裸のヤコブ

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【あ】 EQUECCO人形の神秘

2011年05月08日 | ある日の戯言

 


みなさんはEQUECCO(またはEKEKO)人形というものをご存知でしょうか。 

(エケッコ=アイマラ語で「こびと」)

実は、つい2ヶ月ほど前 

そこまで大きな別れではないのですが 

仲良くしていた後輩とお別れすることになり 

その時に後輩が下のHPのコピーとともに更に幸せに暮らせるようにとプレゼントしてくれたのが 

IyahkieとEQUECCO人形との出会いだったのです。 

ですから、Iyahkie自身も知り合ってからまだ数ヶ月、といったところです。 

 

《以下、コピーされた紙にあった文章です》

「エケコ人形」は、ペルーやボリビアのアンデス高地の原住民の間で福の神として大事にされている人形です。 口ひげをはやして愛想よく笑っているこの人形の肩には、家!、車、テレビ、牛、壷、穀物袋、とうもろこし、ジャガイモなど、たくさんの物を背負っています。 身体には現地の通貨の紙幣のほか米ドル紙幣(それもかなり高額の)までぶら下げています。 これらはすべて富の象徴であったり、理想とするステイタスシンボルとされています。   エケコ人形は色々なものを背負わされていますが、現地の人たちは、さらに自分がほしいと思うもののミニチュアを付けて、 この冨やステイタスシンボルを手に入れられるよう熱心にお願いします。  

 「エケッコ」あるいは「エケコ」というのはアンデス高地にある「チチカカ湖」周辺のアイマラ族の神様が元になっていると伝えられています。 それが白人や混血の人の姿に変わっていき、いつしか富の象徴であるたくさんの物やお金を担いだ姿となって、人々の望みをかなえてくれると信じられるようになりました。   また、ボリビアではこの人形をもっていたおかげで生き延びることができたという伝説のもとに、毎年1月24日を、ラパスでの「エケコ市」の初日とされているようです。 このラパスでの「エケコ市」の正午にエケッコ人形にぶらさげるミニチュアを買い、聖職者に聖水を振りかけてもらうと縁起が良いとされています。 この市は2週間も続けて行われます。 

「エケッコ人形」は自分で買うよりも誰かからプレゼントしてもらったほうがよいとか、火曜日と金曜日にはタバコをくわえさせてあげるとお客様を招いてくれるなど、より幸運を招くためのいわれがあります。  *1 商品には本物の紙幣は付属しません(写真のような模造品が付属します)。   *2 火曜日と金曜日というのは特別に霊的な意味がある曜日とされているようです。   *3 タバコは「マルボロメンソール」がお気に入りだとか。由来はわかりません。 

以上ここより引用(下線は筆者)。 

 

 

  不思議な人形が奇跡を起こした。北海道に住む直沙さんは6年前、南米エクアドルに青年海外協力隊として派遣され、山間にある小学校で教師をしていた。環境になれ子供たちとも仲良くなり、充実した日々を送っていた彼女。しかしプライベートで一つ気がかかりなことが。エクアドルに来る前から交際していた彼に、浮気の噂…。彼女は一時帰国したときに彼に別れを告げてしまった。

   別れたことに後悔はしていないが、もう28歳。そろそろ結婚したい年齢。 2年間の派遣の任期も残り少なくなったころ、南米のボリビアへ旅に出た。ボリビア最大の都市ラパスで友達へのお土産を探していた時、彼女は不思議な人形と出会う。それはサガルナガ通りにある土産物店で見つけた、首から色々なものをぶら下げた奇妙な「エケコ人形」。幸せを運んできてくれると信じられていて、週に2回、人形にタバコを吸わせると、願いが叶うと言われている。半信半疑で人形を購入し、部屋に飾った彼女に、運命のメールが届く!!

   メール送り主は、青年協力隊の研修で知り合った、英伸さんという2歳年下の男性。ちょっと弱気で自信を持てないタイプの英伸さんを、直沙さんがいつも励ましていた。その彼からのメールの内容は、帰国する日に空港で会わないかというもの。ところが彼の搭乗便を聞き忘れてしまい、当日どうやって合えばと困っていると、いきなりインフォメーションカウンターから呼び出しが・・・。カウンターへ行ってみると、2年前より少したくましくなった彼の姿が・・・。
久しぶりの再会を喜んだが、彼の住む場所は広島、直沙さんは函館だった。お互い日本での新たな生活を始め、直沙さんも教職につくために準備を始めた。すると、しばらくして彼女の人生を変える一本の電話が!

   電話の相手は英伸さん。「付き合ってくれないか」と告白の電話だった。実は彼、研修中からアネゴ肌の直沙さんに、惹かれていたのだが、直沙さんに付き合っている男性がいたので、打ち明けられずにいた。告白はうれしかったが、遠距離恋愛はこりごりだった直沙さんは、「函館まで出てきてくれたら付き合ってもいいよ」と彼に告げた。すると彼は函館で生活する決心をし、2日後、本当に函館までやってきた。この日から2人は交際を開始。不思議な「エケコ人形」の力に見守られながら、2007年2人は入籍。翌年には素敵な結婚式を挙げ、現在も幸せに暮らしている。 

 

以上ここより引用 

 

その時、後輩にもらったのがこの人形(TOP画像&下)なのです。 

 

足元にしっかりとタバコ(マルボロメンソール)がおかれているのがおわかりいただけるでしょうか。 

プレゼントされて以来、しっかりと火曜日と金曜日にくわえてもらっています。 

 

 

さて、話は飛んで 

今日の夕食のときのこと。

今晩は我が家の人気メニューであるスープカレーのお店の中でも

娘も大好き、夫婦も大好きなお店「らっきょ大サーカス」でお腹も心も満たしたのですが・・・

ここには昔から大きなEQUECCO人形が2名

お会計のカウンターにならんで立っていたのです。

EQUECCO人形の写真を撮るのが趣味になっていて

今日はここの大きな二人を撮影しようとしていた嫁が

食後に颯爽とカウンターへ向かうと

残念ながらその二人はどこにも見当たらないのです。

 

事情を説明すると、「今は2階に置いてあるんですけど、今持ってきますね」と

かなり忙しい状態の中、その二人を持ってきてくれたのです・・・とても不思議なお話とともに。

 

その話とは

 

ある日、お店で働く男性スタッフが

何の気無しにEQUECCO人形がくわえていた煙草を口から抜き、自分で吸ったのだそうです。

するとどうでしょう。

その日、そのスタッフが通勤に使っていた自転車が店の前から盗まれてしまったのだそうです。

しかし、話はそこで終わりませんでした。

タバコを奪ってしまったことを反省したそのスタッフは

翌日以降、常にタバコをお供え(?)するようになったそうなのです。

するとどうでしょう。

しばらくすると、店の前でその自転車に乗っている少年を見つけ

無事、自転車を取り戻すことができたそうなのです。

そしてスタッフは、「このEQUECCO人形は本物だ」と思ったそうです。

 

 

そのカウンターにいた二人とは彼らです。(クリックすると大きくなります)

   

(↑うちのと違って超外国人顔なんですけど・・・)

 

みなさんはどう思われましたか?

「すごい偶然ってあるものだね」と片付けるのは簡単です。

でもIyahkieは「これからもタバコは欠かさずあげなくては」と思ったのでありました。

んでもってギターや太鼓のミニチュアを首にぶら下げなくては、と。

 

そして帰りの車の中・・・・

娘がふと「エケッコ人形をたくさん買って、東北の大変な人たちに送ってあげれば良いのに」と口にしたのです。

それを聞いて、「ああ、大人の頭は固いなぁ」と思ったのでありました。

 

 

 

 

ここにこんなEQUECCO人形があるよ

 

という情報がありましたら、コメントからどしどし情報をお寄せ下さい。