから切り出したカットを丹念に見る。
ああ、これは何話だ、それは何話だ。
コレ好きー♡などと妹とじっくり見た後、隣にある麻宮騎亜氏の爆炎の中から出てくるヤマトを観る。
「…麻宮さんて、メカも描くんだ…」と、妹。←をい(;^ω^)

そして、色々な方が描かれたヤマト本体のラフ画。
描いた方それぞれの特徴が出ていて、見ていて非常に楽しい。
メカニック然としたヤマト
少しく有機的なフォルムのヤマト
ラフっぽく異空間に存在していそうなヤマト
などなど。
描く人によるヤマトの違いを楽しめました。
この時点で既に画に釘付け状態w穴が開くほど見つめていたと思いますw


そしていよいよ原画ゾーンに突入。

原画と言ってもラフ原画の修正原画ですけれども。
まずは総作画監督の前田明寿氏の修正原画。
とても力強い筆致で、ヤマトの力強さを感じます。
23話に当たるところの古代くんの表情が、前田氏の修正原画と、実際のフィルムになった物が随分違うイメージを受けました。
映画やテレビで見ると、前田氏の描かれた修正原画よりも、古代くんの線がとても硬い感じがするのです。
レイアウト修正を基に更に原画が描かれ、動画になるので、その段階で色々とあったのでしょうか。
前田氏の原画を見てしまったら、ちょっと残念に思っていたカットがもう少し残念度が…(苦笑)

続いて、メインキャラクターデザインでもある結城氏のラフ原画修正。
物凄く細い線で、だからと言ってそれが繊細や弱さを表すのではなく、キャラクターの表情や細やかな仕草を生き生きと描いています。
「この小さな紙に描かれた絵が、あの大スクリーンに映し出されても全く粗が無いのだから、描き込みって凄いんだろうね」
と、妹と放していました。
実際、前田氏の鉛筆感に対し、結城氏の絵はシャーペンの0.3mmのような感じがありました。
だからと言って、どちらがより良いとか言うのでなく、その人その人の良い特徴が見てとれる素晴らしい展示でした。

確か、前田氏の筆に成る物だったと思いましたが、ユリーシャのむくれた顔@23話 は、私は完成したフィルムの絵よりも原画の方にユリーシャらしさを感じました(笑)
もっとも、私は元々原画オタクですのでそう感じるのかもしれませんがw

原画ゾーンを見終えるだけで1時間近く費やしたような…w


そして、次はメカニックゾーン。
これまた妹ともう、目が釘付け状態。
キャラクター原画よりも更に緻密な画にもう、顔が額に触れるような距離で見つめておりましたw
ここのフラップがこう動くってことは、これは大気圏内、宇宙空間、どちらでも使用可能な機体てことだよね。
とか、コスモゼロの噴射口のこれって、バーナー全回になったら開くんだよね。
とか、やっぱりオスプレイタイプの艦載機って有用だよね。××にも出てたし●●にも出てたもんね。
姉妹揃って何ヲタ?

もうね。メカニックの描写の細かさには、私のシニアグラスでは追い付きませんでしたことよw
「虫めがね持ってこれば良かった!!」と、どれだけ歯噛みしたことかww
ああ、この細かい部分このフィンが何枚あるのか数えたい!
ここの構造がもっと細かく見たい!
これ何て書いてあるのー?

…おまいら姉妹、一体何歳だよ。本当に。

ゼロの複座ってこうなってるんだ。
後席は座席ってよりも、荷物置き場に近いねw狭そうだよね。
1話ではあれに島くんが座ってたんだよねー。
ホンダのCR-Xの後部座席みたいじゃん?あれって、一応シートって言っておきながら、クッション無しの物置みたいだもんww
とか。
(ん?じゃあ、完結編で雪がゼロを操縦して帰還したアレの設定は…♪忘れていいのよ~私(後席操縦機能)のことな~ど~♪ってことでいいのかしらん?)(笑)

でもって、メカの描写一つとっても描く方によってクセがあるんだなあって。
この人はいかにもアニメのメカデザイナー。
この人はグラフィックから入った人かな?
この人はプロダクトデザインから入った人だろうなー。
みたいな。
どういう面を切り口に描いていらっしゃるかで、何となくそういうのが見えてくるのも、こういう展示会ならではかと思います。

そして、メカの詳細設定を見ていて
「CGではこれだけしか見えてないのに、何で設定はここまで描かれてるの?どうせ見えないんでしょ?」と、いう妹の発言。
ああ、そうだね。CGの仕事に関わらないと判らないよね。
「CGで描写する場合、光の入り方、反射そのほか演出でどの部分まで見せるのかが違ってくるわけ。
 だから"見える部分だけ設定する"ってのは難しいから、全てを設定しておいて、どこまで見せるかって引き算すんの」
「なるほど!」
みたいなw

しかし、展示数としては多い方では無いものの、じっくり見ながら進んでいる物だから、途中で腰痛が出てしまって(T_T)
ホールの係員さんに、「座れる場所は無いですか?」とお尋ねしたのですが、「申し訳ありません、ご用意がございません」と言われてしまい…。
途中、会場の隅っこでお正座して暫く休憩しましたwww
妹に「体幹鍛えなあかんて、体幹」とか言われるし(T_T) 姉として非常に悔しいw
どこの医者からも「痩せなさい」って言われてもううんざりしてるのに…。
医者って「痩せろ」と言う割に「痩せ方」を指導しないんですよね。
疾患名がつかないから保険点数もつかなくて、指導するだけ医者が損するからかしらん。
病気になる前にやっておけば医療費削減にもなるのになー。
だから指導も保険対象にしてよ!と、思うわけです。安易にヘンなダイエット商法に走らなくてすむし。
でも、ヤマトの女性クルーでもぽっちゃりさんがいましたよねw

と、話が逸れました。

ああ、やはり肉筆の画って素晴らしい!
消しゴムで消した痕、手が乗ることで紙に出来るしわ。
そこまで見る事ができます。
描いていらっしゃる方の息遣いというか、手の動きが、力の入り具合が判るような。

ある方が仰ってました。
「デジタルデータもありましたが、主催者の方から"手描きの方が良いのです"と、言われました」
と。

結果的にデジタルデータになるものでも、その前には手描きでアタリやラフを描かれる事でしょう。
だったら、「原画展」と銘を打つ以上、やはりラフでも手描きの方がファンにとっては嬉しい事です。

できればもう一度見たかったですね。
1ヶ月ぐらい開催して下さっていれば、もう一度行けたのに…残念です。

さて、お写真自由に撮って下さいコーナーで撮った写真です。
ガラケーカメラですので、大した写真は撮れませんが、これは私のお気に入りです。

ヤマトがすれ違っているように見えるんです♪
二番艦とか三番艦が出来れば、こういうシーンも見られるかもしれませんね(*^-^*)

私がヤマトに出会ったのは、コアな人が離れ始めた「新たなる旅立ち」でした。
それでも、中学生だった私には大きな衝撃で、人生を変えるには充分な力を持っていました。
ヤマトをきっかけに色々と出会えた物があります。
それは言葉で言い表せない程沢山。
だから、基本的にヤマトは一通り受け入れて自分なりに消化しています。
(あ、でも2520だけは古代くんが出てないのでゴメンなさいw)

ヤマトがなかったら、今の私はいなかったんだよなあ。
どんな自分になっていたのか、想像がつかないや。

そして、ヤマト40周年、おめでとうございます。

コメント
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