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あしたは アタシの 風が吹く

~ 今日も遊ぶねん 明日も笑うねん ~

古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道

2010年09月12日 00時00分00秒 | アートな世界
9月10日の金曜日。
仕事終わりで、お友だちと「京都文化博物館」に行ってきました。


夕方6時過ぎに到着したら、たまたま学芸員の方による
“ギャラリートーク”の日でして。

せっかくだし、“ギャラリートーク”に参加しようか!
なんて言いながらも、入口からいきなり脱線!

変身コーナーなる楽しい催しものがありましてね。
コスプレ好きとしては、もちろん、するに決まってるでしょ!


いい年した大人が、ギャ~ギャ~言いながら、
しこたま遊び倒してしまいました。

やっとこさ会場に入ると、今度はジャガーがお出迎え。。。


すぐ奥で“ギャラリートーク”の気配はしていたんですけど、
あ~だこ~だ言いながら、お友だちとジャガーの撮影タイム!


ジャガーの撮影タイムが終わって、今度こそ“ギャラリートーク”に!
っと思ってたら、またまた誘惑が。。。


『巨石人頭像』のレプリカが鎮座しているではありませんか!

『巨石人頭像』のすぐそばで“ギャラリートーク”をしているのにも関わらず、
再び、撮影タイム!

うちら、何しに来てんねん!? (^^;)


その後は、きちんと“ギャラリートーク”に参加。
話はおもしろくて興味深かったのですが、説明が長いのなんのって。。。
学芸員の方がノリノリで、30分の予定のハズが、1時間もかかり。。。

結局、展示物を見る時間が30分しかなくなっちゃいましてね。
ワリと広い会場を、駆け足で見て回ることになってしまいました。。。

だけど、これがまた、おもしろい展示物が多くてね。。。
ちっこい土偶とか、ヒスイ仮面とか、もっと、じっくり見たかったなぁ~~

夜間開館、あと30分でいいから、延長してほしいなぁ。。。


「古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道」
http://www.asahi.com/event/olmeca/
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_olmeca.html

「京都文化博物館」
http://www.bunpaku.or.jp/

水木しげる米寿記念『ゲゲゲ展』

2010年08月27日 21時19分27秒 | アートな世界
たまたま招待券をゲットしたので、妖怪好きのお友だちを緊急召集して、
開催初日の8月25日(水)、仕事終わりで行ってきました。

会場となっている「阪神百貨店梅田店」に入ると、
いたるところに『ゲゲゲ展』の看板が!


しかも、エレベータの扉まで、『ゲゲゲ展』の告知扉に変わってるし!
鳥取の物産展みたいなものも開催されているし、
百貨店全体が妖怪だらけになっていました。


入口横にあるパネルです。

会場内は人だかり。
開催初日だからか、はたまた給料日だからか?

しかも、見に来ている人たちの年齢層はやや高め。

朝ドラ『ゲゲゲの女房』効果もあるのでしょうか?

入口を入ると、まずは、境港の「水木ロード」に並んでいる
妖怪ブロンズ像と同じものがお出迎え。

紙芝居画家や貸本漫画家時代の貴重な漫画本などの作品展示はもちろんのこと、
でも、いちばん見応えがあったのは、
初期のものから最近のものを含む原画の数々。

これは、『ゲゲゲの鬼太郎』の「さざえ鬼」。

繊細かつ緻密に描かれている原画に、驚くと同時に感心しきり。
さすが、天才と言われるだけあります。


これは、『幽霊一家 墓場の鬼太郎』の「生ける目玉」。

『河童の三平』『悪魔くん』『ゲゲゲの鬼太郎』の原画が中心だったけど、
年代によって、描かれるキャラクターのタッチが変化しているのもよくわかり、
知らず知らすのうちに見入ってしまいました。


これは、『悪魔くん』の扉絵。

この細かいタッチ、職人技の粋を超えています。


これは、『悪魔くん復活 千年王国』の「魔法陣をとけ!の巻き」。

当時は、スクリーントーンなんてない時代。
すべて手描きです。
もちろん、PCで作っちゃう現代とも大違いです。


これは、『河童の三平』。

水木漫画のなかでも、初期のころのものです。


会場内には、深大寺にある「鬼太郎茶屋」もオープンしていて、
かき氷やらソフトクリームやらの甘味がいっぱい。

当然のことながら、長蛇の列。
最初は、食べてみてもいいかなぁ~
なんて、思ってみたりもしてたのですが、
長蛇の列を見たとたん、食べる気が失せました。

出口にあるグッズ販売コーナーも超満員!
ここぞとばかりに、皆さん、グッズを買いあさっていました。


最後に。。。

~ みんな こどものときは 妖怪です ~

このキャッチコピー、ステキです!


冷泉家 王朝の和歌守展

2010年06月05日 23時00分48秒 | アートな世界
無料招待券をいただいたので、見に行ってきました。

冷泉家は、平安・鎌倉時代の歌人で、宮廷や武家の歌道師範をつとめた家系。
800年もの長い歴史の中で蓄積された、
和歌集などの貴重な資料などが展示されていました。

会期終了間近だったせいか、けっこう人が来ていました。

毎度ことながら、友人と展示物を見ながら、
あ~だこ~だとノリツッコミをしてたら、
またまた、係の人にしかられちゃいました。。。(^^;)

『歯が痛くて抜いた』っていう日記の展示を見て、
虫歯は命取りだった話~入れ歯の話~歯列矯正の話~乳歯疑惑の話~etc。。。
ってな具合に、話が盛り上がっちゃっただけなのにね。。。

「展示内容と関係ないおしゃべりは控えてください!」って。。。

もともとは展示内容についての話をしてたんだけど。。。
ちょっと、人より発想力が豊かなだけなのに。。。
それに、そんなに大きな声でしゃべってたワケでもなかったのに。。。

ホント『京都文化博物館』って、監視員のチェックが厳しすぎるよね。。。
ほかの美術館や博物館では、注意されることないのに。。。

ぬぅ。。。


「冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展」
http://www.asahi.com/reizei/
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_reizei.html

「京都文化博物館」
http://www.bunpaku.or.jp/

トリノ・エジプト展

2010年05月23日 22時59分30秒 | アートな世界
雨風が強いなか、「神戸市立博物館」で開催されている
『トリノ・エジプト展』へ行ってきました。
http://www.city.kobe.lg.jp/museum/

しかし、こんな雨のなか、博物館の前は大行列。
当然、館内も入場制限していて、さらに大行列。
こんなに人気がある企画展とは思ってもいませんでした。

もう、ビックリ!

こりゃ、全部見るのにどんだけ時間かかるんやろ???

でも、実際の展示物は、興味深いものがたくさん。


『イビの石製人型棺の蓋』です。

紀元前にこんな立派な棺が造られていたんですね。


『アメン神とツタンカーメン王の像』です。

今回の目玉展示です。
これまで門外不出とされていた「ツタンカーメン」の像が、
初めて日本で公開されるということで、これを目的に来ている人が、
おそらく大半を占めているんじゃないでしょうか。。。


『子供のミイラ』です。

こんな装飾が施されていたんですね。
ちなみに、大人のミイラも展示されていました。


人まみれのなか、見終わるまでに3時間以上。
その半分以上が待ち時間。。。

もっと、ゆっくりじっくり見たかったなぁ。。。




「トリノ・エジプト展」
http://www.torino-egypt.com/

気になる

2010年04月26日 21時30分54秒 | アートな世界
今日の朝日新聞の朝刊に、気になる広告が!

まず、7面にちっちゃな「ユニット広告」。

蝶々のイラストに『さらば。』のコピー。

いったい何の広告?


っで、センター見開きの「全面広告」。

若武者(?)のイラスト。
QRコードの上に例の蝶々。

これはいったい???

広告の下に目をやると、インターネットのURL。
http://www.flow-er.co.jp/sendai/

思わずページを開いてしまいました。


『井上雄彦 最後のマンガ展 最終重版<仙台版>』


マンガやアニメ関係は全然わからないので、
この漫画家さんが、どれだけ人気のある人かもまったく知りません。

っが、それでも、この広告のインパクトにつられて、
私と同じように、ここのサイトにアクセスした人って多いんだろうな。

ちなみに、この「全面広告」は、少年時代の“宮本武蔵”を描いたものだそう。
っで、背景の海は、武蔵最後の決戦の舞台となった巌流島を
イメージしたものとか。

マンガ展へ通じるひとつの作品として楽しんでもらいたいという思いから、
タイトルやコピーを記載しないで制作。
広告ではない、1枚の絵として鑑賞してほしい。

なるほど。。。

初公開のビジュアルを採用するという気合いの入れようも、そのためなのね。


「井上雄彦」
http://www.itplanning.co.jp/

三岸節子展

2010年04月12日 21時49分07秒 | アートな世界
清志郎の写真展の後は、お得意の“ついで巡り”。
『高島屋』で開催されている「三岸節子展」へ行ってきました。
http://www.takashimaya.co.jp/osaka/groundholl/index.html
http://www.asahi.com/event/TKY201003310263.html


油絵の抽象画というのは、あまり好きではないんですが、
せっかく招待券をいただいたので、ちょろっとね。。。

彼女が亡くなる1年前に描いた作品『桜がさいた』は、
93歳にしてこんなに力強い絵が描けるのか、というくらいに、
絵全体からあふれんばかりのパワーが発せられているようで、
素晴らしい作品だったと思う。

あと、赤の色使いにこだわっていたのかな?
鮮やかな朱色から、いわゆる紅色、ややくすんだ感じの赤と、
絵によって、非常に繊細に赤を使い分けていたような感じがした。

それ以外は、とくに印象に残ってないのが、正直な感想。。。

NAUGHTY BOY-KING OF ROCK’N ROLL-忌野清志郎+有賀幹夫写真展

2010年04月11日 20時36分00秒 | アートな世界
天気下り坂なハズなのに、外は晴れていいお天気。
午前中に家の用事をすませて、お昼からは、なんばへ出没。

行ってきたのはコレ!
http://naughtyboy.mikioariga.jp/

「RCサクセション」のオフィシャル・フォトグラファー
「有賀幹夫」氏が写しとった、「忌野清志郎」氏の写真展です。


'80年代半ば以降の「RCサクセション」円熟期のライブ。
日本のロックのマスターピースとなったアルバム
『COVERS』のレコーディング。
'90年代からのソロ・イヤーズのポートレート。

そこには、ROCKな清志郎から、決してメディアでは見せない
素顔の清志郎まで、いろんな表情の清志郎が。。。


貴重なライブ映像やメモリアルフォトのスライドも上映されていて、
2月の個展とはまた違った趣向で楽しむことができました。
http://blog.goo.ne.jp/optimism-n_n-/d/20100208


もし清志郎が生きていたら、今年はデビュー40周年。
思いっきりド派手なコトをやってくれていたに違いありません。

最近、テレビや新聞等で、さまざまなアーティストが、
清志郎との思い出を語っているのを目にするけど、
それらを見ていると、彼が日本の音楽界に与えた功績は、
計り知れないものがあったのだと、あらためて感じてしまいます。



「地味変」(忌野清志郎)
http://www.kiyoshiro.co.jp/

「有賀幹夫」
http://mikioariga.jp/

アートアクアリウム展<京都・金魚の舞>

2010年04月01日 22時39分01秒 | アートな世界
京都へお出かけした3月27日の土曜日。
お花見を楽しんだ後は、「大丸京都店」へ。

アクアリスト「木村英智」氏による、
金魚と和をモチーフにした“生きた芸術作品”展
『アートアクアリウム展』を見に行ってきました。


“カレイドリウム(万華鏡)”です。

水槽に開けられた三角形の穴をのぞくと、
金魚たちが描く幾何学模様が、美しい万華鏡として映し出されます。


“花魁(金魚鉢)”です。

巨大な水槽のなかに無数の金魚たち。
照明の変化とともに、ときに優雅に、ときに妖艶に、その姿を変えていきます。


“ビョウブリウム(屏風水槽)”です。

金魚とデジタル映像と音のコラボレーションにより、
日本の春夏秋冬を艶やかに表現しています。


“アンドンリウム(行燈水槽)”です。

やわらかな照明のなかで浮かび上がる、美しい金魚たち。
まるで、幻影を見ているかのようです。


ほかにも、趣向を凝らした水槽と金魚たちのアート作品や、
珍しい金魚の展示などもあり、想像以上に充実した内容でした。

ちょっとした演出効果により、優美さや妖しさなど、
観るものの印象をここまで変化させ、魅了させる芸術作品の数々に感動。。。
久しぶりに、素晴らしいアート作品に出合えました。


「AQUARIUM CREATOR'S OFFICE」
http://www.h-i-d.co.jp/aqco/index.html

火鉢猫

2010年03月18日 21時00分42秒 | アートな世界
先月のお話なんですがね。。。
新聞の夕刊におもしろい記事が出ていました。


詩人で作家の『室生犀星(1889~1962)』が飼っていた猫の写真をあしらった
ポストカードについての記事です。

『室生犀星』の日常を写した130点を展示する企画展
「犀星写真館(~3/7まで)」にあわせて、
金沢市にある「室生犀星記念館」が4種類のポストカードを作成したところ、
予想外の人気になっているという内容でした。

冬場じゃなかったら、バイクでちょろっと出かけるところなんだけど、
さすがに、2月の北陸はムリ。。。
なので、お取り寄せをしました。


『室生犀星』が“わしの猫”と宣言した“カメチョロ”のショット2枚。

ちなみに、“カメチョロ”とは、信州の方言で「トカゲ」のこと。
庭を駆け回る猫の姿が「トカゲ」に似ているところから、
『室生犀星』が名付けたんだそう。



左側が『室生犀星』の妻・とみ子が愛した猫“ミュン子”。
“ミュン子”は15年以上も生きたそう。
春の出合いのシーズンに必ずオス猫が寄ってくるので、
「なぜババネコがもてるんだ」と、『室生犀星』が不思議がったという
エピソードもあるらしい。

右側が火鉢にあたる猫“ジイノ”。
通称「火鉢猫」。
火鉢のそばにいた“ジイノ”の背中を『室生犀星』がなにげなく押したら、
火鉢に前脚をかけて、火鉢にあたっているような姿になったのが、
「火鉢猫」の由来だとか。


それぞれの写真に『室生犀星』が作った詩や俳句が添えられていて、
なんとも言えない、微笑ましくもあたたかな気持ちになれるポストカードです。


一度、「室生犀星記念館」にも足を運んでみようと思います。


「室生犀星記念館」
http://www.kanazawa-museum.jp/saisei/index.htm

忌野清志郎な1日

2010年02月08日 00時02分32秒 | アートな世界
日本を代表するロックミュージシャン・忌野清志郎氏の
『個展 忌野清志郎の世界』に行ってきました。
http://www.hephall.com/?p=3135


館内には、レコードジャケットやポスター、コンサートパンフ、
ステージ衣裳に写真、彼が描いた絵画、スペシャル映像の放映まで。。。
溢れんばかりの“キヨシローワールド”に包まれていました。


彼の描いた愛とやさしさに満ちあふれた絵画の数々に、
涙が出そうになりました。


スペシャル映像のなかには、
やさしい笑顔のキヨシロー、
ステージで飛び跳ねているキヨシロー、
無邪気に笑うキヨシローが、次々と映し出され。。。

本当に死んでしまったのか。。。
そう疑いたくなるくらいに、キラキラと輝くキヨシローの姿がありました。

映像を見ながら、ふと感じました。。。
もしかしたら、この会場にキヨシローが来ているんじゃないかと。。。
ちょっと上の方から、ニコニコと眺めながら、
「おまえらみんな、愛しあってるかい!?」って言っているような。。。


そのつもりはまったくなかったんだけど、思わず買ってしまいました。


キヨシローのステージ衣裳で履かれた“ブーツ”をモチーフにした
「ブーツ」Tシャツと、キヨシローが描いた「自画像」Tシャツです。

この展覧会、おススメです。
行ってよかった。



続いて足を運んだのが、『忌野清志郎 トリビュート展』。
http://tower.jp/store/news/254


ここでは、ロックミュージシャンとしての“キヨシローワールド”が
広がっていました。
写真や映像を見ながら、音楽を聴きながら、在りし日のキヨシローの姿を
目に焼き付けてきました。


ここでもやっぱり、思わず買ってしまいました。


「忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー 2009.5.9
 オリジナル・サウンドトラック」です。

キヨシローを送る会で、約12時間にわたって流れた全33曲の楽曲が
収録されています。
当日スタッフが着用したTシャツの色違いバージョン付きの、初回限定版です。


「僕自身がロックです。」と自らを評したように、
本当にロックでカッコイイ人間でした。
彼がいなければ、日本にロックというジャンルは確立しなかったかもしれない。
彼が築き上げた数々の功績に、敬意を表して。。。

ありがとう!!


「忌野清志郎」
http://www.kiyoshiro.co.jp/