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温泉にゃんこのネコ散歩

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プチな天職…?

2005-08-29 18:15:05 | スピリチュアル
ここ2ヶ月ばかり、雑誌の温泉特集のお手伝いをした。「新潟Komachi」の夏の温泉特集、女性誌「Caz」の公共の宿についての座談会、「長野Komachi」の夏の日帰り温泉特集、そして今は「星ナビ」という天文雑誌の星降る露天特集が進行中。にゃんこ、生業は病院仕事であるが、好きなことで人のお役に立てるのは嬉しいので、こういうお話は喜んで一生懸命にやらせていただいている。

にゃんこの周りには、好きなことを生かしてお仕事をしている人がたくさんいる。山岳ライターさん、山のガイド氏、山岳フォトグラファー氏、月光写真家さん、ネコ写真の先生、猫版画の先生、革絵作家の先生、ヒーラーでもあるアロマテラピストさん、テーブルコーディネーターママさん、旅のライター嬢、童話のイラストレーター嬢、個性的な人形作家さん、伝統を守る友禅作家の先生etc…。本業でやっている人あり、他に生業を持ちそのかたわらで続けている人あり、その形はさまざまであるが、みな、
「この楽しい感覚を他の人にも知って欲しい!」
という思いは共通しているように感じる。収入よりも、自分の好きなことを発信できる場があることがありがたいし、それを媒体にして共通の体験をし幸せを感じてくれる人がいれば、それがまた自身の幸せでもある。

以前知り合った、ほぼ同年齢の自称画家というお方、
「個展とかなさるんですか?」
と聞いたら、
「僕の絵をわかってない人に、個展の会場をうめる点数だけ揃えて見せても仕方がないでしょ」
とのたまわった。それって、プライドに隠された逃げの発言なんじゃ…?5年間も絵を描いてないというのに、画家なんですかい?シンパシーが合わず理解もできずに、2回ほど話しただけでご縁が切れた(0^; 思うところは人それぞれであるが、場を与えられたら素直に頑張るのがシンプルでいいんじゃないかな?と思う今日この頃。

先日「星に願いを」という、夢のプラネタリウム「メガスター」の製作者である大平貴之氏のドラマを見た。星が好きで好きでたまらなかった大平少年が、ついに自力でスーパープラネタリウムを作り上げ、それが映し出す星の世界で息を呑む人々がたくさんいる。大平氏にとって、プラネを作るというのはまさに天職だったのだ。大それた考えは無いが、にゃんこも大好きな温泉や食べ物のことで人のお役に立てたらとっても嬉しい。これって、プチ天職と言えるだろうか?(^^ヾ

Caz→http://www.fusosha.co.jp/caz/
長野Komachi→http://www.goodnagano.com/info/komachi/index.htm


(富士山を見守る月齢2の月☆三浦半島の温泉から撮影)

ばーちゃんの夏祭り

2005-08-14 20:36:08 | スピリチュアル
祖母のいる施設では、毎年この時期に納涼会をやってくれる。駐車スペースにやぐらを組んで、なかなか本格的だ。ただででも日々の業務に追われて大変なスタッフの方の心遣いに、とても感謝している。この日は、施設にいるお年よりは全員浴衣姿での参加。車椅子の人が多いので、着付けは大変だろうなぁ~(^^; ばーちゃんの今年の浴衣は、にゃんこのお気に入りの緑に花柄のもの。昨年は、赤い地の花柄だったっけ。ばーちゃんも緑が大好きなので、ちと嬉しそうだ。黄色い帯の間には、ピンクのうさぎさんのちっちゃなぬいぐるみまで挟んであって、何だか可愛くなっている。

施設スタッフが縁台も企画して、フランクフルトや焼きそば、焼き鳥を並べている。ばーちゃん用には食べやすいように細かくしてある「きざみ」、家族用には普通のものを渡してくれた。今年はかき氷の屋台まで登場し、レモン氷にアズキをトッピングしてもらったが、この組み合わせいかがなものか?(0^;と思いつつも、ばーちゃんにあげると美味しそうに食べている。夕方といえどもまだ暑いし、かき氷なんて久しぶりだからね。フランクフルトのきざみの形状がすごい…どんな感じなのかしら?と興味を覚えて、ちとばーちゃんの分を口にしてみる。
「おお!味はちゃんとフランクフルトだ。でも視覚上にはフランクフルトとは思えない物体が!何かこのギャップに脳みそがついていけない…(><)」
って言うか、人の分まで取るなよな…にゃんこ(0^;

盆踊りになると、車椅子の元気なばーちゃんたちがスタッフとともに手を動かして参加している。「秩父音頭」「東京音頭」や「好きになった人」など、みなニコニコして楽しそうだ。認知障害の人も、こういう昔からやっていたことはどこかで覚えているのよね。隣では、96歳のしっかりしたばーちゃんがキリッとした白の浴衣を着て、コップに注がれたビールを少しずつ飲んでいる。
「ビールお好きなんですか?お外で飲むと、美味しいですよね。浴衣もとっても素敵ですよ!」
と話しかけると、
「こういう時は、ちょっと飲みたくなるわね。あなたもお若いのに、浴衣がとってもお似合いよ」
とお話してくれた。ああ、ありがたい(^^

特等はマスクメロンというお楽しみ抽選会で盛り上がり、最後に花火をチョコッとやって、夕立にも遭わずに無事納涼会はお開きとなった。暑い中に長時間いたので祖母の体調が心配だったが、いたって平気な様子で安心する。現在93歳と7ヶ月半、来年もにゃんこの浴衣を着て元気に参加してくれたら嬉しいにゃ!今度はちょっと派手めな浴衣を用意しようか…。



佐藤初女さん☆

2005-07-31 20:16:50 | スピリチュアル
つらい時期に「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」という映画に出逢った。その中で、
「つまっている人は食べられない」「幸せは減りません」
というその時の私の心に強く響く言葉を投げかけてくれたのが、佐藤初女先生だった。その映画に出逢ってからわずか5ヶ月後、岩木山の麓の「森のイスキア」で、私はその人に直接会い穏やかで何ものにもかえがたいひと時を過ごした。イスキアを訪れ白神山地を歩いたその旅は、その後の人生において大きな力になっている。偶然が重なった上の出会いであったが、何か大きな力が導いてくれたようで今でも心より感謝している。

今日はその初女先生が都内で講演をするということで、朝早くから出かけてきた。83歳というご高齢ながら、初女先生からは少女のような清らかさを感じる。初女先生の穏やかな話しを聞いているだけで、こちらまで綺麗な気持ちになってくる。午前の講演会に続いて、午後からは参加者の話を聞く時間をたくさんとって下さり、最後にはひとりひとりと温かい握手をかわしてくれた。柔らかな手からは、初女先生の透き通った心が伝わってきて胸が熱くなった。

初女先生がどんな人なのかは、ひとことで語れない。興味のある方はご著書を読んだり、地球交響曲の第2番を見ていただければその存在がどういうものなのかわかってもらえると思う。ちょうど誕生日に、こんな時間を持てたことに幸せを感じる。
「私は、生かされている」
尊敬する東山魁夷画伯と同じ言葉を初女先生の口からも聞いた。きっとこれは、偶然ではないはず。今夜はサインしていただいた本を静かに読み、明日は初女先生に教えていただいた「幸せのおむすび」を作ろう。(^^

地球交響曲(ガイアシンフォニー)→http://www.gaiasymphony.com/
佐藤初女先生→
http://www.ntt-f.co.jp/fusion/no27/tokusyu/profile.htm



にゃんこちゃん一周忌

2005-05-25 21:00:14 | スピリチュアル
1年前の今頃は、5月というのに妙に寒い日が続いていた。GWに入ってから、ずっと元気だったにゃんこちゃんの食欲が落ちてきたが、動物病院でお薬などもらってそう深刻には考えておらず、気にしつつも5月半ばにちょっと遠出の旅行に出かけてしまった。この間ににゃんこちゃんは、だんだん弱っていったのだが、旅先の私に心配をかけないようにと、母が彼女を病院に連れて行ったり、スポイトで食べ物をあげたりして看病していてくれていた。

旅から帰りすっかり元気がなくなったにゃんこちゃんの姿を見て、こんな時に出かけてしまったことをとても悔やんだ。この日から、つきっきりでにゃんこちゃんの世話をして快復を願ったが、1週間後に彼女はお星さまになってしまった。朝晩に抱っこしながらスポイトで卵黄やミルクをあげていたが、25日の朝はもう何も食べられず、私が仕事に出かける時に、いつもはほとんど啼かないにゃんこちゃんが「ア~オォ~」と悲しそうに言ったのを聞いたのが最後だった。その後母が動物病院に連れて行ったが、2時間後に息をひきとってしまった。

仕事が終わってから動物病院に行くと、白いアジサイと一緒にきれいな箱に入れられた彼女が眠るように横たわっていた。母も私も彼女を失ったダメージは大きく、その後しばらくは涙に暮れる毎日だった。丸顔で愛嬌がある猫だった。どしゃ降りの雨の夜、外でミャーミャーという声が聞こえ、雨に濡れそぼったまだ生まれて間もない小さな猫が震えていた。あまりに可哀想で牛乳をあげたのがきっかけになり、朝晩に顔を出すようになった。半ノラで気ままに過ごしていたのが幸いしてか、それから13年という長い付き合いになった。家の中に私だけだとわかると入れてくれとせがみ、冬は一緒にストーブにあたり、夏はバニラアイスを半分こしたりしていた。大好物のマグロのお刺身を買ってきた時には、「ちょっとちょーだい!」と、網戸をバンバン叩き爪を引っ掛けてぶら下がり状態になってしまったり、私が凹んでいる時には庭の暗がりから現れて、顔をスリスリしてなぐさめてもくれたっけ…。よく、家とエアコンの狭~いすき間に挟まってお昼寝してたよね(^^; にゃんこちゃんとの思い出は尽きない。1年経って、やっとこういう思い出を書けるようになった。今でもあのフワフワの感触を、この手が覚えている。

~私の元に来てくれてありがとう。お空の上でお友達と楽しく過ごしてね~


にゃんこちゃんが一番好きだった場所。なぜか前足を組んでお昼寝。

花散歩

2005-05-03 21:21:34 | スピリチュアル
桜は終わったが、まちは一斉に花が咲き乱れている。歩いていると、そんな花達に目を奪われる。皆、誰のためでもなく、自分自身のために精一杯咲いている姿が美しい☆


お散歩途中で出会った花。紅白のハナミズキ、菜の花畑。



自宅で楽める花。御衣黄、牡丹、満天星。