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2024年6月9日 初夏の森

 出かける前に見た天気予報ではお昼頃に傘マークがついていましたので念のために折りたたみの傘を持って出かけましたが、結局降ることはなく薄曇りの空のままの恩田の森。おかげで涼しく汗をかかずに歩くことができました。

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 おなじみの白山谷戸ですが、やはりこの手の絵は空が青くないと様になりませんね。



 田んぼに青鷺。


 美味しそうな姫楮(ひめこうぞ。クワ科コウゾ属)の実。



 紫陽花の小径。



 満開となった薬師堂の無患子の花。色々な種類の蜂が蜜を集めに来ていました。これは熊蜂?



 愛らしい道端の雑草、紫酢漿草(むらさきかたばみ。片喰とも書く。カタバミ科カタバミ属)。南アメリカ原産で江戸時代に観賞用として渡来しましたが、旺盛な繁殖力で今では道端で普通に見られる雑草。環境省により要注意外来生物に指定されています。似たものに芋片喰があります。紫酢漿草は花の中心が緑色、芋片喰は赤であることで区別できます。

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2024年6月1日 初夏、水無月の森

 6月になりました。今日は程よく晴れましたが気温はそれほど上がらず、大汗をかくこともなく森を歩いてくることができました。季節は初夏、森の田んぼの田植えも半分程が終わりもう少しで青田が見られるように、そして梅雨に入りその晴れ間を見つけて麦の刈取りが行われる、そんな水無月です。

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 白山谷戸の、収穫を待つ玉葱畑と田植えが終わったばかりの田んぼ。



 道の脇の土手で咲く紫陽花。



 白山谷戸からトトロの切り通しに続く小谷戸のサツマイモ畑。近くの小学校の児童が苗を植えに来たのだけれど、植え込みが浅いので直しているとのこと。そんなことも、草取りの苦労も知らずに秋収穫に来るのでしょうね。それもまた良し、か?



 藪のなかで咲く地味な花。葉の幅がやや広いこれは紫式部(むらさきしきぶ)でしょうか。名前が素敵だからなのでしょね、知ってかしらずか小紫も十把一絡げにして紫式部と呼ばれていますね。



 蛍袋(ほたるぶくろ)。花が重たいのでしょうね、大抵横倒しになっています。



 すっかり色付き刈り取るばかりにも見える麦畑。

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2024年5月25日 初夏の森

 予報では晴れて気温も上がることになっておりましたが、蓋を開けてみれば曇り空で気温もそれほど上がらず。さほど多くはないのですが花の写真を撮るには程よい天気となった今日の恩田の森でした。

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 恩田の森の田んぼでは半分ほど田植えが終わっていたようです。来週森を歩くときにはほぼ終了していることと思います。



 白山谷戸の民家の庭先では紫陽花の花が咲き始めておりました。梅雨も近づいてきていると云うことですね。



 すみよしの森のメインストリートの道端にある小さな道祖神。大きな三輪は年中咲いておりますが、両側の紫陽花は本物です。


 イチゴと赤紫蘇と云う珍しいアソート(^^)



 無患子(むくろじ)の若葉とサツキが美しい薬師堂境内。



 無患子の蕾はまだこんな感じ。開花まであと二週間はかかるでしょうか・・・



 すみよしの森のメインストリート沿いの民家(数年前から空き家)の前庭の薄暗がりでひっそりと咲く雪の下(ゆきのした。ユキノシタ科ユキノシタ属)。どうしてこんなに美しい姿をしているのか、不思議でなりません。



 この季節に森を歩いていると時々独特の匂いが鼻先をかすめますが、その匂いの元はこれ、栗の木の花です。樹木全体が白く見えるほど盛大に花を咲かせます。

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2024年5月18日 夏日となった森

 先週日曜日には曇り空で気温が低いところに強い風が吹き肌寒いほどでしたが、今日は快晴で気温が28度近くまで上がりまさに初夏の様相。程よい風も吹き木陰は天国!絶好の散歩日和となりました。

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 白山谷戸で田植えが始まりました。



道端の小判草(コバンソウ。イネ科コバンソウ属)。ヨーロッパ原産で日本には明治時代に観賞用として到来しましたが、今では道端の雑草と化しております。フラワーアレンジメントやドライフラワーの花材とされることもあるようですので、お花屋さんでも売っているのかも知れません。



 あかねの森南麓の民家の庭先のカルミア(ツツジ科カルミア属。常緑低木。西洋石楠花、亜米利加石楠花とも呼ばれるが)咲いておりました。こちら北米原産。



 芽生えの時から葉が紅い(多分)野村楓(のむらかえで)の、紅い翼を持った果実。紅い翼で風を捉えて種子を遠くまで飛ばして次世代を残していこうと云う生存戦略です。

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2024年5月12日 初夏なのですが・・・

 曇り空で風が強いために、体感は早春かと思うほど肌寒のためテンション下がり気味。森の緑も濃くなり爽やかな初夏のはずなのですが、まぁ、時にはこんな初夏の日もあります。そんな森を歩いてきました。

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 トトロの切り通しをいつもとは逆方向からみた図。緑が濃くなりました。



 毛狐の牡丹(けきつねのぼたん。キンポウゲ科キンポウゲ属)。トゲトゲのある丸いものは花の後の果実。植物の名前を漢字で書くのはケシカラン、と云う方が時折おられますが、「ケキツネノボタン」と聞いてもどんな植物なのか想像もできません(どこで区切るのかもわからない)が「毛狐の牡丹」と書いてあれば、体に毛が生えている、「狐」は嘘や偽物(〜ではない)の意味で、(葉が)牡丹に似ているけれど牡丹ではない植物だと云うことがわかります。
 ちなみに名前に「犬」と付くのは材が役に立たない(犬槇・犬柘植・犬山椒など)と云う意味です。



 3月末にご覧いただいた源平桃の実です。梅の実ほどの大きさでこれ以上は大きくはなりません。



 モモイロヒルザキツキミソウ。これもまた漢字ならば読まずとも分かる桃色昼咲月見草。



 虫取り撫子(むしとりなでしこ。ナデシコ科マンテマ属)。「虫取り」と云っても食虫植物ではありません。上部の茎から粘液を分泌し、受粉の役には立たないのに蜜だけを取っていく蟻などが花に到達できないようにする工夫なのだそうです。ヨーロッパ原産で江戸時代に観賞用として移入されましたが、今では野生化しています。

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2024年5月4日 初夏の森

 気温は27度を超えていたようですが湿度が低くて程よい風もありましたので、気持ち良く森を歩くことができました。新緑は眩しくも、春の花は終わり夏の花はまだ咲かない端境期。ちょっと彩にかける森ではありました。

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 水が入り始めた白山谷戸の田んぼ。



 白花立浪草が咲いている土手で一株だけ咲いていた西洋おだまき(キンポウゲ科オダマキ属)。誰かが鉢に植えていたおだまきを土ごとここに捨てたのでしょうか。



 夏に向けて美しく整えられた、森の小さな畑。



 大きな桐の木が花を咲かせておりました。



 Upにすると、こんな感じ。大人の男性の親指くらいの薄紫色、漏斗状の花です。桐は大木が多いので近くを通っても花が咲いているのが見えず、この漏斗状の花が地面に落ちているのを見つけ開花を知ることが多いです。



足元では庭石菖(にわぜきしょう。アヤメ科ニワゼキショウ属)が小さな花をたくさん咲かせておりました。千年前から日本に居たぞと云わんばかりの顔をしておりますが、実は明治期に観賞用として北米から輸入されたものが庭から逃げ出して雑草化して蔓延っているのです。

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2024年4月28日 季節は初夏へ

 先週「季節は蘭春から晩春へと移りゆく境目辺りの様相でした」と書いたばかりでしたが、本日は気温も上がり、森はすっかり初夏の様相となっておりました。

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 お馴染み、白山谷戸のこんもり山。笑い終わってすっかり夏色の森になっておりました。



 すみよしの森の空き地で群生していた長実雛芥子(ナガミヒナゲシ。ケシ科ケシ属)。ケシ科ですが長実雛芥子には麻薬成分は含まれておりません。が、茎を折ったときに出る乳液が皮膚に付くとかぶれる、また非常に強い繁殖力を持っていることなどから、問題の多い植物だと云われております。花が咲き終わったら結実する前にゴム引の手袋を着用して抜き去り可燃ゴミとして処分することをお勧めいたします。



 すっかり出揃った麦の穂を見ると季節が晩春から初夏へ、春から夏へと変わったことを確信します。



 なるせの森、牢場谷戸の入り口にある畑の隅で咲くジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)、多分、でも自信ない)。



 都県境の尾根道の脇の朴の木(ホオノキ。モクレン科モクレン属)が見事な花を咲かせておりました。朴の木は日本の樹木としては葉、花ともに最大級で、花は大人の男性の拳よりも大きなものです。花弁がこれ以上開くとグロテスクになるので、ギリギリセーフの一枚でした。

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2024年4月20日(引き続き)春爛漫

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 先週、「桜が咲き始めてから季節は一段とアクセルを踏み込み今日は春爛漫、来週は晩春に突入の勢いです」と書きましたが、季節はまさにその通り進行し、今日は蘭春から晩春へと移りゆく境目辺りの様相でした。



 白山谷戸で田起こしが始まりました。ここは小さかった区画を冬の間に大きくした田んぼですので、トラクターでの作業も随分楽になったことと思います。



 錨草(イカリソウ。メギ科イカリソウ属)。先週はなるせの森の比較的日当たりの良い場所で咲いていたものを覧いただきましたが、今日の錨草はすみよしの森の林縁部で咲いていたものです。



 一重の桜は葉桜となってしまいましたが、今日は八重桜が満開、見頃となっておりました。



 試験管を洗うブラシのような上溝桜(ウワミズザクラ)が満開の時を迎えておりました。



 都県境の尾根道脇の樹下で、今年も金蘭(キンラン)が咲き始めておりました。金蘭は雑木林の土中の菌と共生しており、その環境でなければ生きていくことができない植物です。もし金蘭を見つけても心に留め、写真に収めることで楽しんでいただければ幸いです。

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2024年4月13日 春爛漫

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 桜が咲き始めてから季節は一段とアクセルを踏み込み今日は春爛漫、来週は晩春に突入の勢いです。



 常緑樹の濃緑と芽生えたばかりの落葉樹の薄緑のコントラストが超絶妙。



 ひと枝にたくさんの花を見事に咲かせた木蓮。



 民家の植栽の下の薄暗がりの中でひっそりと咲く射干(しゃが。著莪、胡蝶花とも。アヤメ科アヤメ属)



 絶好調の紫花菜。菜の花は種によってはそろそろ終わりに近づいているようです。



 今年も会えた、会えて良かった錨草(イカリソウ。メギ科イカリソウ属)。



 おまけの一枚。すっかり暖かく(本日は初半袖)なりましたので、森のカフェレストラン「郷秋<Gauche>亭」は秋までお休みで今日から7飯。食後も珈琲から野点の抹茶となりました。ちなみに本日の茶菓は黄身しぐれ。茶席ご所望の方、毎回1名様限定でお受けいたしますので事前予約をお願いいたします(^^)

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2024年4月6日 春本番

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 例年よりも一週間ほど遅れましたが、恩田の森でも染井吉野、山桜の開花が始まりいよいよ春本番に突入。ここから季節の移ろいはグンとスピードを上げ晩春、そして五月へと向かっていきます。

 まずは恩田の森の桜たちをご覧いただきましょう。















 絞りきれずに桜だけで7点になってしまいました。春本番となった森の他の写真は、漫文(駄文とも云う)と共にblogの方に順次掲載いたしますのでご覧いただければ幸いです。
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