朝からシトシトと小雨が降るなか、
大阪・中之島にある「国立国際美術館」へ行ってきました。
3月18日(日)のことです。
目的は『草間彌生-永遠の永遠の永遠-』展。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d0/757a3b2616e9dd2c39f4528ef728393f.jpg)
以前、「朝日新聞大阪本社」ビルでコラボ展示中の
“草間ジャック”ネタについて書きましたが、
http://blog.goo.ne.jp/optimism-n_n-/d/20120119
そのネタ元の展覧会です。
ホントは、もっと早く行くつもりだったんだけどねぇ~
入口前のエントランスでは、鮮やかな“増殖する水玉”オブジェがお出迎え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0d/137c884d730fff384ffa5fed2fd630d3.jpg)
開館15分くらい前に到着するように行ったんだけど、
すでに15人ほどの列ができていました。
やはり、人気なんですねぇ。。。
館内をちょろっと覗き見しようと思って、入口横に行ってみたら。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/e6/5cc61b9b9bb5d70a094264da508ff1c5.jpg)
館内に展示されている“増殖する水玉”オブジェが凹凸ガラスに映っていて。。。
これはこれで、ひとつのアートになっていましたね。
でもって、入口の自動ドアまでもが“増殖する水玉”!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d5/89b4d2a8a8219c60af7e7ed7a98019fb.jpg)
水玉パワー炸裂です!
1階から地下1階へと下りて行くところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e7/17668aad1830412d05a9b2ebf8cfa25d.jpg)
大きな“増殖する水玉”風船が浮かんでいました。
地下1階から“増殖する水玉”風船を見上げると、こんなカンジ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/82/d4c007d53b91bb598eca89c0bba76639.jpg)
もちろん、地下1階のエントランス部にも、
しっかりと、増殖する水玉”オブジェが君臨していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d5/c79bdfda89af84edf905e7f27a2b6039.jpg)
この“増殖する水玉”シリーズ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/8c/7c8e9a2f72dfc696229cdfa037ecb460.jpg)
最初見たときは、ギョッ!ってビックリするんだけど、
ずっと眺めているうちに、だんだんキノコのように見えてきたりして、
愛らしく思えるようになってくるんですよねぇ。。。
っで、このオブジェ。
注意して見てみると、草間彌生氏の自筆画が描かれていたりして。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/96/f0d273ffd93a31293dd219a6ede62173.jpg)
地下2階に展示されているのが、“大いなる巨大な南瓜”。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/2c/001166b277c1444d73f1822246a8baf1.jpg)
この南瓜のオブジェは、いわば、草間彌生氏のシンボル。
瀬戸内海に浮かぶ直島にも、この南瓜のお仲間さんが鎮座しています。
http://www.benesse-artsite.jp/
地下3階の展示会場の入口導入部。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/af/4227a46ed3729c0644cc080fe4398a8a.jpg)
水玉の中には、草間彌生氏のポートレートや、草間彌生氏が書いた詩が。。。
「永遠の永遠の永遠」
毎日、私をおそってくる死の恐れを克服する時は
私は命の限りの心をしづめて
芸術へのあこがれを見いだすのだった
人の世に生まれいでた時の感動が
私の人生を新しい創造のあらしをもって再生するのだった
地球の深々とした神秘のささやきが
いつも自殺しようとしていた私のうらぶれた命への救済をもって
私は死のあこがれと恐怖を追放して
華やいだ生命のかがやきにいつもめざめさせてくれたのだった
わたしは生きてゆくことに
生存のかがやきに
深く打たれ、心打たれ
人間の生命は永遠に回帰するのだという事を実感するときの喜び
私は死の憂鬱を乗り越えて
世界最高の芸術をもって
人間のすばらしさを求めていきたいと決意している毎日なのだ
私は生きたい、心の限りも
芸術にかがやいた火をつけて
命の限り、無限の生と死のかがやきをもって
200年も500年も生きながらえて
平和と人間愛の行き着く所への不滅の志をもって
命の限り、たたかっていきたい
そして、地球の人々に告ぐ
未来はゲンバクや戦争をやめて
かがやいた生命を
永遠の永遠の永遠に
私の精魂こめた芸術をぜひ見てほしい
あなたたちと一緒に宇宙にむかって
心から人間讃美をうたい上げよう
草間彌生
そして、“チューリップに愛をこめて、永遠に祈る”のお部屋に入った瞬間、
目がチカチカ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/8d/9ae6753c8ccc19dc68b8ebe61e1009e3.jpg)
白地に赤い水玉模様を配したお部屋の中に、
同じく白地に赤い水玉模様を配した3体のチューリップのオブジェ。
まるで、草間彌生氏の精神世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/aa/2c656afc7ad3199a4347fd95e22d911b.jpg)
オブジェに書かれた直筆サインを発見!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/4f/8a55bac229b44a727c5db16c4c395d9f.jpg)
真っ暗闇の中に浮かび上がる無数の光。
“魂の灯”は、光の色を変化させながら、見る者の魂に訴えかけてくるよう。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/bc/c7c0c8a960ce9dcaf72d359244fb6444.jpg)
ただ、撮影禁止だったので、モニター映像でご勘弁。。。(^^;)
平面作品もたくさん展示されていたのですが、
私はやっぱり、平面作品よりも立体作品に断然興味ありだったので、
立体作品を中心に館内をウロウロ行ったり来たりしていました。
欲を言えば、もう少し、立体作品の展示があればよかったなぁ~と。。。
でも、かなりの満足度でお腹いっぱいになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f0/f14d3dafa42b016b3b809449b0261490.jpg)
「草間彌生-永遠の永遠の永遠-」
http://www.asahi.com/kusama/
「国立国際美術館」
http://www.nmao.go.jp/
大阪・中之島にある「国立国際美術館」へ行ってきました。
3月18日(日)のことです。
目的は『草間彌生-永遠の永遠の永遠-』展。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d0/757a3b2616e9dd2c39f4528ef728393f.jpg)
以前、「朝日新聞大阪本社」ビルでコラボ展示中の
“草間ジャック”ネタについて書きましたが、
http://blog.goo.ne.jp/optimism-n_n-/d/20120119
そのネタ元の展覧会です。
ホントは、もっと早く行くつもりだったんだけどねぇ~
入口前のエントランスでは、鮮やかな“増殖する水玉”オブジェがお出迎え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0d/137c884d730fff384ffa5fed2fd630d3.jpg)
開館15分くらい前に到着するように行ったんだけど、
すでに15人ほどの列ができていました。
やはり、人気なんですねぇ。。。
館内をちょろっと覗き見しようと思って、入口横に行ってみたら。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/e6/5cc61b9b9bb5d70a094264da508ff1c5.jpg)
館内に展示されている“増殖する水玉”オブジェが凹凸ガラスに映っていて。。。
これはこれで、ひとつのアートになっていましたね。
でもって、入口の自動ドアまでもが“増殖する水玉”!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d5/89b4d2a8a8219c60af7e7ed7a98019fb.jpg)
水玉パワー炸裂です!
1階から地下1階へと下りて行くところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e7/17668aad1830412d05a9b2ebf8cfa25d.jpg)
大きな“増殖する水玉”風船が浮かんでいました。
地下1階から“増殖する水玉”風船を見上げると、こんなカンジ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/82/d4c007d53b91bb598eca89c0bba76639.jpg)
もちろん、地下1階のエントランス部にも、
しっかりと、増殖する水玉”オブジェが君臨していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d5/c79bdfda89af84edf905e7f27a2b6039.jpg)
この“増殖する水玉”シリーズ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/8c/7c8e9a2f72dfc696229cdfa037ecb460.jpg)
最初見たときは、ギョッ!ってビックリするんだけど、
ずっと眺めているうちに、だんだんキノコのように見えてきたりして、
愛らしく思えるようになってくるんですよねぇ。。。
っで、このオブジェ。
注意して見てみると、草間彌生氏の自筆画が描かれていたりして。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/96/f0d273ffd93a31293dd219a6ede62173.jpg)
地下2階に展示されているのが、“大いなる巨大な南瓜”。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/2c/001166b277c1444d73f1822246a8baf1.jpg)
この南瓜のオブジェは、いわば、草間彌生氏のシンボル。
瀬戸内海に浮かぶ直島にも、この南瓜のお仲間さんが鎮座しています。
http://www.benesse-artsite.jp/
地下3階の展示会場の入口導入部。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/af/4227a46ed3729c0644cc080fe4398a8a.jpg)
水玉の中には、草間彌生氏のポートレートや、草間彌生氏が書いた詩が。。。
「永遠の永遠の永遠」
毎日、私をおそってくる死の恐れを克服する時は
私は命の限りの心をしづめて
芸術へのあこがれを見いだすのだった
人の世に生まれいでた時の感動が
私の人生を新しい創造のあらしをもって再生するのだった
地球の深々とした神秘のささやきが
いつも自殺しようとしていた私のうらぶれた命への救済をもって
私は死のあこがれと恐怖を追放して
華やいだ生命のかがやきにいつもめざめさせてくれたのだった
わたしは生きてゆくことに
生存のかがやきに
深く打たれ、心打たれ
人間の生命は永遠に回帰するのだという事を実感するときの喜び
私は死の憂鬱を乗り越えて
世界最高の芸術をもって
人間のすばらしさを求めていきたいと決意している毎日なのだ
私は生きたい、心の限りも
芸術にかがやいた火をつけて
命の限り、無限の生と死のかがやきをもって
200年も500年も生きながらえて
平和と人間愛の行き着く所への不滅の志をもって
命の限り、たたかっていきたい
そして、地球の人々に告ぐ
未来はゲンバクや戦争をやめて
かがやいた生命を
永遠の永遠の永遠に
私の精魂こめた芸術をぜひ見てほしい
あなたたちと一緒に宇宙にむかって
心から人間讃美をうたい上げよう
草間彌生
そして、“チューリップに愛をこめて、永遠に祈る”のお部屋に入った瞬間、
目がチカチカ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/8d/9ae6753c8ccc19dc68b8ebe61e1009e3.jpg)
白地に赤い水玉模様を配したお部屋の中に、
同じく白地に赤い水玉模様を配した3体のチューリップのオブジェ。
まるで、草間彌生氏の精神世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/aa/2c656afc7ad3199a4347fd95e22d911b.jpg)
オブジェに書かれた直筆サインを発見!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/4f/8a55bac229b44a727c5db16c4c395d9f.jpg)
真っ暗闇の中に浮かび上がる無数の光。
“魂の灯”は、光の色を変化させながら、見る者の魂に訴えかけてくるよう。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/bc/c7c0c8a960ce9dcaf72d359244fb6444.jpg)
ただ、撮影禁止だったので、モニター映像でご勘弁。。。(^^;)
平面作品もたくさん展示されていたのですが、
私はやっぱり、平面作品よりも立体作品に断然興味ありだったので、
立体作品を中心に館内をウロウロ行ったり来たりしていました。
欲を言えば、もう少し、立体作品の展示があればよかったなぁ~と。。。
でも、かなりの満足度でお腹いっぱいになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f0/f14d3dafa42b016b3b809449b0261490.jpg)
「草間彌生-永遠の永遠の永遠-」
http://www.asahi.com/kusama/
「国立国際美術館」
http://www.nmao.go.jp/