今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

【ネタバレあり】ヤマト感想 その2

2010-12-09 15:16:21 | Weblog
昨日は古代くんを中心に支離滅裂な感想になったので、今日は少しまとまったものを書いてみたいと思います(あくまでそう思うだけw)

実写版が公表され始めた頃に「人間ドラマ中心で」とあったように、戦闘シーンも少なく、人間ドラマを軸に描かれていましたね。

沖田艦長に対する古代くんの心の動き。
古代くんに対するユキの心の動き。
次第に古代くんを中心にまとまっていくヤマトのクルー達。

ちょっと性急な感じもありましたが、2時間ちょっとの尺の中では精一杯表現されていたと思います。


そのいっぱいいっぱいのドラマ展開の中にピンポイントで差し挟まれるアニメ版のエピソードが程良いスパイスになっているんじゃないかと。
アニメ版を知っている人はニヤリとし、知らない人にはストーリーの一部として自然に受け止められていたのじゃないかと思います。

「慌てず急いで正確に」が、始めにあのカットで使われたのを見て「え?何故ここで?」と思いましたけど、そこで出たからこそ後々あのシーンで使われるのが一層グッときてしまうわけで。

山本機の被弾も、「チーム古代」という"絆"があると判って見ていると尚のこと泣けてきます。
そうじゃなきゃ、何故そうまでして古代機を庇うのか?となっちゃうし。

そう思うと、実写版の設定は初めてヤマトを観る人達向けになっているんだということがよく判ってきます。
そのうえでアニメ版のファンをニヤリとさせるんですから、製作陣にヤマトへの愛情が無いとここまで作れなかったんじゃないでしょうか。

それにしても、PART1とさらばを本当にうまく組み合わせているなあと。
多少無理があるだろ。って場面も無くは無いです。
ガミラス星で真田さんが「俺はあれを破壊する」と言いだした時は、ちょっと唐突な感じを受けましたし。(でも結局そこで泣かされるわけですが)
そもそも真田さんが降下作戦に加わる理由が判らないw
けども、ヤマトなので突っ込みどころがあるのは仕方が無い訳でして(苦笑)
そんな突っ込みどころまで許せてしまうのもヤマトだからなのでしょう。

なんだか「ヤマト」の前では何もかも許せてしまうような気がw
ヤマトが好きであるが故なのでしょうかね。


今回の実写版、企画が公表された当初は不安感が物凄かったのですけれども、出来あがった作品はとても良い物になっていて嬉しく思いました。
アニメ作品の実写化としては成功だったと思います。
これがステップとなって、邦画のSF作品やアニメの実写化で良い作品が続けて出てきてくれれば…ヤマトの実写化は本当に成功したと言えるのではないでしょうか。

そのためにも、ヤマトの大ヒットを祈ります。
コメント
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