状況はどんどん変わっていく。ギャスケルのもとには7名の貴族が招かれてDを斃すために動き出す。それぞれとても強い。輸送屋達とロザリアは捕らえられ、Dも動けなくなる。なんかよく分からないがダンピールに特有の昏睡状態の症状だそうです。でも、敵の一人だったレディ・アンという少女のような貴族がなぜかDを守っていこうとする。そして左手も…。そして残り10ページを切ったあたりで、太古の宗教の十字架が貴族を打ち倒し、そしてついにDは復活。これまでのレディ・アンの献身にもDは一言も無く去っていく。続きがあるようです。
シリーズ第3弾は上下巻構成だ。これはその上巻。前作で別の道を歩むと決めた小鳩と小佐内は、それぞれ別の異性と付き合うようになった。それで、小鳩パートと小佐内の相手である瓜野パートが交互に進む。小鳩パートはなんか、どうでもいいような話が続き、瓜野パートは放火事件を追って校内新聞に掲載を巡って、まあまあ緊迫した感じ。そして、この上巻の最後で、小鳩がついに動き出す。いったい何が起こっているのか。ともかく、下巻も楽しみですね。