自治会も大変だ。。。

４月は新しい始まりを予感させるワクワクとした季節でもありますが、

新しい役を決めるという憂鬱な時期でもあります。

先日は小学校の役員決め、幼稚園の役員きめ、そして、今度は自治会の役員きめ。


私、今年、町内の組長になったんです。。。

先日は自治会の役員選びがあり、それはもう言葉に出すのも恐ろしいほど冷えた空気が満ち満ちていた集まりとなりました。


各組長の中から自治会長を選出するのですが、もちろん、今の時代、誰もなり手がいない。

昔はね、なりたい人がなっていたんですよ。

１０年も同じ人が会長していた時期もありました。

今は町内も老人が２／３を占めていて、小さなコミュニティの中にも少子化の危機を感じちゃいます。

んで、若い人はというと、やっぱり仕事や育児に忙しくて会長や役員になりたいという人なんて皆無。

立候補する人なんていないので、一人ひとりに「無理の理由」を聞いてまわるのですが、

「経済的に無理」「持病があるので無理」「住んでいないので無理」…それぞれ理由を述べて免除されていきます。

みなさん、自治会長にはなりたくないので、奥様ばかりの出席です。

「主人は忙しくて、ほとんどうちにはいないの」

「今は海外出張中で…」

「私は主人を亡くしているので…」

「単身赴任中なので…（私だ!!）」

沈黙の時間が流れるだけの会長選出。

そんな中、「私でよければ」と手をあげてくれた人が一人。

とたんに空気が和む自治会室。

とたんにおしゃべりしだす奥様たち。

勇気ある人に感謝しつつ、ホッとしてしまう私。

あ～いやだ。こんな自分が嫌だ。

せめて、組長の仕事だけはちゃんとやろうと心に決めた組長会でした。


それにしても、我が自治会も世代交代や引越しなどで１組の軒数が以前とは大きく変動している。

うちの組は５軒で１組。他の組は２０軒で１組。

５年に一度回ってくる組長と２０年に一度回ってくる組長が同じとは何だかな～と思っちゃいます。

一応、少数組との合併を提案してみたのですが、うまくいくかな～。


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