井草八幡宮の本殿前にある、1本の松。
なんと、源頼朝が自らの手で植えたらしい。
なんでも、この井草八幡宮はもともと春日社をお祀りしていたけど
源頼朝が奥州の藤原氏征伐の途次、戦勝を祈願して以来
八幡大神を主祭神とするようになった。
で、奥州平定後、源頼朝公が報賽のため手植えしたと言われるのが
この松で、もともとは雌雄二本植えられていて
雌松(赤松)は明治初年に枯れ、都の天然記念物だった雄松(黒松)は
昭和四十七年に強風で大枝が折れ、翌年には残念ながら枯れてしまった。
現在の松は、二代目で、雄松を挿し木?したものらしいね。
このお社は、縄文期から人々が生活していた此の地に祀られていて
歴史に名を残す、源頼朝が植えた松がここにある。
なんか不思議な感じがするよ。
この大きな時の流れを考えると、人間一人ってちっぽけだなぁー。
そんな人間の悩みなんて、もっとちっぽけだーー。笑