京都府京都市右京区花園妙心寺町に妙心寺があります。
退蔵院(たいぞういん)は妙心寺の塔頭で、越前の豪族の波多野出雲守重通により応永11年(1404)に建立されました。慶長7年(1602)に建てられた本堂は間口16.9m、奥行10.9m、単層、入母屋造り、こけら葺きで、昭和42年(1967)に国の重要文化財に指定されています。正面室中中央に桟唐戸を装置しないで仏間背面に長5畳の眠蔵をつくっている古式の形式です。
退蔵院の寺宝で国宝の「瓢鮎図(ひょうねんず)」は室町時代の画僧・如拙(じょせつ)の筆です。将軍足利義持の命で座頭屏風として描いたもので室町時代の代表的絵画です。ひょうたんでなまずを押さえるという禅の公案(試験問題)を絵にあらわしたものです。他にも「花園天皇宸翰」(国重文)、「後奈良天皇宸翰」(国重文)などを所蔵しています。
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