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馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会

2011年09月10日 23時09分39秒 | よもやま話
種子島の西に『馬毛島』という、ちっちゃな無人島があります。
以前は有人島だったのですが、
厳しい自然環境、生活環境等により過疎化が進み、
1980年に無人島となりました。


その『馬毛島』で空母艦載機の離着陸訓練を実施する方向で
防衛省が最終調整に入っているとのこと。

この事実を知ったのは、7月に『屋久島』から届いた1通のメールマガジン。

そのメールマガジンには、以下のようなメッセージが書かれていました。

私たち屋久島の住民にとっては、
世界自然遺産地の美しい森や里の上空を激しい爆音を伴って飛んでいく
黒い戦闘機の姿は、決して目にしたくない光景です。
このような重大なことが、地元にはなんの相談もなく
一方的に推進されようとしていることは、
住民無視の信じられない暴挙というしかありません。

私たちから静穏な日々と静かな夜を奪う権利は誰にもありません。
熊毛の美しい自然と平穏な環境、
貧しくとも必死でがんばっている地域の営みを守るため、
馬毛島の軍事施設化に断固として反対を表明します。

(馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会)


~ 馬毛島の軍事施設化反対の署名運動に協力してください!~

というものでした。

『馬毛島』に軍事施設ができるということは、『馬毛島』を取り囲む種子島、
屋久島だけではなく、大隅半島、薩摩半島、三島村、奄美、
さらには沖縄までつながる南西諸島全域の平和を揺るがすことになりかねない!


これは、えらいこっちゃ!

あの美しい屋久島の上空に戦闘機が飛び交う光景なんて見たくもないし、
それに、わざわざ戦闘機を飛ばさなくても、
同じように空へと飛び立つものといえば、
多くの夢とロマンを積んで旅立つ立派なロケットが、
種子島にあるじゃないですか!

島好きとしては、こんなひどいことを許しておくわけにはいきません。
なので、すぐさま反対署名に協力しました。


先日、再び『屋久島』から届いたメールマガジンには、
『馬毛島』の基地化反対の署名が1万人を越えたとの報告がありました。

そして、南西諸島の平和ラインをイメージした手ぬぐいを作成し、
その売り上げの一部を反対活動の活動費に充てるため、
主旨に賛同いただける方への購入をお願いするものでした。
http://www.realwave-corp.com/01top/04/20110901.pdf


そんなの容易いことじゃないですか!
微力ながら、協力させていただきますよ!

種子島、屋久島で10万人の署名を目指して、現在も活動は続いています。

おそらく、九州以外ではあまり報道されていないと思われるため、
日本の南の方で現在、こんな大変なことが起こっているということを
ご存知ない方も多いのではないでしょうか。

もし、主旨に賛同いただける方がおられるのなら、
署名等にお願いできたらと思います。



「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」
http://www.realwave-corp.com/01top/04/2011.06.htm
コメント
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