ゴージャスなセレブエリアを抜けて甲板に出ると、印象的なフォルムの煙突が。その向こうには昨夜のお宿、ホテルニューグランドが見える。右手には、みなとみらいが霞んでいた。
こちら舳先部分。タイタニックごっこしたいけど残念ながら立ち入り禁止(TT)後ろで見ていたダーさま曰く、
「タイタニックやっても、あーたのことすぐ落としちゃうと思いますいよ」
主舵の後ろには、神棚が。何と大宮氷川神社のお札が祀られていた。なるほど、氷川丸だもんね!
階下へ向かうと、そこは近未来のような機械室。まるで映画のセットのよう。
巨大なモーターを見ると、この船がたどってきた数奇な運命を思わずにはいられない。もう航海に出ることはないけれど、いつまでもここでその歴史を伝え続けて欲しい。そのすぐ上には、三等客室が。なんと8人部屋。当時は一等のお客さんとは、食堂もフリースペースも完全に分けられていたという。そういう時代もあったことを忘れないでいたい。
昔の風景に思いを馳せながら氷川丸を降りると、鎖の上に鳥さんが仲良く並んでいた。海風に吹かれながら、山下公園を歩いて赤レンガ倉庫方面に向かう。シルクセンター前の銅像のもとには、桑の木が植えられている。日本の絹の歴史を追っている今日この頃、ここが日本の絹を担った実際の港なんだと思うとジーンとした思いが湧きあがってきた。(つづく)
氷川丸の歴史→http://www.nykline.co.jp/rekishi/knowledge/history_luxury/01/index.htm
日本郵船・氷川丸→http://www.nykline.co.jp/rekishi/exhibitions/hikawa.htm
シルク博物館→http://www.silkmuseum.or.jp/
こちら舳先部分。タイタニックごっこしたいけど残念ながら立ち入り禁止(TT)後ろで見ていたダーさま曰く、
「タイタニックやっても、あーたのことすぐ落としちゃうと思いますいよ」
主舵の後ろには、神棚が。何と大宮氷川神社のお札が祀られていた。なるほど、氷川丸だもんね!
階下へ向かうと、そこは近未来のような機械室。まるで映画のセットのよう。
巨大なモーターを見ると、この船がたどってきた数奇な運命を思わずにはいられない。もう航海に出ることはないけれど、いつまでもここでその歴史を伝え続けて欲しい。そのすぐ上には、三等客室が。なんと8人部屋。当時は一等のお客さんとは、食堂もフリースペースも完全に分けられていたという。そういう時代もあったことを忘れないでいたい。
昔の風景に思いを馳せながら氷川丸を降りると、鎖の上に鳥さんが仲良く並んでいた。海風に吹かれながら、山下公園を歩いて赤レンガ倉庫方面に向かう。シルクセンター前の銅像のもとには、桑の木が植えられている。日本の絹の歴史を追っている今日この頃、ここが日本の絹を担った実際の港なんだと思うとジーンとした思いが湧きあがってきた。(つづく)
氷川丸の歴史→http://www.nykline.co.jp/rekishi/knowledge/history_luxury/01/index.htm
日本郵船・氷川丸→http://www.nykline.co.jp/rekishi/exhibitions/hikawa.htm
シルク博物館→http://www.silkmuseum.or.jp/