おじょうのフォト日記

写真と日々の記録

山椒

2009-06-25 13:00:19 | 料理
青山椒
先日のホタル祭りが開催されていた道の駅で売られていた。


翌日。
興味でついつい買ってしまったものの、食べるまでに結構手間が掛かる。



ぶどうの房のように付いている実をひとつひとつ摘み、柄の部分を取る。
チマチマ肩が凝る上に、手はもちろん部屋中が山椒の匂い。
ジャムを煮るときもそうだが、いい匂いを通り越すくらい強烈。

↓キレイになった






ただ、この匂いは私にとっては懐かしかった。

「アゲハチョウの幼虫の匂いがする。」
主人には理解してもらえず・・・・。



子供の頃、近所の道端や他所のお庭に生えているミカン、サンショウ、カラタチの葉(つまりはミカン科の植物)を毎日のように観察し、
アゲハチョウの幼虫が居たら、エサ用の葉も共に取って持って帰った。
青臭い匂いが幼虫の匂いに近い気がしたけれど、エサで摘んできた山椒の匂いが記憶されているのかもしれない。



虫かごから逃げ出さないようにしてあるつもりでも、サナギになる頃に虫かごから行方不明になり、
気がつくと部屋の柱やテレビのブラウン管でもサナギになっていた。

虫嫌いの母が、よく我慢したなと今更ながら思う。
娘が学校に行っている間に羽化したら、部屋で蝶が飛んでいたわけだよな。
部屋の何処かに幼虫が這っているかもしれない。
私が母の立場だったら我慢できなかったかも。



ただ、不思議なのが、飼った幼虫から羽化した蝶は羽の奇形が多かった気がする。
やっぱり、自然界から捕ってはイケナイな。