裸のヤコブ

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【あ】ゴミステーション・ブルース

2009年06月25日 | ある日の戯言

ある日、帰宅すると玄関にゴミ袋が。
なんだか知らないけど、いつもと違う雰囲気。
聞くと、札幌市のゴミの分別・回収方法が変わるらしく
この翌日が方法が変わる前の最後の燃えないゴミを出す日らしく
物置の中もしっかりと整理して入らないと思われるものは
すべて捨ててしまうとのこと。
中には嫁が子供の頃から使って
それが娘に渡っていたいた、壊れたおもちゃのキーボードだとか
ほとんど履かなくなった靴だとかがビニール入っています。


(自転車は違います。買ったばかりですし。)


へ~、そんなに変わるんだと思ったら
案の定、7月1日から「ゴミ回収の有料化」が始まるらしいのです。





「どこの家も明日はすごいゴミの量だと思うよ」という嫁の予言通り
我が家が昔からの住宅街にあるということも関係しているでしょうが
家のどこかに眠っていたものが
すべてのゴミステーションを埋め尽くしていたのです。
朝、車を運転しながら
「こりゃ宝の山だなぁ」
「見つけたら絶対欲しくなるものとかありそう」
と思っていました。




噂では使っていないカーペットを見つけたママ友もいるようです。
仕事がなければ私もゴミステーション巡りをしたかったですよ。


でも
この日が来るのがわかっていたのなら
何日か前に町内会なんかが企画して
大リサイクル大会なんかを行えばよかったんじゃないでしょうか。
しかも無料で。
『いらないものを持って公民館集合!』みたいに。
そんな活動がECOにつながるんじゃないでしょうかねぇ。

本当に必要かどうか考えずにものを買ってしまう習慣は
なかなか抜けられるものではありません。
(私は熟考してから買いますが)
有料化になったとしても
何年か後にはきっと物置や部屋の中は同じようになっているはずです。


せっかくものを買うのなら
「一生使えるもの」を
「流行に左右されないもの」を
「丈夫なもの」を
買う時代なんじゃないでしょうかねぇ。
そういう呼びかけも企業の足を引っ張ってしまうから
「市」という公的機関ではできないもんなんでしょうかねぇ。

ECOと資本主義。
ゴミ以上に難しい問題です。









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