今日、整理収納アドバイザー1級の友人にお部屋の片づけについてアドバイスをいただきました。
毎日、どろぼうが入ったような子供部屋を目にして「片付けなさい」と叫んだり、
子供たちが「忘れ物した。。。でも、○○が見つからない」というのを耳にするたび、
どうにかならんものかい…と思っていた私。
そんな時、友人が助け舟を出してくれました。
「まずは、ぜんぶ床に広げてみること」と友人。
え!? この散らかし放題の机の上のものをですか????
「そう。全部」
言われた通りにし、すべてを一つひとつ手にとって、
「いるもの」「いらないもの」「子供たちに判断してもらうもの」に仕分け。
この作業、一見単純なのだけど、とても精神的&肉体的に疲労します。
つい、子供がかいたかわいい落書きをみつけて
「あ、こんな可愛い絵かいてる~♪」と思い出に浸ってしまう私。
プロの友人はそんな私の脱線を見逃しません。
「あかん。あかん。脱線すると判断が鈍るし、時間もロスするよ」
そっか。ついつい片付ける時、脱線しがちになってしまうのだけど、これが片付けに時間がかかり、途中で飽きさせる理由だったのね~。
黙々と作業を続け、ランチタイムが過ぎ、いつの間にかおやつタイムに突入。
ゴミ袋はあっという間に満タンになり、机の上はスッキリ!!
床の上には子供に判断させる塊と、子供に必要だと思われるものの塊のふたつだけに。
ちなみに、ほんとうは作業中とか写真を撮影すればよかったのですが、撮影するのを忘れてしまいました。
それほど、無我夢中でやっていたということ。
それでもまだまだ片付ける場所は完璧ではなく、やり残しも多々。
「これ、一軒家を手掛けるとなるとすごいことになるね」
「そやろ~。一人ひとりの心とも向き合わなきゃならないから、とても時間をかけてするねん」
なるほど~。
片付けと一言で言ってしまうと誰でもできると思ってしまいがちですが、
整理収納はとても奥深い。
ましてや、断捨離となると、もう自分の心に問いかけながらしなくちゃならないから、とてつもなくしんどい。
ほんとうはこんなしんどい思いをしないために、まずは「入る」ことを断つことから始めなくてはならないのだけどね。
友人が素敵な言葉を残してくれました。
「まずは、いる、いらないで判断して。それでも決められない時は使う・使わない。それでも判断に迷う時は“好きか嫌い”で決めてみて」
なるほど~♪
いる?いらない?を決めるのは難しくても、好き嫌いなら簡単そうです。インスピレーションだからね。
で、日ごろから気にいってない鍋を手にして
「これさ、使い勝手はいいんだけど、柄が気に入らないの。こういう場合は?」と聞いてみると
「そういう時は、買い物する時にこの使い勝手と同じで、好きなテイストの鍋が見つかるまで使うの。素敵な鍋が見つかったら、その時になってから処分したらいいよ」
目からうろこ!!
なるほど~。これなら自分にも納得がいきます。
使いこんで、役目を果たした鍋に心おきなく「さようなら」ができ、新しい鍋にバトンタッチができそうです。
いやぁ、ほんとに勉強になりました。
ありがとう☆