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温泉にゃんこのネコ散歩

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営業は安住くん4

2006-03-16 20:12:32 | クルマの話
すごい金額ながら、契約書にサインすることの何とたやすいことか(0^; 
「買っちゃった後も、優しくして下さいね」
と念を押して名前を書いた。後は納車を待つばかり…イヤイヤ、その前にお支払いをしないといけないのよ(><; 銀行に行って、長年コツコツ貯め続けた積み立て預金を解約する。他にもこれには手を付けない!と決心していた定期預金も…。人生で最大のお買い物、ドキドキしてお腹痛くなってきた。銀行の窓口で振込みをする時、思わず窓口のおねえさんに
「ああ、通帳軽くなっちゃいました…」
とつぶやいたら、
「でも新しいお車が来るんだからいいじゃないですか。これからお花見の季節ですし!」
と言ってくれたので、それもそうねとちょっと気持ちが軽くなった。
実は購入を決めてから、何だかお金が使えなくなっていたのだ。外食ができない、物が買えない…ああ、肝っ玉がちっちぇえ女。でもでも、しばらくは清貧生活でイキマセウ。

いろいろと乗り換えに繋がる流れはあったものの、やはり営業の安住君の力は大きい。彼は人の思っていることがすぐわかってしまうようだ。そして先回りして、お客さまが不快な思いをしないようにさりげなく手を打っている。さらにこちらが何を求めているか、何を嫌がるのかもお見通しだ。こういうのは天性のものなのか?それとも営業生活で培った賜物なのか?営業活動のみならず、普段の人間関係でもこういうのは大事なんじゃなかろうか?人の身になって物事を考えられない人は、いい人間関係は築けないと思う。車購入という出来事から、いろいろ他にも勉強することができた。新しいビーちゃんとも、いい関係を築けたらいいなぁと思っている。ちなみに新しいビーちゃんは、クールなれどアグレッシブな椎名桔平といった風貌だ。もうすぐ大好きな桜が咲く、桜のトンネルの中を一緒に走ろっと♪ (おしまい)

BMW 3series→http://www.bmw.co.jp/3series/

    

営業は安住くん3

2006-03-15 21:06:32 | クルマの話
にゃんこは物事すべて、熟考して納得がいかないとガンとして動かない頑固さがある。営業の安住君には、半月ほど考える時間をいただいた。その間に中古車買取店を何件か回って現状を知り、アプルーブドセンターの車も見に行ってみた。他にレクサスや、かつて大好きだった人が乗っていた憧れのボルボも覗きに行くが、やはりビビッ!と来るものが無い。そして安住君との約束の前日、新潟からお友達が遊びに来た。彼女はつい先日、Miniの新車を手に入れて大満足の車ライフを開始したばかりだ。そんなわけで車の相談などもしてみるが、やはり買っちゃえば!という方に話が進む。これも流れか…。

ベンツやシトロエンを大事に15年以上乗り続けている尊敬するDrや、30年以上前のワーゲンを溺愛している豆職人さんなど、車に滅法詳しい人に相談してみたところ、
「今の車はさぁ、みんなコンピューター制御で味が無いよね。この質実剛健で真剣に向き合えばちゃんと答えを出してくれるところが、昔の車のいいところなんだけどね」
と言われるが、それも車の中身がわかっているからできること。細かい故障が出始めるとずっとそれがエスカレートしてくることも多いので、乗り換えも致し方ないかもしれないねとも言われた。名残惜しくはあるものの、やはり乗り換えという流れのような気がする。それにこういう雑事は、自分に時間がないとできないことだし、自分のみならず周辺の人も元気なうちでないとかかわっていられない。ちょうどその頃合だろうと納得するまで、約束を守って一切の接触を我慢して考える時間をくれた安住君も信用できる。にゃんこ、こちらの都合も考えないで押しかけてくる人が大嫌いだ。

約束の日、ショールームなるものを見てみたいという母を乗せて行く。半月の間考えた末、以前の話と3つほど気が変わった点がある旨を営業さんに伝えた。安住君はそれを聞いてすかさず新しい計算書を作ってくる。すごい金額であるが、こちらの意向をくんでくれている。やはり年度末サービスなのだろうか?しかも
「お彼岸に納車はちょっと…」
と横からチョコッと口を挟んだ母のひと言を受けて、何とわずか10日後に納車できる手はずを整えた。やはり安住君は、そのソフトな風貌に隠された切れ者営業だったのだ。(つづく)

    

営業は安住くん2

2006-03-14 21:09:50 | クルマの話
今のビーちゃんが気に入っているとは言え、確かに細かい故障が最近続いて出てきてるし、ひとりで山道ぶっ飛ばしたりすることが多いから心配ではある。どうしようか…と思っていた矢先に6連奏のCDが壊れた。その前にはタイヤがパンクし、エアコンを付けると「カチャッカチャッ」という不穏な異音もするようになっていた。後ろのドアロックが連動しないのはずっと前からだし、ウインカーやテールランプの不具合も出てきて…さらに一番ビビッタのが、オーバーヒート表示。雨の日に大渋滞に巻き込まれた時、変な音がして水温計がオーバーヒート表示を行ったり来たり(><;どうも水漏れしてるらしい。ここで走らなくなったらどうしよう…と、ドッキドキしながら何とか目的地にたどり着くことができたが、これは神の啓示だろうか?と思いついついアプルーブドセンターに車を見に行ったり、中古車買取専門店で査定を受けたりという行動を開始してしまった。BMWと言えども何せ10年車、しかも不覚にも銀行の駐車場に置いた時に落書きをされてしまっている。悲しいが査定額はものすごくチョボチョボ(TT)62000Kmしか走っていないことしかウリが無いから仕方ないか…。

思えばこのビーちゃんも割安で買ったんだもんね。思い起こせば8年前、「車は走ればイイヤ」と思っていたにゃんこは、ちっこいスターレットに乗っていた。もちろんマナーのいい安全運転で…。でもね、ちっちゃい車に丸顔女という組み合わせが悪かったのか、理不尽な割り込みをされたりおふざけのアオリをされたりが続き、挙句の果てには通勤途中にいつも一緒になってしまう下品な仕様のランクルに遊ばれて、バンパーに傷を付けられてしまったのだ。こりゃ~、腹立ちましたぜ!
「あたしは何も悪いことしてないのに、何でこんな目に合わなきゃいけないのよ!」
プッチン!と来て、絶対に割り込みされない車に乗ろうと思い立って輸入車ディーラー巡りを開始。そこでみみっちい車で行ったにもかかわらず丁寧に対応してくれたのがBMWの販売店だった。

そこで扱っている中古車で何とか手が届く物があったので、契約しに行った日に悲劇が起こった。お目当ての車は他の営業所にあった。取りあえず試乗してからのがいいでしょうということで営業さんの車に乗って向かおうとした時、タイミング悪く営業さんに長い電話が入ってしまい20分ほど待たされた。何かイヤな予感…と思っていたら、にゃんこが決めようと思っていた車は目の前で他の人に買われてしまったのだった。オーマイガー!!!帰りの車内の空気が最悪だったことは言うまでもない。ショックで涙ぐむにゃんこ、何とか挽回を図る営業氏はいろんなところに電話を入れて同じような車を探している。そしてめぐり逢ったのが、今のビーちゃんである。お目当てのものより1年新しくしかも走行距離は3分の1という素敵さ♪ 営業さんは、
「私の手回しが至らなかったので…」
ということで、買われてしまった車と同じ値段で契約してくれた。これって縁だよね(^^ それ以来、ビーちゃんの走りに魅せられてしまったにゃんこは、もう他の車には目がいかなくなってしまったのだった。(つづく)



営業は安住くん1

2006-03-13 20:30:24 | クルマの話
始まりは昨年のクリスマス。ディーラーさんから送られてきたDMに愛らしいサンタクロース姿のクマさんが…。実はにゃんこ、こういうノベルティグッズが大好きだ(0^; だって買える物じゃないんだもん!
「クマさん欲しいぃぃぃぃぃ~♪」
と我慢できなくなって、ほてほてとディーラーのショールームに出かけてしまった。お目当てのクマさんをもらって、買えっこない新車のお話をチョロリと聞く。にゃんこ担当の営業さんは、最近変わったばかりの安住アナウンサー似のお方。前の営業さんは、いつもニコニコと出迎えてくれる福助足袋のキャラクターにチョビッと似た人のいいお方だった。
「宝くじ当たったら、セカンドカーにZ4を買いますから!」
というにゃんこの与太話にずっと付き合って下さった素直な人である。今度の営業さんは、ソフトな物腰ながらデキル匂いがする。あぶねぇ…。

予感どおり、安住君はさっそくバリューローンでのお手軽購入プランを作成し提示してきた。しかも年末限定の大幅値引きで…でも、今のビーちゃんがメッチャ気に入ってるし、年末で忙しくて車の購入なんてこと考えられないと正直にお話したら、わかってくれたようだったのでひと安心。そしてめぐって来た1年点検の時期。にゃんこのビーちゃんは10年車ですでにおじーちゃんであるため、いろんなところが消耗したりプチな故障も多い。車検や点検には予想もつかない出費が増えてきて、段々ドキドキ状態がアップしてきている。安住君曰く、
「点検の見積もりをするので、事前にお車おあずかりして見てみましょう」
とのこと。そう言えば年度末も近い…新車を勧める絶好のチャンスなんだろうなぁ(××; 

「新車なんて買えないよ!」と思っていたところに、点検の見積もり。全部やるとスゴイ額だが、必要最低限であればそうでもない。でも1年後の車検は覚悟しないとなんないだろうなぁ…。最低限のことだけやってもらおうかと思っていたところに、そろりと新車のプラン書が滑り込んできた。確かにねぇ~、バリュープランだと月々のお支払いはお手軽なんだよね。でも、今のビーちゃんに惚れてる身には、どうもその気になれないのだ。(つづく)



さよなら、大好きな…

2006-03-12 20:10:08 | クルマの話
貴方と出逢ったのはもう8年前。私がいろんなことで自信を無くしている時だった。ふいに私の前にあらわれた貴方に、どんなにか励まされ勇気付けられたことか…。一緒にいろんなところに行って、抱えきれないほどの思い出を作ったね。軽井沢の雲場池のほとりにたたずむ貴方、浅間山を背に私を見守ってくれた貴方、本当に惚れ惚れするほど素敵でした。秩父の山の上や浅間の麓で、一緒に夜を明かしたこともあったわ。

突然の雪で凍結した和田峠、知らずにノーマルタイヤで入りズルズルと滑り落ちて行くがままに何もできなかった私を、身を挺して守ってくれたっけ。そのせいで貴方に少し怪我を負わせてしまった…ごめんなさい。いろんな温泉にも一緒に行ったし、私が悲しい時にはただ黙ってそばにいてくれた。貴方のクールな外見も熱い思いを抱いた中身も、みんなみんな大好きでした。

そんな貴方とお別れする日が来るのを怖れていました。もう少し一緒にいたかったけど、それは難しいことだと知ったのです。心から貴方を愛していました、8年間本当にありがとう。どうかまた他の人に、私と同じような幸せな時を与えてあげてください。さようなら、貴方のことはずっと忘れません…。

…ということで、8年という長い年月を共に過ごした愛車のビーちゃんと、あと3日でお別れします。彼が去っていく姿を見たら、泣いてしまいそうです(TT)