昨年5月5日、府中市中央図書館の「大賀蓮開花プロジェクト」と軌を一にするために、1995年に当池で採取した果実3粒の発芽処理をしました。写真は発芽処理(ヤスリで果皮を削る)をして24時間後のようすです。左端は処理をしていない果実。3粒とも3日後の9日に発芽し順調に育ち、5月20 日に1粒、同22日に2粒を土の入った容器に植え替えました。容器の大きさは、5月20日の分は60cm×40cm、土の深さが20cm、22日の分は直径19cm、深さ8cmでした。土は田のものを使い、肥料はやっていません。小容器の一つは途中で水が枯れて枯死。
今年3月23日に容器から蓮根を掘り出しましたので、それらの写真をアップしておきます。両者は大きさの比較のためにスケールをあわせています。ほぼ大きさの種子ながら、容器の大きさ土の量によってその成長の度合いにずいぶんと差が出ています。